春風駘蕩

春風駘蕩

ワタシの目標とする言葉。

中国の、ある首席の座右の銘だったらしい。

その人の功罪は知らず、その人が中国数億人のトップになった事を知るだけ。


春風駘蕩・・・春の風がのどかに吹く様子。転じて、人の態度や性格がのんびりとして、温和な様子。

人は自分に無い物を求める。

となると私の性格は推して知るべし。


さて、もっと考えてみよう。

さて、その某首席はどうであったか。

彼も自分に無い物を求めていたのではないのか。

数億の人民のトップに立つのに「春風駘蕩」じゃ絶対に無理だ。


八面六臂、獅子奮迅、唯我独尊、悪戦苦闘、虎視眈々、七転八倒、深謀遠慮、苦心惨憺、虚々実々、権謀術数、魑魅魍魎の格闘が有ったに違いない。

「春風駘蕩」で出世するとは思えない。

出世した後の「春風駘蕩」余裕の言葉なんだろうね。


松下幸之助の偉そうな綺麗事の本と似ている。

金と地位を手に入れたら名誉が欲しくなるらしい。


さて、私は出世しているだろうか・・・出世したいのだろうか・・・

絶対に否と断言する。

となると、私は何を求めている。


桜の木の下で(桜の木じゃなくても良いんだけど)、春風に吹かれながら酒を飲み、談笑する。

そこに人が集まってくる(出来れば若いオネーチャンも)

そんな所なのだろう。


ただの面白いジッチャンである。

それでも良いと思っている。

いや、それが良いと思っている。

やっぱり、ただのホラ吹きナマケモノのようだ。




  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る