第5話時をかける森永探偵事務所

 皆さんこんばんは、夏目漱一郎です。今日はこれといって何も用意していないのですよ。だったら書くんじゃね~よ!と言われそうですが、これといって書くネタが無い時になんとか話題を捻り出してそれなりの文字数の話にまとめるというのは意外と執筆の練習になるのです。とにかくどんな時でも、文章を書くという行為は後々何かしら執筆の役に立つという事を覚えておいた方が良いでしょう。


 さて、最近(最近というかずっと前からですが)『異世界ファンタジー』というジャンルの人気はとどまる所を知りませんね。もう、くらいの勢いでみんなが異世界ファンタジーの小説を書いています。

カクヨムではこんなにたくさん異世界ファンタジー作品が溢れているのに、実は僕の作品の中には異世界ファンタジーの作品が一つもないのですよ。

 んだよっ!なんて言わないで下さい。これにはちゃんとした理由があるのです。


 異世界ファンタジーって、主人公が一回死にますよね。トラックにかれるのが定番ですが、その他にもビルから転落したり強盗事件に巻き込まれて犯人にナイフで刺されるなんてのもあるでしょう。その結果異世界へと転生して、転生した先で魔王を倒したり王子様と恋に堕ちたりと、その世界でハッピーエンドを迎えるのだと思います。まあ、おおまかにそういうストーリーの物語だとして…僕が言いたいのは、という事です。だって、訳ですよ?これってバッドエンドじゃないですか?現世には友達だっているだろうし恋人だっているかもしれない。結婚していれば、配偶者や子供だっているかもです。

 『帰ってくるまでが遠足』なんです。現世に帰れないという設定は、僕にはどうしてもストーリーの欠陥にしか思えないんですよね。そんな不自由な設定を当てはめて無理にファンタジーにしなくても、SFにしたほうが全然楽に書けると思うんですよ。タイムマシンで過去のヨーロッパあたりに行けば、王国貴族の世界に行けるし未来へ行ってVRを付ければバーチャルで魔法だろうがなんだろうが使い放題です。しかも、散々活躍した後で現代へと戻れる確約付きです。こんなに便利なジャンルがあるのにどうしてみんな異世界ファンタジーに流れるのでしょう。

 連載中の異世界ファンタジーで百話とか二百話の作品をよく見かけます。あれってもしかしたら訳ではないですよね。現世に戻れないタイプのハッピーエンドっていったいどんな終わり方なんでしょうね。ちょっと興味があります。


 ところで今回の第五話ですが、タイトルがチャリパイシリーズのタイトルになっているんです。まさに今回のエッセイのテーマにピッタリのSF作品になっています。今回のチャリパイの相手は、人類が開発したAIのコンピューター【mother】が率いる機械軍団です。人間のあらゆる作業を効率化しサポートするために開発された【mother】は、日々アップデートを重ねるうちに世界にとって一番効率的な方法は自分自身が人類を制圧しこの世界を運営する事であるとの結論に達し、その事がきっかけで人類と機械軍との戦争が勃発しました。チャリパイは、西暦2100年の未来で暮らす『凪』の手引きにより未来へと時空を超え、未来の瀬川博士が開発した『バーチャルRPGシステム』という機械を使って【mother】の機械軍団との闘いに挑む!

【チャリパイEp9~時をかける森永探偵事務所~】

https://kakuyomu.jp/works/16818093073442769583

結局は作品の宣伝になってしまいましたが、この作品結構お薦めです。


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