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  • 第2話 藤への応援コメント

    方角企画より拝読。
    読んだ印象は「物語の全体的な印象よりもなんだか西を強く感じる」でした。直感的な感想です。
    お話自体は一定のまとまりがあって北向きの骨格を持ってるんですけど、それより西向き作品特有の引っかかりをなんだかすごく感じた気がします。悪い印象ではないです。
    単純に、私個人のアンテナの都合で、そういう要素を受け取りやすかっただけかもしれません。ただもしかしたら、自己申告北北西相応になるように物語を収まりよく書いていく中で、そこに収まりきらない強い心のエネルギーが本当はあって、それが漏れ出ているからそんな印象になったのかな、と推測しました。
    単なる印象です。まったくそんなことはないのかもしれません。
    ただもし、この作品に桜庭さん自身の叫びのようなものが含まれているのだとしたら、私はそれを受け取りたいなと感じました。

    作者からの返信

    コメントとお星さま&レビューをありがとうございます。

    >読んだ印象は「物語の全体的な印象よりもなんだか西を強く感じる」でした。直感的な感想です。

    ほう。
    10代の頃のわたしと一緒にいたと言いますか、そばにいて、
    わたしが書いた感じと言いますか、
    主人公とわたしは別の人なのですけど(わたしは30代まで、怒りは感じていませんでしたし)
    主人公の行動は、わたしならこう動くな、と思う行動ではあるのです。
    大人になってからなのですが、雨の中、桜を見て泣いたとか、
    そういう綺麗な過去があり、
    幼い頃から泣くことは好きなので、
    問題だとは思いませんし、
    神社のそばの桜を見て泣きながら、
    冷静なわたしが、「ドラマみたい」と言いながら観察をしていましたし、
    そういう綺麗な思い出が、この作品を作ってもいると思うのです。
    あの時は絵的に、綺麗だと感じていましたからね。

    そういう、自分の体験や、自分ならこう動く、主人公と似ているな、
    違うところもあるけれど、という想いが、
    西を強く感じさせたのかもしれません。

    >お話自体は一定のまとまりがあって北向きの骨格を持ってるんですけど、それより西向き作品特有の引っかかりをなんだかすごく感じた気がします。悪い印象ではないです。
    単純に、私個人のアンテナの都合で、そういう要素を受け取りやすかっただけかもしれません。ただもしかしたら、自己申告北北西相応になるように物語を収まりよく書いていく中で、そこに収まりきらない強い心のエネルギーが本当はあって、それが漏れ出ているからそんな印象になったのかな、と推測しました。

    そうですね。
    強いエネルギーはあるのです。今回は特に、自分色で書きましたし、
    10代の自分がそばにいましたので、
    溢れているはずなのです。

    でも、基本的にいつも通り(今回の企画はたくさん遊びましたが、その前の企画やフィン感では、いつも北北西でしたから、その、いつも通り)
    わたしらしく書いたつもりなので、
    北北西だよね、と思うのであります。

    >単なる印象です。まったくそんなことはないのかもしれません。
    ただもし、この作品に桜庭さん自身の叫びのようなものが含まれているのだとしたら、私はそれを受け取りたいなと感じました。

    心の中でよく、叫んでいるのは、だいぶ幼いわたしで(インナーチャイルド)、
    叫んでいるのは確かなのですが(毎日のように向き合って、受容するようにはしています)、
    叫べない、わたしの方が、救いが必要と言いますか、
    自分の気持ちを素直に言える子(3歳とか、5歳ぐらい)は、受けとめてあげやすいのですけれど、
    自分の気持ちがわからないと言いますか、
    10代の頃って、無表情で、自分の気持ちがわからない感じの子でもありましたから、
    叫ぶ、まではいかなくて、
    でもきっと、心の奥では泣いていて、
    でも、言葉にはできない何かがあって、
    そのわたしを癒すため、救うための作品ではあったのかなとは思うのです。

    その、10代の頃のわたしの叫びを、受け取ってくださったのでしたら、ありがたいなぁと思います。感謝しています。

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    第2話 藤への応援コメント

    追記:仰る通り、北北西を書き間違えておりました。申し訳ありません。大変失礼いたしました。
    企画から失礼いたします。

    子供の頃は、学校が全てに思えてしまうんですよね。だからこそ、辛いことがあると本当に苦しくなってしまうわけで。おばあさんの言葉で、柚葉が前を向けて良かったです。

    >「あるがまま……私は私であれば、それでいいということですね」

    これまで、全てをリサの好みに合わせていた柚葉ですが、柚葉自身が本当に好きな髪型や本当に好きな色を見つけて、そして新しい友達ができたら良いですね。そう強く思いました。

    方角は北北西のことですが、私もそのように感じました。

    作者からの返信

    コメントとお星さまをありがとうございます。

    そうですね。
    学校以外に、習い事とか、ネットとか、仲良しの親戚がいるとかあれば、もう少し世界が広がったのかもしれないのですが、
    柚葉はリサがすべてで、彼女が正しいのだと、そう思い込んでいたのです。
    私が昔、そういうタイプだったで、思い込みが激しかったので、似た感じの子になりました。

    >これまで、全てをリサの好みに合わせていた柚葉ですが、柚葉自身が本当に好きな髪型や本当に好きな色を見つけて、そして新しい友達ができたら良いですね。そう強く思いました。

    そうですね。

    自分とは何か、まだよく分からないかもしれませんが、学生の頃って、分からなくて当たり前だと思いますし、
    少しずつ、自分を知っていって、自分らしく生きていれば、
    自然と、似た感じの子が、集まって来るんじゃないかな?
    と思います。

    >方角は北北西のことですが、私もそのように感じました。

    同じですね。お言葉をありがとうございます。

    編集済
  • 第2話 藤への応援コメント

    しっとりした作品ですね。桜庭さんが描く思春期の子は等身大な感じで、共感できるところがたくさんあります。友達付き合いムズカシイヨネ……。柚葉ちゃんに合う新しい友だちが出来たらいいなと思いました。
    方角は北北西かな? 読みやすかったです。

    作者からの返信

    コメントとお星さまをありがとうございます。

    はい、しっとりとしたお話ですよ。リアルな感じの現代ドラマです。
    等身大な感じですか。よかったです。
    共感してくださって嬉しいです。

    普通の子を書こうとしたら、なんかねぇ、昔の私みたいに、やっとできた友達に執着していて、依存している気がして、大丈夫かな? と思いました。
    まあ、若いので大丈夫かな。

    そうですね。
    柚葉ちゃんに合う子がいるはずです。
    自分らしく生きていたら、自然と誰かが話しかけてくれるはずさ。

    友達付き合いはね。私、人との距離感がよく分からないからね。
    カクヨムのおかげで、成長しているようには思いますが、難しいわね。

    方角は、そうですね。私も北北西だと思います。
    読みやすかったですか。それはよかったです。

    編集済
  • 第2話 藤への応援コメント

    はじめまして。方角企画から来ました。

    学校は小さな世界、というのは、私も昔言われたことのある言葉ですが(当時は半不登校みたいな状態になっていました)、当事者である子供のうちはなかなかわからないのですよね……大人からはよくわかることなのですけども。
    学校以外の居場所があれば楽になれる子供、多くいるのは確かなので、救いや受け皿になるようなところが世に増えればいいなあと願います。


    一点、指摘といいますか違和感があったところですが

    > その顔にも声にも言葉にも、両耳で輝く金色のピアスにも、豹柄ワンピースにも、香水なのか刺激的な匂いにも怒りを感じた私は、反抗期なのかもしれない。

    この一文だけ、なんだか浮き上がったように冷静で大人びた雰囲気を感じました。
    他のところは中学生の心からそのまま出てきたような、感情の色のついた子供らしい文ですが、ここの一文だけ、自分のことを遠くから冷静に見ているような感じを受けました。


    方角は北西のように感じました。
    北要素=わかりやすいストーリー展開がありつつ、西要素=感情の素直な発露が共に入っているように思われましたので。

    作者からの返信

    コメントをありがとうございます。

    方角は北西ですか。
    考えてくださって、ありがとうございます。

    いつも、北北西になるので、今回は、いろいろな方角を意識して企画に参加させてみたのですが、
    五作目のこの作品は、北北西になるだろうなと、
    元々のわたしらしい作品を書いてみたと言いますか、
    あまり、現代ドラマは書きませんし、しっとりとした話も自分らしいとは思うのですが、
    書くことができなかったので、
    今回、挑戦してみたのです。

    >学校は小さな世界、というのは、私も昔言われたことのある言葉ですが(当時は半不登校みたいな状態になっていました)、当事者である子供のうちはなかなかわからないのですよね……大人からはよくわかることなのですけども。
    学校以外の居場所があれば楽になれる子供、多くいるのは確かなので、救いや受け皿になるようなところが世に増えればいいなあと願います。

    そうなのですね。

    私もよく休んだり、学校に行っても保健室や職員室に行ったり、
    人がたくさんいる場所が苦手だったので(体調が悪くなっていたので)、つらい時はよく逃げていました。

    不登校という言葉がなかった時代と言いますか、
    不良が多い学校だったりしたので、
    授業に出ない人は多く、出ても、お菓子を食べたり漫画を読んでたりする子が多くて、
    自分が休んだりすることを、
    あまり問題だとは思っていませんでした。

    そうですね。学校にも家にも居場所がないと思い込んでいたので、
    何処かに居場所があればと思います。
    私は空想することが救いで、生きがいだったので、
    本を読んだり、詩や物語を書いていました。

    >一点、指摘といいますか違和感があったところですが

    > その顔にも声にも言葉にも、両耳で輝く金色のピアスにも、豹柄ワンピースにも、香水なのか刺激的な匂いにも怒りを感じた私は、反抗期なのかもしれない。

    >この一文だけ、なんだか浮き上がったように冷静で大人びた雰囲気を感じました。
    他のところは中学生の心からそのまま出てきたような、感情の色のついた子供らしい文ですが、ここの一文だけ、自分のことを遠くから冷静に見ているような感じを受けました。

    そうですか。

    5000字以下なので、できるだけ短い文章で書こうと思い、
    まとめてみたせいなのかもしれませんね。
    何かアイデアが浮かんだら、推敲しようと思います。

    追記

    少し変えてみました。

    編集済
  • 第2話 藤への応援コメント

    ふとしたきっかけで、築いてきた関係が崩れることってありますよね。
    けど突然避けられても受け入れられませんし、理由も分からなかったら納得できませんよね。

    けど、おばあさんの言葉で前向きな気持ちになれて良かったです。
    この先また気持ちが沈んだり、苦しくなったりすることもあるかもしれません。
    そのときはまたおばあさんの言葉を思い出して、前に進んでいけますように。

    作者からの返信

    コメントとお星さまをありがとうございます。

    そうですね。
    まあ、リサの場合、本当の親友というわけではなかったような気がします。
    柚葉はリサに執着、依存していましたが、
    リサが柚葉のことを本当に大事にしていたようには、思いませんし。

    おばあさんは初対面ですし、思春期の子が相手なので、
    やわらかい感じでお話しました。

    柚葉はリサが嫌っていた公園に行き、藤を見たことで、
    今までのリサに好かれるための世界から、
    自分で決めて行動する世界に行くことができました。
    おばあさんとの出会いは、だからこその出会いで。

    素直な感情を出して泣くこと、素直な気持ちを人に話すこと、
    そしてその想いを否定されないことで、
    その体験が、柚葉の人生にとって価値のあるものだと思います。

    いつか、未来で思い出すのは、藤の花と、泣いた感情と、なんかおばあさんに会ったな、というだけかもしれません。
    言葉も覚えているかもしれません。

    生きている
    そのことが尊く、
    どんな感情も宝であり、
    すべては光で、価値あるものだと、わたしは思います。

    編集済
  • 第2話 藤への応援コメント

    学校は小さな世界。大人になって振り返ればわかりますが、子どもの頃それに気づくのは難しく、友達との関係が悪くなると、全てが真っ暗になることだってありますね。
    おばあさんとの出会いと受け取った言葉が、そんな世界から少しでも光射す方へ歩いて行けるきっかけになってくれるといいです。

    作者からの返信

    コメントとお星さまをありがとうございます。

    そうですね。
    まあ、柚葉の場合は、彼女がリサに依存、執着していて、小さな世界にとらわれていたのが原因です。

    それでも、転機というものは、その時に悪いことが起きたと思ったとしても、10年ぐらい経つと、あの時のあれがあったおかげで成長できた、新しい世界に行けた
    と気づくこともあるので、
    その時だけの視点で決めつける必要はないのだと思います。

    柚葉はリサが嫌っていた公園に行き、藤を見たことで、
    今までのリサに好かれるための世界から、
    自分で決めて行動する世界に行くことができました。
    だからこその出会いで。

    素直な感情を出して泣くこと、素直な気持ちを人に話すこと、
    そしてその想いを否定されないことで、
    その体験が、柚葉の人生にとって価値のあるものだと思います。

    いつか、未来で思い出すのは、藤の花と、泣いた感情と、なんかおばあさんに会ったな、というだけかもしれません。
    言葉も覚えているかもしれません。

    生きている
    そのことが尊く、
    どんな感情も宝であり、
    すべては光で、価値あるものだと、わたしは思います。

    編集済