第38話 キックオフパーティー 2

 ステージに明かりが灯され、一同の視線がセノールに集まった。


 人々の熱気と歓談で喧騒に包まれていた広場は次第に静まり返り、鳴り響いていた陽気な音楽も聞こえなくなった。


 セノールが一礼する。


「えー、皆様大変お待たせしました。これよりグラシア開拓開始を記念したキックオフパーティーの開催を宣言いたします。司会はわたくし魔願術師協会ディザトリー支部のセノールが担当させていただきます。えー、前置き等をいろいろ言うつもりでいたのですが、今回カイレン様の要望でそういった『』を省いて堅苦しくない、楽しいパーティーにしようと提案されました」


 ――広場に和やかな笑い声が騒めいた。


 当のカイレンはというと、何故か鼻を鳴らしながら誇らしげな表情で胸を張っていた。


「えーですので、どうぞ皆様心ゆくまでお楽しみください。早速ですがこれにて開式の言葉を締めたいと思います。以上、セノールでした!」


 セノールはそう言って一礼してステージの上から下りた。


 ――パーティーはカイレンの要望通り、賑やかな雰囲気でスタートを切った。


 鳴り止んでいた音楽が再び流れ始め、広場はパーティーの開催前よりも多くの人たちの声で溢れ賑やかとなっていた。

 広場の中央に設置されたテーブルの上には様々な種類の料理が置かれ、どこにいてもいい匂いが漂っていた。夕食時ともあってか、冒険者の面々は一斉に中央へと向かって皿に料理を競い合うように盛り付けだした。


 とりあえず僕ら『英雄組』は一度集合して乾杯をすることにした。


 アベリンとベリンデそしてアレザやクレウルムは予想通り中央の料理が置かれたテーブルの近くにいたのですぐに見つけることができた。


「――それじゃあみんなグラスは持ったかな?」


 一同はカイレンの問いかけに頷いた。


「それじゃあ再会とグラシア開拓開始を祝して、かんぱーい!」


「「「「「「「乾杯!!!!!!」」」」」」」


 威勢のいい八人の声と共にグラスの中の飲み物を一気に喉に流し込む。


「んっ、んっ......ぷはぁ。へへ、たまにはお酒も悪くないね」


 カイレンはそう言ってグラスに注がれた葡萄酒を一気に飲み干した。

 テーブルに置かれた飲み物には酒類もあり、意外にもカイレンはジュースではなくそっちを選んでいた。


「お前、これからスピーチがあるのに大丈夫か?」


「ん?これくらい平気平気!むしろエディも少し飲んだら?気分が良くなっている方が緊張しないかもよ」


「......そうかもな」


 我ながらよくないことだとわかっているが、どうしてもそのような考えがちらついてしまって気づけば僕も葡萄酒を手にしていた。


「おっ、エディゼートお前も飲むんか?ほれ、かんぱ~い」


「一杯だけだぞこの酔っ払い。というか、なんでもう出来上がってるんだよお前は」


「えっ、そうか?そんなことねぇってば!あはははは!」


「......はぁ」


 酒に弱いのか、それとも既にあり得ない量を飲んでいるのか、もしくはその両者なのか。クレウルムは顔を真っ赤にして調子よさげに絡んできた。


 ――まぁいいや。僕も一口......


「う、あんまり美味しくない」


 飲んだ葡萄酒は強めで渋みがあり苦手な類のものだった。 どちらかというと、僕は甘めの弱い酒の方が好きだ。


「ふふふ、エディにはまだ早かったかな?よかったら私が飲んであげようか?」


「いや、いいよ。というか、お前もなんか少しだけ顔が赤いぞ?」


「えっ、そうかな?そんなことないよ!えへへへへ」


「......」


 いつも以上の距離感でカイレンは僕に寄りかかってきた。

 本当に、スピーチのときに酔っ払いを発動して暴走するのではなかろうか。


「エイミィ。カイレンって酒に弱い方なのか?」


 ちまちまと、葡萄ジュースを飲んでいたエイミィに話しかける。


「いいや、そんなことはないよ。むしろかなり強い方。多分酔ってるふりをしてるだけだと思うよ」


「えっ、そうなのか?」


 僕の胸元にすぽりと収まっていたカイレンは僕の問いかけを聞いて逃げるように距離をとった。


「もうエイミィ!余計なことを言わないでよ!これじゃあ酔ってるふりしてエディにベタベタ作戦が失敗しちゃうじゃん!」


 何故かカイレンの顔の赤みは嘘のように消えていた。


 ――というか、そんなにあっさりと計画を暴露していいのだろうか?


「まさかお前、体内で願力を操作して顔が赤くなるようにしてたのか?」


「っ!?まさかぁ!そんなことないよ~いてっ」


 調子よくふらついて寄ってきたカイレンの脳天にチョップ。

 相変わらず、どこにいてもどんな時でもカイレンはカイレンだった。


「もぅ。あ、でもエディの顔赤くなってる」


「えっ......?あ、本当だ。少し熱い」


 自分の頬に手を当てるとじんわりとした温かさが手に伝わってきた。

 そう言えば僕はこの世界に来てから飲酒をした経験があまりにも少なかった。そのせいか、自分がどれくらい飲めるのかもよくわかっていない。


 ――前にクレウルムと酒場に行ったときはあいつがおかしくなりすぎて飲む気が失せたからなぁ


 酔っ払いになる前に回復魔法を自身に施した。


「ふぅ。これでよし」


「あっ、ずるい!今回復魔法使ったでしょ?」


 目ざといカイレンにすぐばれた。


「だって顔が赤くなるのは嫌だからな」


「なんでー?せっかく可愛くなったのに......」


 心底残念そうにカイレンは下を向いた。


「......はぁ。グラシアに家ができたら晩酌くらいいくらでも付き合ってやるからさ」


「......えっ、本当に?」


「あぁ。でももしカイレンが酔っ払い過ぎて手に負えないと思ったらためらいなく回復魔法をかけるからな」


 暴走して酒場のコップを嚙み砕きそうになったクレウルムにそうしたように。


「うっ、何だかそう聞くと恐ろしい魔法だね」


「今すぐにでもかけてやろうか?」


「......遠慮しておきます」


 たっぷりの圧をかけてカイレンはようやくおとなしくなった。


 ――そんなこんなでパーティーは賑やかに進み、次には料理に手を出してみた。


 一体何という名前なのかもわからないものばかりだったが、そのどれもが美味しいことは確かだった。味付けが濃く、スパイスがふんだんに使われていて食べてて飽きなかった。

 体のシルエットが一部出るくらいのタイトさのワンピースを着ていたアベリンは、食べ過ぎたせいか苦しそうにしていたのは予想通りと言うべきだろうか。


 陽気な音楽と共に、たくさんの料理を堪能するというカイレンの提案は見事に的中したのか、堅苦しそうな雰囲気の協会職員たちも楽しそうな様子で過ごしていた。


 大勢の人から声を掛けられ、飲み物を無理やり注がれて、料理を無理やり盛り付けられ、今までにないくらい笑ったり騒いだりして。

 気づけばグラシア開拓特別区の行政などを担当するお偉いさんと仲良くなったり、柵の外側の一般人から握手や特殊な魔法を見せてほしいと頼まれたり、色々だ。


 ――本当に、楽しいひと時を過ごしていた。


 隣を見ればカイレンが笑い、エイミィが美味しそうに料理を口にし、アベリンは満足そうな表情を浮かべ、ベリンデは次の料理に狙いを定め、アレザはグラスの中身を少しずつ傾け、クレウルムは冒険者仲間と馬鹿笑いをして、願人は心底楽しそうに僕らの様子を眺めていた。


 村中に、賑やかさが溢れていた。






――――――






「――それでは、カイレン様とエディゼート様のご登場です。どうぞ!」


 セノールの声と盛大な拍手と共にステージの上へと上がる。

 同時にゆったりとしたペースに切り替わる音楽。

 拡声の魔道具を握りしめると、不思議と肩に力が入るような気がした。


 パーティーも半分を終え、グラシア特別区高官やイグロットの挨拶の後。ついに僕たちのスピーチの時間がやってきた。

 人々の視線がまるで槍の雨のように突き刺さるような心地だ。


「えー紹介にあずりました。魔願術師協会ディザトリー支部の戦闘員のカイレンです!そして......」


「同じく、魔願術師協会ディザトリー支部の戦闘員のエディゼートです」


 まるで何かの漫談をするような登場。思わず心の中でそうツッコミそうだった。


「さて、自己紹介も済んだところで一つ、早速ですが私の話をしましょう」


 そう言ってカイレンは一人前に出た。

 横から覗く凛としたカイレンの表情はいつにも増して威厳があるように思えた。


「魔願帝序列第一位になってから早くも二年。この肩書を手に入れたものの......依然として私はその自覚が一切ありませんでした!」


 どうやら最初の面持ちはどうやら引っかけだったようだ。すぐにいつも通りのカイレンに戻った。

 何かを思い出すように苦笑いする職員一同。


「そんな責任から逃げるように極地に無理やり単独で地脈異常の対処をしたり、新たな仲間を見つけたり、なんだかんだグラシアの危機を救ったり。......思い返すとたくさんの人の優しさに甘えっぱなしでした」


 するとカイレンは遠くから夜空に顔を出す魔願樹に指を指した。


「今までの私の行動が示す通り、私は自由が好きで、新しいことが好きで、自分の好きなことが大好きで仕方がありませんでした。いつか、この気持ちを人々のためにと、少なからず私も成人を迎えたのでそう思うようになりました」


 カイレンはゆっくりと手を下ろした。


「そんな私は今日この場をもってグラシア特別区の最高責任者としてこの地を拠点に活動していきます。当然、私は内政や外交、交易などの国の管理に関しては素人同然。様々な人々の力を借りてようやく開拓は進むことでしょう。そこで一つ、皆様にお願いがあります」


 カイレンは一度周囲を見渡すように間をとった。


「――どうか、今日というこの日がグラシアに生きる民にとって記念日として、未来永劫思いつがれるよう、皆様の力を私に預けてください。必ずや、成し遂げて見せます。グラシア王国の建国、そしてその繁栄を」


 カイレンは短く決意の言葉を述べると一礼をした。

 途端に広場に起こる拍手喝采。カイレンの名を呼ぶ者や、グラシア万歳と称える者。様々だった。

 人々からの熱烈な反応はカイレンという存在の人望を指し示す指標のように思えた。

 この場が一丸となってカイレンの決意と希望を聞き届け、開拓の幕開け祝福している。パーティーの雰囲気を見事に利用した、カイレンの采配が光るスピーチだった。


「ふふっ、みんなありがとう!でもこれからみんなの力がたーくさん必要になるから、覚悟しといてね!それじゃあお次はお待ちかね。『見願』の英雄、エディゼート様の番でーす!どうぞ!」


 カイレンは自分の番を終えるといつも通りの口調に戻り、わざと囃し立てるようにそう言った。

 照明も示し合わせたかのように僕に切り替わった。きっと段取りでそう決まっていたのだろう。


「はぁ......。余計な真似を」


 すれ違いざまのカイレンに一言。


「ふふっ、パフォーマンスだよ。パフォーマンス」


 カイレンは僕の肩を小突いてそう言った。

 そんなカイレンを後ろに、僕はステージの前へと進んでいった。


 ――言うことは大方決まっている。あとはそれを伝える僕次第だ


 そう思い、静かに一度呼吸を挟む。

 人々から向けられる興味や期待の視線を、一身に受け取った。


「――皆様、どうも。えー、こういうことはスピーチの場であまり相応しくないかもしれませんが、僕の質問に対してよければ正直に手を挙げてください。エディゼートという男は一体何者なのか、そもそも『見願』とは何なのか。とりあえずわからない人は手を挙げてみてください」


 すると僕の言葉に従うように手を挙げる人が続々と出てきた。

 会場内の魔願術師協会関係者は当然のことながら手を挙げる人はほとんどいなかったが、対照的に会場外の一般市民たちの大半は手を挙げていた。


「やはり協会の方以外は知らない人がほとんどですね。それでは僕という存在を少しでも知ってもらうために一つ、簡単な魔法のショーをお見せしましょう」


 スピーチの前提が崩壊しているが、人々の気を引くためには十分だろう。


「まずは炎。一般的には熱をもたらす魔法と可燃物を組み合わせれば赤龍のようなブレスを再現することも可能でしょう」


 そう言って僕は球状にした炎の塊を上空に向けて射出した。

 火球は遥か上空まで到達すると弾けるように炸裂した。


 ――周囲の人々から驚きの声が上がった。


「ですがこのままでは魔法によって炎は燃え広がってしまうでしょう。ではどうやって消火するのか。それもまた、魔法によって行います」


 今度は球状の水の塊を指先から徐々に生成し、火球のように空中に放った。

 水球は炸裂した炎を吸収するように炸裂し、再び元の形へと戻っていった。

 すると人々から先ほどよりも大きな反応を得られた。


 それも当然。この世界の魔法では物質を生み出すことが困難であるからだ。

 願力による魔法は対という概念に固定されているため、属性魔法と比較してその点の自由度が極めて低い。


「見て頂けた通り、僕は一般的にはあり得ないとされている魔法を行使することができます。さて、皆様が僕について少し知っていただけたところで一つ、僕のこれからの目標について話したいと思います」


 一度呼吸を挟んで間をおいた。


「僕はカイレンと共に、この未開の地グラシアの開拓その最前線を担当する開拓者として活動していきます。時が進み、グラシアに人民が居住できる環境が整い、王国が建国されるでしょう。――その暁に、僕は王国に自身を局長とした魔法研究機関、そしてそれらを学ぶことができる教育機関、『グラシア・アカデミア』を設立することをここに宣言します!」


 声を張り上げ高らかに、僕は今までほぼすべての人に言ったことのない目標を群衆の面前で発表した。


 ――すると人々からは魔法のショーの時とは違った驚きの声が上がった。


 一般市民からは喧騒のような熱気のこもった声が聞こえたが、一方で協会関係者からは僕の言葉を噛みしめるように近場の人間と言葉を交わしていた。


 ――『グラシア・アカデミア』。この構想を発案したのは、グラシアの任務を終えた後のことだった。

 最初にこのことを相談した相手はガネットだった。

 ガネットは以前よりディザトリーに集中した魔法関連の機関の一部を別の場所に移転させたいと言っていた。そのことを耳にした僕は早速ガネットに話をしてみた。

 ディザトリーは歴史的に見ても古い街だ。そのため古くからの規則がそのまま残っていることが多く、その一部を改善しようにも一部から猛烈な反対を受けることや混乱が生じることが多々あったという。

 しかしグラシアの開拓が進み新たに建国がなされれば、国王となった願人に頼み込みある程度であれば自由に規制を操作できるだろう。 本当はあまりよくないことなのだが。

 つまり、絶対順守の安全規則の下、規制の少ない環境で魔法やその他の研究ができる、まさに研究者にとっての楽園を作れるのだ。

 このことをガネットに伝えると、珍しく笑みを浮かべて協力してくれると言ってくれた。


 次にこのことを伝えたのはサフィリア兄妹だった。

 この構想を伝えてみると、エイミィとエーディンは目を爛々にして僕の話を聞いた。

 なんでも今研究している蓄願素材の一部が条例で輸入量が規制されているらしく、研究の進行速度に問題が生じているとのことだ。

 そのため僕の提案は相当良いものに聞こえたのだろう。

 するとエーディンは僕に研究機関だけでなく教育機関も同時に設立しようと提案してきた。

 最初、講師の確保や学園の体制などの問題が浮かび上がったが、どうやらエーディンの知り合いで元からこのようなことの実現を目標に活動している人たちがいるらしく、話をつけてくれると言った。

 僕の手には負えない箇所も出てきたと思ったが、そういった学園を設立した経験のある人物が、丁度エイミィとエーディンの師匠に当たるらしい。


 すでに話は関係各所にしており、皆僕の提案を快く引き受けてくれることとなった。

 そんな背景を引っ提げて、今僕はステージの上で立っていた。


「――『見願』によって魔法に新たな革命がもたらされる。『創願』の賢者トナキも、『見願』だった妻の協力によって今の魔法体系を築き上げてきました。僕もこの力を存分に振るって、グラシアの開拓そしてグラシア王国の建国、次いでは研究者の楽園そして上等な学び舎を創り上げていきたいと思います。――どうか、そのためにも僕エディゼートとカイレンに力添えを願いします。以上、エディゼートでした」


 この言葉を最後に、一礼をして締めくくる。



 ――人々の熱気は最高潮に達した。



 声量だけで言えば今日一番だろう。僕の名前を大声で復唱する者もいれば、グラシア・アカデミアについてのことを言い合う声もすれば、グラシア万歳とやけくそに声を上げる者もいた。

 とにかく、スピーチは大成功だった。


 そんなことを予想していなかったように僕を呆然と見つめる者がいた。


「......私、裏切られた」


 カイレンは口をパクパクさせてそう言った。


「僕のためにわざと短い時間で言い切ってくれたんだろ?」


「......まぁ、そうなんだけど」


 最近になって、カイレンがとるであろう行動の予測候補が増えたこともあって何となく心に少しばかりの余裕をもって接することができるようになってきた。


「あぁ!それでもなんだか悔しい!そもそもグラシア・アカデミアって何なの!?いつの間に考えてたの?」


「グラシアの一件の後に考えた」


「私に内緒で?」


 カイレンは明らかに拗ねるように頬を膨らませていた。


「内緒というか、サプライズだ。サプライズ」


「......そう言ったらなんでもありじゃん」


 ぷいと、カイレンはそう言ってそっぽを向いた。


「はは、悪かった悪かった。だからさ、これから一緒に頑張ろうな、カイレン。僕の目標のためには、お前の力が必要なんだ」


 心根を正直に伝える。


「......うん。はぁ。あーあ、エディにそう言われたら仕方ないなぁ!」


「あぁ。それでこそカイレンだ」


 ちょっとした単純な言葉たったそれだけ。ようやく、いつものカイレンが戻ってきてくれた。


 ――はぁ。よかったよかった


 出番の終わりとカイレンの機嫌取りができ、心に安堵が満ちた。


 ――あとは願人の命名式を待つだけ......


 そう思ってステージを降りようと階段に足を掛け――



「――あっ、みんな最後に一つだけ。私事になるけど、エディは私の婚約者で、近頃グラシアに建設予定の結婚式場で式を挙げるつもりだから、みんな開拓頑張ろうねー!以上!」



「......ん?」






 ――......えっ?は?今なんて......?






 カイレンは仕返しとばかりに去り際にとんでもないことを言った。




「「「「「「「「「「......」」」」」」」」」」




 ――広場は流れていた音楽すらも止まり、完全な静寂が訪れ、起爆。






「「「「「「「「「「えええええええええ!?」」」」」」」」」」






 広場は声量だけでは今日一番の盛り上がりを見せたのであった。

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