第22話 待機中にて
僕にとっては二度目の往復。
だが隣にはセノールが同伴していた。
「――そういえば、『見願』が非常に珍しい願力特性であることはわかりますが、そこまで騒がれるほどのものなんですかね」
正直、願力が見えるだけのことにそこまで戦闘面での強さはないように思えた。
カイレンの『破願』の方が、よっぽど――いや、すでに世界最強の称号を与えらえれていたか。
「いいかい、エディゼート君。確かに『見願』自体は願力が見えるだけで特にすごい能力というわけではない。だが、歴代の『見願』持ちの魔法使いは皆それぞれ特異なる魔法の才があったんだ」
「特異なる魔法の才?」
確か、ベリンデが僕のことを「歴代の『見願』のように見たことのない魔法を使える」と言っていたような。
「例えばどんなものがあるのですか?」
「ああ、エディゼート君の前に『見願』を持っていたとされる魔願術師『イゼル・ラール』は、詠唱無しに魔法を扱えたり、自身の願力で他者を治癒することができたんだ」
「なるほど......」
ここまで聞けばさすがにこう思わざるを得ない。
――おそらく、歴代の『見願』は皆僕と同じ願魔導師なのではないのだろうか
イゼル・ラールという人物が扱う特異は、すべて僕も同等のことができる。
詠唱無しの魔法に、他者の治癒など、僕にとっては当たり前のことだ。
「そういえば、エディゼート君にもそういった他の人とは違うなーって思うところはないのかい?」
「僕ですか?えーと、そうですね......。今のところ、よくわからないです」
あまりここでは変なことは言えないな。
今は知らないふりをしておこう。
「そうか......。てっきり俺は他者の願力特性に干渉されないのかと思っていたよ」
「え、僕がですか?」
「そうだよ」
セノールは、逆にそうじゃないのか?と言いたげな様子だった。
ああ、それもそうか。確かにそうでなければ僕がカイレンと共に任務に行くことができないはずだ。
「任務の出発前、アベリンとベリンデという冒険者の二人が君のことを話していたよ。――カイレン様の『破願』に抵抗できるだけじゃなく、あたしたちの『削願』を受け止められるってことはそうなんじゃないのかって」
「なるほど」
アベリンとベリンデにも、願力特性があったのか。本人たちが言わなかったので気づかなかった。
もはやここまでくると『見願』を理由に無理やり魔力から直接魔法を使えると言ってもいいように思える。
いや、でもさすがに願魔獣と同様な魔法の発現の仕方はまずいか。
下手なことをして世界を敵に回すのはごめんだ。
「記憶を無くしてから今までずっと一人だったせいで、いろいろと分からないことが多いのですが多分、セノールさんが言ったような願力特性に対する抵抗はできますね」
「やっぱり?」
「はい。言われてみればそうでした、はは」
今は間抜けなふりをしてやり過ごすしかない、か。
これ以上勘ぐられてもいろいろと困る。
「なるほど......。なら、これからの活躍が楽しみだ」
そんなことを話していると、カイレン達が待つ場所の近くまで移動していた。
――――――
「――ってことになったので、そこんとこよろしくっす」
セノールはカイレン達と合流すると、会議で決まった内容を事細かに話した。
「――なるほどねぇ、よーくわかった。ところで......」
『長身で細身の男』は、腕を組みながらそう言う。
「......お前は一体誰なんだ?」
「はは、ですよねー」
――さて、事の経緯を話そう。
カイレン達と合流すると、知らない魔願術師がいた。
おそらく、彼がクレウルムで間違いないだろう。そう思った僕は挨拶をしようとするが、セノールが早々に話を始めてしまったため、僕は彼と話す機会を失ってしまった。
そのためか、話をしている最中彼はずっとこちらを覗いていた。
僕の制服に所属を示すものもがないため研修生と判断したのだろう。
そんなやつが何故このような重要性の高い作戦に参加するのか、終始そんなような疑問をぶつけたがっているような表情だった。
「――クレウルムさん、彼がさっき私たちが言っていた研修生のエディゼートですよ」
エイミィは長身の男、クレウルムに対してそう言った。
「こいつが、そのエディゼートってやつなのか?」
クレウルムは拍子抜けしたような表情で僕を見た。
「えーと、どうも。エディゼートです」
「ふぅん......」
銀髪に青い瞳、左右非対称に整えられた髪形からは、身だしなみに気を使っているような、クレウルムからはそんな印象を受けた。身長は僕と同じだろうか、出会った男性の中では背の高い部類だ。
見た目から判断するに、カイレン達よりは年上といったところか。
「そんでカイレンちゃん。新しく
クレウルムは僕自身に興味があまりないような様子でそう言った。
「うん、私の願力特性の影響は受けないね。あと、エディは私のたーいせつな人だから、以後こいつ呼ばわりしないように。わかった?」
カイレンは威嚇するようにクレウルムの前に立って腕を組んだ。
「ひぇえ、おっかねぇや。......わかった、名前でちゃんと呼ぶから足をどけてくれ。今朝磨いたばかりなんだ」
よく見ると、カイレンはクレウルムの汚れ一つ付いていないブーツをげしげしと踏んずけていた。
「けどよぉ、補助員の人。なんで研修生が戦地に赴く許可が下りてんだ?」
クレウルムはセノールに質問を投げかけた。
まぁ、そう思うのも無理はないだろう。
「さぁ、理由は俺もわからないっすけど、少なくともエディゼート君が『見願』であるため、その実力を確かめて見たかったんじゃないのでしょうかね。多分」
「はぁ?!今こいつが『見願』って言ったか?――おい、こいつって言って悪かったよ。だからカイレンちゃん、足をどけてくれ」
カイレンはすかさずクレウルムのブーツを踏んずけていた。
「だから言ったでしょ?エディはすごいんだって」
足をどけたカイレンは、何故だか自慢げにそう言った。
「ちょっと待て、俺は『見願』が現れただなんて知らないぞ?てか、一体どこでこい......エディゼートを見つけてきたんだ?」
ようやくクレウルムは僕のことを名前で呼んだ。
「グラシア北方の極地」
「はぁ?......まぁ、あんな何もない場所にいる人っていうとやべぇやつばかりだから不思議でもない......のか?」
クレウルムは自問するように首をかしげた。
「まぁ、足を引っ張るようなことはしませんので、よろしくお願いいたします。クレウルムさん」
「まぁ、よろしくしたいとこだが、同年代くらいの男からあまり敬れたように接されるのは気味が悪い。だから俺にはふつーに話してくれ、わかったか?」
――意外だ。てっきりクレウルムは逆に俺には丁寧に接しろと言うのかと思った。
「......なんだよ、エディゼート。意外だとでも思っているのか?」
「ああ、いや。――すまない、顔に出てたか」
口では文句を言っていたが、クレウルムはなんだか満足そうな表情をしていた。
「まぁいい。お前がどんな奴かは知らんが、よろしくしとく」
「ああ。こちらこそ、よろしく」
僕とクレウルムは握手を交わした。
少しだけ力強く握られたのは何故だろうか。
「ふーん。クレウルムがこんなことするなんて珍しいね」
ニマニマと、僕らの様子を眺めるカイレンがそう言った。
「うるせぇな!いいだろ、別に。――皆俺が魔願帝だからといってへこへこしてくるのが気持ちわりぃんだよ。ただそれだけだ」
「ふぅーん」
「だ、か、ら!その顔やめろ!気味が悪い!」
クレウルムは完全にカイレンのペースに呑まれていた。
周囲でその様子を見守るエイミィやアベリン達も微笑ましそうな様子だった。
「はぁ......お前、とんでもねぇ奴に見つかっちまったな」
「うん。でももう慣れたさ」
「......そっか。そうなんだ」
なんだろう、クレウルムが憐みを込めた視線を送ってくるような気がするのだが。
勝手に可哀想認定されても困る。
「そんで、作戦の続き。どうするんさ」
クレウルムは僕ら全体に向けて口を開く。
「そうだね......当初の予定ではアレザはいなかったから考え直さないとか。――セノールさん、アレザっていつ頃ここに着きそうかわかりますか?」
カイレンがセノールに質問を投げかける。
「そうっすね。支援要請を出した時間から考えると、おそらくノレアス王国からここまで飛翔魔法だとあと一、二時間程度で着けると思うっす」
「わかった、ありがとう」
カイレンはセノールの言葉を聞くと、考えるように腕を組んだ。
――アレザトリエ。作戦会議の際にでてきた、名前だけしか知らない魔願術師。
それ以前にクレウルムの得意とする戦術や願力特性の有無すら知らないが。
「そうだ。僕がここに来るまでに考えていた作戦はどんな感じなんだ?」
「ん、それだったら簡単だ。アベリンちゃんとベリンデちゃん、そしてお前の三人が願魔獣の注意を引き付けている間に俺らが一清掃射。な、簡単だろ?」
「あ、ああ。そうだなぁ......」
何とも内容のない作戦なのだろうか。
まぁ、おそらくカイレンが主体となって考えたのだろうが。
皆世界最強が故、作戦を必要としないのだろう。
「あれ、クレウルムはアベリンとベリンデを知っているのか?」
「ん?当然だ。俺は魔願術師でありながら冒険者だからな。昔駆け出しなのにくっそ強い白狼種の双子姉妹がいるって、俺の街までも噂になっていたからな」
「へぇ、それは驚いた」
アベリンとベリンデの方を向くと、アベリンは得意げそうに、ベリンデは少し気恥ずかしそうにしていた。
「へへへ。あたしたちを見直した?エディ」
「見直すも何も、一緒に戦っていた時から二人の強さには驚いていたよ。魔法で身体強化しないと、とてもじゃないが二人についていけなかった」
地上戦において、僕とアベリン達では戦術の幅が明確に違った。アベリン達は周囲にあるものすべてを活用して立ち回るのだ。木から木へと飛び移るなど、立体的に立ち回る術に長けていた。
「エディさんも十分すごいですよ。地上戦であたしたちについていける魔法使いなんて見たことありませんもの」
「はは。そう言われるとなんだか恥ずかしいな」
ベリンデは褒め上手なのだろうか。僕をじっと見つめる仕草も相まって、何故だか心地のいい気恥ずかしさを覚える。
「ふん。エディゼートめ、ちょっと褒められたからってヘラヘラしやがって......」
「......なんだよ、悪いか」
誰だって面と向かって褒められたら嬉しくなるだろ。
それとも僕に対しての八つ当たりか。
「――クレウルム様も、話しはかねがね聞いていますよ。特にあたしは水龍討伐の話が小さい頃から大好きで、よく吟遊詩人にその歌を歌ってもらっていました」
「あたしも!今日ここにいるって聞いてから会えるかもしれないってワクワクしてたんだ。ねぇ、今度一緒にクエストに出かけようよ!」
「......お、おう」
――いや、クレウルムお前、全く人のこと言えてないじゃないか
二人から直接的にあこがれの眼差しを向けられたからか、視線を少し泳がせながらクレウルムは気恥ずかしそうにしていた。
「クレウルム、お前......」
微笑ましい表情でクレウルムを見る。
「う、うるせぇこっち見んな!てか、お前までカイレンみたいなにやけ顔をするな!気味が悪いんだよその顔!」
――こいつ、からかい甲斐があるな
表情がわかりやすくて面白い。今までクレウルムのような奴がいなかったせいか、いつも僕が誰かにからかわれる立場だったから、なんだか気分がいい。
――クレウルムとは仲良くなれそうだ
「エディがこんなに生き生きしてるの、初めて見た」
「......カイレン、それじゃあいつもの僕がまるでつまらないやつみたいに聞こえる」
もしかして、普段の僕ってそんな風に思われていたりしないだろうか。――しないよな?
「まぁ、今までエディと年の近い男子がいなかったから仕方ないよね」
エイミィが少しぎこちない表情でそう言った。
「エイミィ......確かに、僕は今まで気を遣っていたかもしれないけど。ただ、それは数少ない人との繋がりを断ちたくないからであって......」
「ん?なんだエディゼート。お前友達少ないのか?」
クレウルムがからかうような声音で言ってくる。
「うるせぇ、仕方ないだろ――まぁでも、その心配はもう今日でやめよう」
「友達が少ないことのか?」
「いいや、違うよ。素の自分だと皆から嫌われてしまうのではないのかっていう、絶対いらない心配」
そっと周りを見渡す。
今思えば、この世界に来てからたくさんの人の優しさに助けられてきた。
心のどこかで、その優しさを無下にするまいと過度な遠慮をしていたのだろうか。どこか、自分が自分じゃないような気がした。
だが、クレウルムを見て思った。どんな性格だろうと、人を傷つけたりしなければ全員から嫌われるわけではない。ならばその余計な心配は、かえって周囲の人々に遠慮をさせることになってしまう。
「ふーん、なんだか変なことを言うんだな。『見願』であるのに、考えてることがありんこよりも小さい」
「はいはい、そうですね。――こんな僕の話は水に流して、作戦会議の続きでもしよう。ほら」
忘れていたが、今は作戦会議の最中だ。
皆緊張しない様子で自然体で話していたため、危うく忘れかけていた。
「だってよ、カイレンちゃん。どーする?」
クレウルムは丸投げするようにカイレンにそう言った。
「うーん......そうだ。これまた脱線しちゃうんだけどさ、エディはクレウルムとアレザについてどのくらい知ってる?」
「まったく、名前だけ」
首を横に振る。
「え、お前まじで何も知らないんか?どうやってここに入団できたんだよ......」
「あいにく僕には最近の記憶しかなくてね。居場所のない僕をカイレンがここに招いてくれたんだ」
するとカイレンは誇らしげに「ふふん」と鼻を鳴らした。
「へぇ、なんだか怪しい要素がてんこ盛りだな。まぁそれはともかく、俺の戦闘スタイルを言うならば、『速さ』だ」
クレウルムは指を立てながらそう言った。
「速さ?それはお前の願力特性によるものなのか?」
「ああ。俺の願力特性は『錬願』。言うなれば他のやつよりも願力を強固に練ることができる。ここまで言えばわかるよな?」
「なるほど。――魔法の効果を強化することができるってことか」
「そうだ。だから物凄い速さでぶっ飛んで、物凄く硬い願力でぶん殴る。これで俺は十二魔願帝の第五位まで上り詰めた」
クレウルムは腕を組みながら自慢げそうに語った。
『錬願』――シンプルながらに強力な願力特性だ。魔法の効果がつぎ込んだ願力の総量によって決まるのならば、その限界値が高いクレウルムの魔法は他者を圧倒するものになるだろう。
「なるほどな。でも魔願変換過多は大丈夫なのか?」
「ん?そうならないために日々鍛錬しているんだろ。魔願変換の限界は人それぞれ違うけど、鍛錬を積めば誰だってその限界値を更新することができる。初めはこの願力特性のせいですぐくたばっていたけど、今じゃ底なしだ」
「へぇ、すげえなお前」
「だろ?ふふん」
クレウルムは素直なやつだ。褒めると得意げそうな顔をして、からかわれると顔を赤くする。少し羨ましく思えた。
「それで、アレザトリエって人はどんなやつなんだ?」
「アレザか?――あれは言うなればオールラウンダーだ。近距離戦もできれば、長距離戦もできるバケモノ。順位は第十位だけど、そもそもこの魔願帝の順位自体飾りのようなものだからな。あいつの戦う姿を見たら驚くぜ――あんな細っちょろい体のどこにそんな力が宿っているんだってなる」
なるほど。確かに今まで出会ってきた人の中で近距離戦と長距離戦の両方を得意とする者はいなかった。そう考えると、その両者を両立することができるアレザトリエという人は戦闘に長けた優秀さを兼ね備えているのだろう。
「へぇ、それでその人には願力特性はあったりするんか?」
「――いいや、それがないんだ」
「......え、ないのか?」
「そうだ。気味が悪いだろ?ただの戦闘力だけで十二魔願帝に居座り続けているんだ。一度任務で同行した時があったが、あれは戦闘センスがずば抜けているとしか言えなかった」
驚いた。てっきりなにかしらの願力特性によって魔法効果を底上げしているのかと思ったら、どうやらそうではないらしい。
「すげえ人もいるんだ。さぞかし頭がいいんだろうな」
「......えーと、それは会えばわかる」
「ん?」
会えばわかるということは、そうではないのだろうか。
ますます気になる。
「――さて、エディが二人についてわかっただろうから、話を作戦会議に戻すね」
カイレンは手をポンっと叩いてそう言った。
「ああ、そうだな。知る機会を与えてくれてありがとう、カイレン」
「ふふ、どういたしまして」
頃合いを見計らっていたのか、カイレンは僕らの話に一区切りがついたところで口を開いた。
「二人が話し合っていた間に考えたんだけど、アレザがいるなら全員で一斉攻撃をすることにしよう。その方が願魔獣の注意が分散しなくて逆に戦いやすくなると思う」
「おっ、いいじゃねえか。その方が楽しそうだ」
クレウルムはカイレンの言葉を聞くと不敵な笑みを浮かべた。
「近距離戦が得意なアベリンとベリンデそしてクレウルムとアレザは前衛に、私とエイミィそしてエディは後方支援という形でいこう。これでいいかな、みんな?」
カイレンの問いかけに、僕たちは「うん」と言って首を縦に振って頷いた。
これまた使用する魔法の確認なしといった、個々の実力が高いからこそ立てられる作戦だ。
だが、不思議と不安に思うことはなかった。世界最強の四人に加えてアベリンとベリンデ。僕がいなくてもなんとかなりそうと思わせられる面々だ。
戦闘時には、皆が戦いやすいように援護を徹底的に行おう。
「よし、作戦も決まったところだし、あとはアレザの到着を待つだけ......」
「――あっ、いたぁーーーーーーあ!!!!!!!!」
――突如空から響いた少女の声に、僕ら一同は同時に上を向いた。
一体何者なのだろうか。
影は瞬く間に僕らのいる方へと急降下し、積もった雪を派手に散らしながら降り立った。
「っ――!」
思わず腕で顔を腕で覆うような風圧が押し寄せる。
「何なんだ一体......」
突如襲ってきた無理解に、一度身を構える。
――舞い散った雪が晴れる。
すると、大きく翼を広げた少女が特大の笑みを浮かべながら立っていた。
「ふふっ、みんなお待たせ!――アレザトリエ、只今到着しました!」
純白の少女、アレザトリエはそう言って翼を大きくはためかせた。
――十二魔願帝が一人、アレザトリエの到着だ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます