応援コメント

第6話『新世界より』」への応援コメント

  • 現在の世界情勢と照らし合わせて読んでみると、現実感さえ感じてしまい痺れました!
    私も本作のように、いつか世界情勢にリンクした物語を書いてみたいです!
    その時に備えて新聞などはできるだけチェックするようにしているのですが、加賀倉様が信頼しているソース、オススメ文献などありますでしょうか?

    作者からの返信

    牛河かさね様

    本作にお目通しいただき、またコメントありがとうございます。

    ※以下、恐縮ながら長文となります。

    まず、信頼しているソースは一切ありません。常に、「この情報は間違っているかもしれない」ことを念頭に情報収集します。

    また、日本のテレビ、ラジオ、新聞はプロパガンダと印象操作、フェイクニュースで溢れているので、粗探しながら見ます(聞きます)。特に、旧社会主義陣営とアジア・アフリカを主とする新興国からの情報が遮断されているか、都合よく切り取られて発信されることが多いので、注意が必要です。個人的な感覚だとマイ◯チは稀にニュートラルな立場で記事が書かれている気がします。

    一番使うのは、「未知数」と訳せるアルファベットのSNSです。あそこは玉石混交ですが、検閲がゆるいので、いろんな立場からの見識を得られます。翻訳機能も発達しているので、海外の投稿も積極的に取り入れます。ただし、自分のよく見るタイプの情報が多く流れてくるようなアルゴリズムが組まれているので、エコーチェインバー現象(密室で声が反響するように、気づかぬうちに特定の界隈に止まりすぎて、自分は常に正しいのだと勘違いしてしまう現象)に陥らない注意が必要です。

    二番目に使うのはYou◯ubeです。ここも様々な立場の方が自由に発信できるプラットフォームで、かつ聞き流し、流し見できる点が優れていますが、母体がG◯◯gleと、西寄りの検閲が入ることがあるので注意は必要です。

    三番目は書籍ですが、校正校閲が入っているとはいえ、特定の立場の人間が書いていることには変わりないので、一つの話題に対しては、少なくとも三種(三冊)から情報を得るべきだと思っています。一つ目は自分の指示する立場で書かれているもの、二つ目は反対意見が書かれているもの、三つ目はどちらでもない中立な立場のもの、です。この著者はどういう立場で書いているのか、を知るには、Wiki◯ediaでもいいので、所属組織や関連人物を確認すれば概ねわかります。

    最後にまとめますと、多種多様、膨大かつ立場の異なる複数意見を取り入れ、俯瞰して真偽や良し悪しを判断する、と言う具合です。

    長文に最後までお目通しくださって、ありがとうございます。私の発信内容についてもどうか鵜呑みにはなさらず、批判的に受け取っていただければ幸いでございます。

    加賀倉 創作