第2話 感謝

感謝って

謝るを感じる って書く。


申し訳なさを感じる気持ちが

感謝なんだよ

って、ふと誰かに言われた気がした。


自分のことは

努力して当たり前。

だって、自分でできるんだから。


だけど、どうしても

自分ではできないこととか

自分ではできない時とか

自分1人では

どうにもならないこととか

あって


その時に

頭の中で、無意識に

プライドとか

頼んでも断られる恐怖とか

どう思われるかとか

この先どうなるのかとか

いっぱい葛藤する。


それだけ葛藤するようなことを

自分ではきっとできないことを

他人様がやってくれたりするから

感謝がわく。

申し訳なさを感じる。



自分の弱さを、強がりを

恐怖を、まず認めなきゃ

心の底から

感謝ってできない。


そして

何かをやってもらうから

感謝するのではなく


ほんとは

感謝できた時に

他力を借りれるようになってる。

それを人は 奇跡 と呼んでる。



最近、泣きたいほど

感謝した。


泣くほど、心の中で暴れたし

大切な人に暴言も吐いた。

あんたのせいだって

消えろ‼️って

何度も心の中で叫んだ。


そんな自分に嫌気がさして

心から消えてしまいたいと…

もう、お前なんか消えてしまえ‼️

と、自分に暴言を吐いた。


「ごめんなさい。

こんな私で。

大切な人に八つ当たりして。

みんなに迷惑かけて。

私なんかいなくなればいい。」

って、声が聞こえた気がした。


人の思いは玉ねぎみたい。

剥ければ、下にまた思いが重なってる。


…そんなこと思ってたんだと

自分のことなのに気付かない。


「大丈夫だよ。」

って、自分を抱きしめた。

「よく頑張ったね」と泣きながら

頭を撫でた。



そうするとね、

気付かせてくれてありがとうって

嫌いだった人にも感謝が湧いてきた。


その後、奇跡が起きたんだ。

でこぼこの道が急に

平らになって

見通しがよくなって

歩きやすくなった。



何かが起こるから

感謝するんじゃないの。


感謝するから

信じられない何か が

起こるんだよ。


自分が謝るを感じること

それが感謝。








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