第4話 次の日のL●NE
次の日の朝。
僕は、歩美さんのことを思い出していた。
彼女いない歴=年齢の僕としては、あんな美人とご飯に行けるなんて、死んでもおかしくないくらいの幸運だ。
そんなことを考えているうちに、時間が過ぎ、ぼーとしていたが、ちょっとして、あ、俺、仕事の日だったわと思い出し、急いで、会社に向かった。
ギリギリ遅刻にならなかったが、上司や同僚に
「木毛尾が、こんな遅く会社に来るなんて珍しいな。体調でも悪いのか。」と心配された。
僕は、
「深夜アニメを視聴していたら、少し寝坊しました。」と嘘をついた。
本当は、歩美さんのこと考えていたら、遅刻しそうになったなんて言えないし。
そんな僕の返答に、上司や同僚に呆れられた。
僕はなんやかんや仕事をこなし、無事に1日を終えた。
眠ろうとしたとき、スマホから通知音がした。
見たら、歩美さんからL●NEだ。
内容は、
『夜遅くにすみません。次の日曜日に、私が木毛尾さんにご飯を奢るという約束したじゃないですか。
木毛尾さんが行きたいお店がいいんじゃないかと思ってメッセージ送りました。どこのお店がいいですか?』だった。
僕は、気軽な店が良かったから、L●NEで『近くに、〈
歩美さんから『わかりました。では、19時にそこで待ち合わせしましょう。』とメッセージがきた。
僕は、『わかったよ。』と返信した。
それでL●NEは終わった。僕は明日も仕事だから眠った。
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