第2話 ヒーローショー①
ヒーローショーが始まった。
今回のヒーローショーのタイトルである『激ヤバ戦隊痛風ジャー』は、赤、青、緑、ピンク、白の5人戦隊でモチーフは痛風になる食材だ。
赤の『痛風レッド』のモチーフは辛子明太子
必殺技は【辛子明太子マシンガン】辛子明太子の粒がマシンガンのように敵を
青の『痛風ブルー』のモチーフはマイワシ
必殺技は【マイワシソード】マイワシが伸びて剣のようになり、敵をぶった斬る。
緑の『痛風グリーン』のモチーフはクロレラ
必殺技は【クロレラ爆弾】クロレラが爆発して敵を溶かす。
ピンクの『痛風ピンク』のモチーフはレバー
必殺技は【レバーブーメラン】レバーをブーメランみたいにして敵を殲滅する。
白の『痛風ホワイト』のモチーフは白子
必殺技は【白子ウィップ】白子を鞭みたいにして敵を攻撃する
敵キャラに野菜、穀類、卵、乳製品、豆類をモチーフにしている。
普通、痛風になる食材が『悪』で痛風を治す食材が『正義』なのだろう。
だが、あえて逆転している設定がこの作品のオリジナリティとも言える。
主人公達は、5人全員中年おじさんサラリーマンで、全員痛風持ちという辛さの中、敵キャラにプリン体がたくさん入った食材を消滅させないために戦っているという『正義』と『悪』がわからなく状況が子供番組でも大人に人気がある理由だろう。
僕は、子供の頃から30年以上、戦隊シリーズを視聴してきたが、この作品は一番のお気に入りだ。
・・・ちょっと心の中で語り過ぎてしまった。
ヒーローショーに集中しよう。
ヒーローショーは、少し前まで僕にとって邪道だった。
だが、同じオタク友達の鈴木君にタダでヒーローショーのチケットをもらって観に行ったら、とても良かった。
生で観る迫力、ヒーローショーオリジナルのストーリー、ヒーローショーのお姉さんのミニスカ(照)、どれもヒーローショーでしか観れないものだった。
今回のヒーローショーも当たりだな。
番組のスーツアクターさんと同じレベルのアクション、司会のお姉さんのトーク力、お姉さんの可愛いさと、ミニスカ(照)。
ヒーローショーが終わった後、握手会と写真撮影の時間があった。
中の人は偽物だが、記念なのでどちらもやった。
僕は満足して帰った。
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