本物の生産性のないクズ

 働かなくてはと常々思っている。今もそう思いながらこうして文字を綴っている。それだけは忘れないでほしい。無職でいることに誇りを持っているなどとは思わないでほしい。私はそこまで振り切れていない。

 求人サイトを見た。心が折れそうだった。こうして多くの人たちが手が足りないと嘆いていて、職を求めている人がいるのに望まれる結果にはならない。それは私という自我が大きすぎるから。よくない。よくないのだ。わかっているのに、その自我を殺すことができない。

 殺せない自我によって私は物理的に殺される。皮肉なもんだ、立派な自死ではないか。

 ああだめだ。頭も働かない。肉体も働かないし、頭まで働かないのだ。なんの生産もできない。

 機械だったらすぐに捨てられる。いっそ捨ててくれと思う今日この頃。また次回。

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