第3話 吸血鬼ハンターのバトル物
〈あらすじ〉
両親を吸血鬼に殺された少女、千鶴。自分と同じ思いをする人がいなくなるようにと決意し、吸血鬼ハンターを養成する学園に入学する。その実習中、吸血鬼に襲撃された千鶴を救ったのは、最年少で吸血鬼ハンターになった少年、時雨だった。後に時雨と同じ部隊に所属した千鶴は、部隊の仲間たちと共に成長していく。
<登場人物>
咲良千鶴……吸血鬼ハンター紅月部隊の隊員。人前に出ることが苦手な大人しい性格だが、芯は強い。邪を祓う能力を持つ。吸血鬼に両親を殺され、自分と同じ思いをする人をなくすようにと、一流のハンターを目指す。
桐生時雨……吸血鬼ハンター紅月部隊の隊員。冷静沈着だが、他人に冷たい印象を与えることも。水を操る力を持つ。父親の愛人の子どもとして生まれ、母親を迫害した父親の一族を見返すためにハンターになった。
紅木焔……吸血鬼ハンター紅月部隊の隊員。怒りっぽい性格だが、その動物的勘は侮れない。炎を操る力を持つ。名門の紅木家の跡取り。従兄の涼成のことを尊敬し、誰よりも大切に思っている。
氷室涼成……吸血鬼ハンター紅月部隊の隊員。穏やかで落ち着いた性格で、明晰な頭脳の持ち主。氷を操る力を持つ。名門の氷室家の跡取り。従弟の焔のことを弟のように大切に思っている。
高月朔弥……吸血鬼ハンター紅月部隊の隊長。飄々として掴みどころのない性格。風と大地を操る力を持つ。高月家の当主。部隊の皆のことを大切に思っている。
本城雅……吸血鬼ハンター紅月部隊の副隊長。自分と他人にも厳しく、融通が効かない。魔術を操る。吸血鬼ハンターの始祖、本城家の生まれ。
立花和……吸血鬼ハンター紅月部隊の隊員。天真爛漫で周りを明るくさせる。植物を操る力を持つ。
飯塚光……吸血鬼ハンター紅月部隊の隊員。おどおどして目立つことが苦手な性格。電気を操る力を持つ。
遠山茜……吸血鬼ハンター紅月部隊の隊員。勝ち気でさばさばした性格。毒を生成し操る力を持つ。
金剛一輝……吸血鬼ハンター紅月部隊の隊員。口数は少ないものの、熱い思いを秘めている。金属を操る力を持つ。
神代蘇王……吸血鬼ハンターたちを統べるトップ。ハンターを養成する学園の理事長も務めている。人当たりの良い性格だが、本心は他人に見せない。血液を操る力を持つ。
影山隼人……蘇王のボディーガード。無口で表情を変えることがない。蘇王が親代わりとなっている。影を操る力を持つ。
<テーマ>
人間と吸血鬼の対立。過酷な戦闘で次々と仲間を失う中、それをどうやって乗り越えるのか、キャラたちのそれぞれの成長。
<世界観>
吸血鬼と人間が戦っている世界線での現代ファンタジー
色々と考えていたけど形にならなかった ゆきまる書房 @yukiyasamaru1
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