ある介護士の自分語り

第4話 介護福祉士

　こんなおっさん介護士だが、実は介護福祉士を持っている。

介護福祉士って何？と思う人もいると思うが、そこはまぁググってもらうとして。

簡単に言うと、介護分野における専門家。

一応国家資格。実は福祉系大学を卒業してるんだが、介護福祉士は学校ではカリキュラムが違うと言う事で取れなかった。働きながら取る事になった。

実務経験が3年あれば受験資格があるので、要件を満たしてから試験を受けた。

実は（2回目）、今の職場に入る前にも別の施設で1年間働いていた。なので、累計年数で3年目で受験することが出来たのだ。

当時は2次試験として実技試験があった。2次試験は実技と研修と選べたんだけど、研修は実費で9万円ほどかかったから、実技試験にした。

9万円、高いよねぇ・・・。

で、当然1次試験に合格しないと2次試験は受けられない訳で。

介護職である以上、介護福祉士は必須。いや実際には必須ではないけども、この畑でメシ食っていくんであれば、取っておかないとね。気持ちも違うし、なにより資格手当がゲフンゲフン。

私、勉強は好きではありません。

と言うか、したくありません。出来る事なら。

でも、勉強しないと問題の意味すら分からない。なら仕方が無い。勉強するしかない。

とは言え、仕事帰ってから勉強なんてできない。何故なら疲れるから（今の自分がこの時居たら、多分これ聞いた瞬間殴ってる）。

とは言え、実際に勉強を始めると何書いてるのか全然わからねぇ・・・。

職場が受験対策の研修に行かせてくれたので、何とか理解できていた。

結果として、この研修のお陰で見事合格できた。

実技については、ベテランの先輩がしっかり指導してくれたので自信をもって挑むことが出来た。

そんなこんなで介護福祉士に合格し、晴れて資格取得者となったのだった。

今受けたら間違いなく落ちる自信がある。

エヘン。