五月号編

同題異話・五月号  いつまでも輝く母へ


 同題異話・五月号を開催しました。今月のタイトルは、「いつまでも輝く母へ」です。

 自主企画の詳しい内容と参加はこちらから

https://kakuyomu.jp/user_events/16818093076536756213


 はい。五月一日になりましたので、新たな同題異話のスタートです。実のところ、四月号の参加作をまだ読み終えていませんが、先にこちらを更新します。

 後々に四月の参加作を読んでいくと思うので、ご参加中の皆様はもうしばらくお待ちください!


 今月のタイトルは「いつまでも輝く母へ」です。今月十二日に迎える母の日に因んだタイトルになりました。

 二〇一八年度の五月は「薔薇香る憂鬱」で、旬の花である「薔薇」、二〇二一年度の五月は「頭上で回るは観覧車」で、行楽シーズンから連想した「観覧車」と、五月全体の印象のタイトルを決めていきましたが、今年度はネタ切れ……もとい、意趣返しで、一つの記念日に絞ってみました。


 しかし、カレンダーを見てみると、五月は記念日が多いですね。「こどもの日」「みどりの日」も候補としてありました。「憲法記念の日」から、タイトルを作るのは難しいですが……。あと、「アイスクリームの日」とか「コロッケの日」もありますが、五月のイメージは正直薄いですね。

 ネタ帳の没タイトルを見てみると、『「母へ」「子より」』というタイトルもありました。母の日とこどもの日の二枚抜きタイトルではあるのですが、結構狭まってしまうのかなと。


 他には、「母に贈る小箱」というのもありました。こちらも、母の日関連で、プレゼントをイメージしていますね。また、本決定の前に出てきたのが「遠くで光る母へ」というもあります。ニュアンスとしては、今と大分近しいです。

 実のところ、「いつまでも眩しい母へ」と悩んでいました。でも、四月号で「新しい」という形容詞を使っちゃったので、連続形容詞はちょっとなーという気分で、同じ意味の動詞、「輝く」の方を採用しました。


 もちろん、この「母」の定義は、書く側におまかせいたします。産みの母、育ての母、義理の母はもちろん、「新宿の母」的な「母」、「マザーテレサ」の「マザー」、「マザーコンピュータ」の「マザー」とか、色々あると思います。貧相な発想ですが、私の語彙力では、ここまでが限界です。

 で、タイトルの末尾が「~へ」で締めくくっているのですが、書簡小説縛りはありません。というより、手紙が出てこなくても結構です。ジャンル不問なので、詩や俳句や短歌、エッセイだって構いません。タイトルなので、ニュアンスでいいんですよ、ニュアンスで、と、暴論を言ってみます。


 そして、「いつまでも輝く」という修飾語がついていますが、その後に続ける言葉は、感謝の意でも、恨み言でも、成り立つようになっています。そこらへん、うまく調整できたかな、と、自画自賛しております。

 まあ、前段階でつらつらと述べましたが、このタイトルを守っていたら、どんな物語でもオールオッケーです。企画期間は今月いっぱいですので、それまで、たくさんの参加をお待ちしております。




















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