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2024年7月10日 04:59
すらすらとなんのつっかかりもなしに調子よく読めたのでコメントなしにしてたんですが、ふと思い立って二度読みしてみたら、少しばかりひっかかるところが出てきたので w、二、三書きます。>明音の静止も虚しく、この場合は「制止」で。>あー、いいね!『腹黒女な女王様キャラが、気弱いじめられっ子を理不尽に攻撃するシーン』。この響希の態度は、写真オタのイカれた神経を全開にしているようにも見えますが、そういうふりをしながら部の中の毒を中和してるようにも読めます。で、問題なのは、本人がどこまで自覚してるのかということ。無自覚なコメディキャラという扱いにしたいのなら、>ほらほら、腹黒女の性悪っぷり、もっと見せてよ!これはちょっと煽り過ぎな感じがなきにしもあらずです。普通、こんなセリフで相手が腹黒いところを再現してくれるなんて期待しないはずだし……あ、でも映画監督的に「演技でもヤラセでもオッケー」って主義なのかな? であれば、こういうノリもわからんでも……いや、どうだろう。単に何も考えてないという可能性も w。ともかく、このシーンの響希は、割とはっきり「部の空気の清浄化」を意識してるようにも見えるんで、まあそういう感じの"実はいい人"みたいな演出が狙いならいいんですが、そうじゃなくてこの子はほんとにかき混ぜ役、ということでしたら、今少しなりふり構わないイカレぶりの描写を考慮されてはと思う次第。たとえば、莉音の陰険さだけでなく、暗い怒りを目に溜めていた(はずの)花音の表情もしっかり撮っていた、とかね。ついでの感想ですが、このシーンの後半は、明らかに激高する瞬間の莉音を狙っていたとしか見えせんねー。ギャグとしては、実は響希の真の狙いがそこだったという二段落ちに持っていくのもありだったかも。写真のタイトルはもちろん「噴火の瞬間」でしょうか。
作者からの返信
コメントと誤字訂正、ありがとうございます!>この響希の態度は、写真オタのイカれた神経を全開にしているようにも見えますが、そういうふりをしながら部の中の毒を中和してるようにも読めます。響希は、ほんとにただ写真のことしか眼中にない、優しさやら気遣いやらの精神は全く0のキャラです。このときはたまたま場の空気を良い方向へ持っていけたけど、下手すれば逆もあり、みたいな…いい意味でも悪い意味でも、その場の空気を一瞬で覆すことができる強キャラですね。まさに無自覚のコメディキャラですww初期の設定だと、響希はいつも何も考えずにふざけているフリをしながら、実はそうやって周りの空気を良くしようとしている、どっちかといえば策士っぽいキャラだったんです。『実はいい奴』的なキャラに見えたのは、その名残りのような気がします…(それか単に、こんな堂々とコメディキャラぶっこんでる割には、作者自身が大してギャグシーン書くの得意じゃなかったりするせいかも、ってか多分九割くらいそのせい(ボソッ))でも、登場人物のみんながみんな、そんな優しい心を持って周りに気が配れるキャラばかりだと(しかも中学生で)、ちょっとつまんないような気がしたので、ある意味中学生らしい?自我ゴリ押し系キャラもちょくちょく足そうと思いまして。だから響希を完全奇人に変更したんです。他にも莉音とか、前回で出てきたバリサク新副部長とかもその『自我ゴリ押し系キャラ』の例ですね。彼女(彼)らの今後の活躍をご期待ください!w>莉音の陰険さだけでなく、暗い怒りを目に溜めていた(はずの)花音の表情もしっかり撮っていた、とかね。一応、響希は莉音と、莉音にあーだーこーだ言われて我慢してた花音、両方ともバッチリカメラに収めて、ただ莉音の方が明確に陰険な表情を崩したので、(『今の顔良かったのに変えないでよ!』的な意味で)莉音にばかり絡んでたわけです。(一応、花音にも撮った写真を見せたりはしています)ずっと読んでくださっていた湾多さんならすでにご察しかと思いますが、花音はいじめられっ子時代(今もちょっとそうだけど)の癖で、誰かから悪意を向けられた途端、感情を押し殺して黙り込んでしまうタイプなんです。だからこのときの花音の表情は、怒ってるっていうよりかは、悲しさと無表情が綯い交ぜになってる感じですね。前はほんとに無表情だったけど、第一曲でのあれこれを通して、少しは『嫌』っていう気持ちを表に出せるようになってきてるので…>このシーンの後半は、明らかに激高する瞬間の莉音を狙っていたとしか見えせんねーそうですね、『腹黒女』だとか言ってたのも、煽ってわざとキレさせて、その最中の怒りの表情を愛するカメラの中に収めたかったからなんですよね『腹黒女が逆ギレした!』って。(やばいなんか若干、響希も性格悪いかも…笑)。
すらすらとなんのつっかかりもなしに調子よく読めたのでコメントなしにしてたんですが、ふと思い立って二度読みしてみたら、少しばかりひっかかるところが出てきたので w、二、三書きます。
>明音の静止も虚しく、
この場合は「制止」で。
>あー、いいね!『腹黒女な女王様キャラが、気弱いじめられっ子を理不尽に攻撃するシーン』。
この響希の態度は、写真オタのイカれた神経を全開にしているようにも見えますが、そういうふりをしながら部の中の毒を中和してるようにも読めます。で、問題なのは、本人がどこまで自覚してるのかということ。無自覚なコメディキャラという扱いにしたいのなら、
>ほらほら、腹黒女の性悪っぷり、もっと見せてよ!
これはちょっと煽り過ぎな感じがなきにしもあらずです。普通、こんなセリフで相手が腹黒いところを再現してくれるなんて期待しないはずだし……あ、でも映画監督的に「演技でもヤラセでもオッケー」って主義なのかな? であれば、こういうノリもわからんでも……いや、どうだろう。単に何も考えてないという可能性も w。
ともかく、このシーンの響希は、割とはっきり「部の空気の清浄化」を意識してるようにも見えるんで、まあそういう感じの"実はいい人"みたいな演出が狙いならいいんですが、そうじゃなくてこの子はほんとにかき混ぜ役、ということでしたら、今少しなりふり構わないイカレぶりの描写を考慮されてはと思う次第。たとえば、莉音の陰険さだけでなく、暗い怒りを目に溜めていた(はずの)花音の表情もしっかり撮っていた、とかね。
ついでの感想ですが、このシーンの後半は、明らかに激高する瞬間の莉音を狙っていたとしか見えせんねー。ギャグとしては、実は響希の真の狙いがそこだったという二段落ちに持っていくのもありだったかも。写真のタイトルはもちろん「噴火の瞬間」でしょうか。
作者からの返信
コメントと誤字訂正、ありがとうございます!
>この響希の態度は、写真オタのイカれた神経を全開にしているようにも見えますが、そういうふりをしながら部の中の毒を中和してるようにも読めます。
響希は、ほんとにただ写真のことしか眼中にない、優しさやら気遣いやらの精神は全く0のキャラです。このときはたまたま場の空気を良い方向へ持っていけたけど、下手すれば逆もあり、みたいな…
いい意味でも悪い意味でも、その場の空気を一瞬で覆すことができる強キャラですね。
まさに無自覚のコメディキャラですww
初期の設定だと、響希はいつも何も考えずにふざけているフリをしながら、実はそうやって周りの空気を良くしようとしている、どっちかといえば策士っぽいキャラだったんです。『実はいい奴』的なキャラに見えたのは、その名残りのような気がします…(それか単に、こんな堂々とコメディキャラぶっこんでる割には、作者自身が大してギャグシーン書くの得意じゃなかったりするせいかも、ってか多分九割くらいそのせい(ボソッ))
でも、登場人物のみんながみんな、そんな優しい心を持って周りに気が配れるキャラばかりだと(しかも中学生で)、ちょっとつまんないような気がしたので、ある意味中学生らしい?自我ゴリ押し系キャラもちょくちょく足そうと思いまして。だから響希を完全奇人に変更したんです。
他にも莉音とか、前回で出てきたバリサク新副部長とかもその『自我ゴリ押し系キャラ』の例ですね。
彼女(彼)らの今後の活躍をご期待ください!w
>莉音の陰険さだけでなく、暗い怒りを目に溜めていた(はずの)花音の表情もしっかり撮っていた、とかね。
一応、響希は莉音と、莉音にあーだーこーだ言われて我慢してた花音、両方ともバッチリカメラに収めて、ただ莉音の方が明確に陰険な表情を崩したので、(『今の顔良かったのに変えないでよ!』的な意味で)莉音にばかり絡んでたわけです。
(一応、花音にも撮った写真を見せたりはしています)
ずっと読んでくださっていた湾多さんならすでにご察しかと思いますが、花音はいじめられっ子時代(今もちょっとそうだけど)の癖で、誰かから悪意を向けられた途端、感情を押し殺して黙り込んでしまうタイプなんです。だからこのときの花音の表情は、怒ってるっていうよりかは、悲しさと無表情が綯い交ぜになってる感じですね。前はほんとに無表情だったけど、第一曲でのあれこれを通して、少しは『嫌』っていう気持ちを表に出せるようになってきてるので…
>このシーンの後半は、明らかに激高する瞬間の莉音を狙っていたとしか見えせんねー
そうですね、『腹黒女』だとか言ってたのも、煽ってわざとキレさせて、その最中の怒りの表情を愛するカメラの中に収めたかったからなんですよね
『腹黒女が逆ギレした!』って。
(やばいなんか若干、響希も性格悪いかも…笑)。