第2話
「貴様ガ、ヨウヤク仲間ヲ、持ツトハ……」
そう、仲間。この女が、その証拠である。身体の半分が奇怪に染められ、男と同じ風になっている。この荒廃した
そして「反奇怪部隊」が存在する。数少ない人類、推定100人居れば良い方だろう。
「だから———お前はこれから奇怪として生きろ」
「嫌だ、と言ったら?」
「安心しろ、オレも、オマエも、共犯者だ」
すると、遠くから車の音がする。
「窓突き破って逃げるぞ」
「え、え!?」
パリーン、と男は本当に突き破る。
「目標が逃げた。その場で狙え」
「イエッサ」
スナイパーなど効きやしない。何故なら、
「"空間操作"」
奇怪は人間には、遠く及ばない。
奇怪境界線 あさのたけし @ggang_745
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