三、アイラブファ○クした(エロネタ。R15推奨)
それは、アイラブユーから始まった年上セックスであった。愛のボルト締めナンバーワンは、あばたもドライアイスで、煙幕エクスタシーの炸裂であった。
「顔が、胸が、腰つきが、とろけるのが耐えられない!」と、私の恥も外聞も、身も世も、君だらけ!
闇のようなベッドのうえ、沼の底なしみたいに波打つシーツ。それは、アイラブユーから溶け出した、ネス湖のネッシー・ファックの幻覚ケツ・ムービングであった。
私に、とどめを刺せ! 犯せかし! 嬲れかし!
甘い菓子、硬直歌詞、死後仮死。
とうとう口づけばっか色白で「ピンク、熱いよ!」と天井が落ちてくる。なぜならその証拠に、ほら空が堕ちてくる。
でも「これ以上、叫ぶな!」
だって宇宙が落ちてくる。
それでもとめられない体の狂った反応が、「いや、恥ずかしい、嬉しい!」と、君の肉体を、どんどん愛してしまう!
「あなたへの引きずりこまれ」は、とつじょ夏になった春の終わりの転落であった。週末の甘い言葉につられてやってきた、グリーンの宝石のようにきれいなペンション、におうようにまっしろなテラスにて。日は落ちて、リクライニングに横たわり、甘く切なく、身に染みてバカだった私の後ろ前を、あなたはまんべんなく舌で痺れるほどに、ねっとり、しっとり、悪魔のテクで、見るもイヤらしい、このとおりにしましたね。
ぐちょぐちょと、お漏らしに満ちた穴から穴へと、口から口へと、愛の塊を舐め転がし、咀嚼して味わって、おたがい「ごっくん」してしまった。
ああ全身に咲き乱れる、色とりどりのラブ、ラブ、ラブ!
白い雪のラブ。黄色い雨のラブ。宇宙みたいな粒入りでラメ入りな頂点駆けずりラブ。そんなすべてに、わたしは溺れまくりだ。
「わたし、最高にしあわせなのが君なの」
夜のとばりに小屋ごと二人はすっぽり包まれ、ついに「あなた、あなた」の嵐がやって来る。
土砂降り。暴風。たまらない声、息、灼熱に、ぬめりきった私たち。
アイラブユーから崩れ落ちる、二人だけのどこもかしこである。戦慄、ついにマックスに。理性はおろか、脳自体が消滅して叫ぶ。
「空まで震える私を」「ハッキョー抱きしめて!」
このまま、あなたと永遠に生きてゆこう。だって、目も見えないほどに未来はどこまでも続いてゆくのだから。
そんなアイラブファ○クした。君の笑顔だね。
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