第3話「友達になる権利」Aパート
「だから今日一緒に遊ばせてください
お願いします」
そう言い頭を下げる伊藤を見て
唖然とする三人。
顔を上げた伊藤は返事がない
三人を見て…
「やっぱりほとんど絡んだことがない
私となんて遊びたくないよね」
と、心の中でそんなことを思っていると
「わかったいいよ。
そうとなったら早く喫茶店に行こか
みんなもそれでもいい?」
「もちろんいいよ。
私も急遽遊ぶことになったから」
「僕もいいよ
一緒に遊ぶ人数は多い方が楽しいからね」
「じゃあ決まりだな早速行こうぜ」
「みんなありがとう」
そう言いその場で涙を浮かべた伊藤、
てっきり反対されると思ったからだ。
けれど実際は違く
拓馬たちは優しく出迎えてくれた。
「伊藤さん行こ!」
「うん」
そういいまだ目に涙が残ってる伊藤を
優しく手を差し伸べ
伊藤は紗奈の手を取り
四人は喫茶店へと向かった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます