第2話Dパート
その後各々本屋での買い物を済ませ
3人は本屋を後にした。
「この後はどうするの?」
「紗奈ちゃんの言うとおりだね
拓馬くんどうしようか」
紗奈と昌也の質問に
拓馬は
「スイーツ食べたいんだけど
いいか?」
と、提案した。
「もちろんいいけど
拓馬くんってアニメも好きで
スイーツ系も好きなんだ」
「そうなんだよ、意外でしょ
拓馬はスイーツ大好き系アニオタ男子だから」
「そんな、草食系男子みたいなノリで
変なあだ名つけるなよ」
「いつもやられてるお返し〜」
「ったく紗奈ったら」
紗奈の仕返しに呆れつつも
内心では嬉しく思う拓馬であった。
「さてと食べに行くとして、どこがいいかな」
そう言いながらスマホを出し、
おいしいお店を調べていると…
「ねぇ拓馬スペイチパン食べに行ったらどう?」
「確かにいいかもなスペイチパン!
最近食べてなかったから久しぶりに行くか」
昌也もそれでもいいか?」
「うんいいけど、
スペイチパンって何かな」
「知らないなら着いてからのお楽しみだ」
「それがいいかもね」
昌也がわからないでいたので
ここは内緒にしておくことにした
拓馬であった。
「へー、じゃあ
美味しいと思ったお店を
紗奈ちゃんたちに教えたりしてるんだ」
「まぁな
その日の気分に合わせた美味しいお店を
教えるぜ、なぁ紗奈」
「そうだね。
美味しいことろあったら私たちに
教えてくれるんだけど
どこも美味しいよ。
桃香と出掛けててあまいものを
食べたくなったら真っ先に拓馬に聞いて
言われた場所に行くけど
どこも美味しいからついつい
聞いちゃうんだよね」
その話を聞いて
そんなに詳しいのかと
感心していた昌也であった。
そんな話をしていると
「ねぇ君、僕と遊ぼうよ」
「いや、えっとその…」
「ねぇあれ伊藤さんじゃない」
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