2話B
B
駅前には
多種多様なお店やデパートが並んでいる
「赤石くん」
拓馬が駅に着くとすでに清水が待っていた。
「清水悪りぃ、待たせたか?」
「いや、僕も今さっき着いた
ところだから大丈夫だよ。
そんなことよりはやくいこうよ」
「そうだな早速行くか」
そして二人は歩き始めた。
「赤石君はどこか行きたいところある」
歩き始めてすぐに清水にき開かれた後
少し考えた後拓馬は…
「本屋に行ってもいいか?
俺が好きな漫画の発売日なんだよ」
と、答えた。
「そういうことならいいよ、
そう言えば赤石くんって漫画好きなの?」
「まぁな清水は漫画とか読むのか」
「小さい時はよく読んでたけど
今はあんまり読まなくなったかな
何読んだらいいかわからなくて」
「そっか、じゃあ今からどうせ本屋行くし
面白い漫画教えてあげようか」
「じゃあ教えてもらおうかな
買うかはその時決めてもいい?」
「もちろんだ!」
そんな話をしながら二人は歩いていた。
先ほどの話から数分後
二人の話題は拓馬たち幼馴染四人の
話になっていた。
「へー、赤石くんたちってそんな昔からの
付き合いなんだ、
どうりで仲良いわけだよ。
僕もみんなと同じぐらい
赤石くんと仲良くなれるといいけど」
「なれるぜ、なんなら
お前はもう少なくとも俺の
大切な友達の一人だぜ」
と、即答した拓馬に
清水は、
「赤石くんとなら、良い友達になれそう」
と、心の中でそう思っていた。
「そういや清水」
「どうしたの」
「俺らも名前呼びにしようぜ」
「え…どうしたの急に」
動揺する清水。
拓馬はすかさず、
「俺さ、名前呼びしてる方が
仲良くなれてる気がするんだよね」
と思いがけない提案をしてきた。
清水は少し不思議そうに
「そうなの?」
と目をぱちくりさせてると
それに対し拓馬は…
「最初はさ、呼び捨てで呼んで
もらおうかなっと思ったんだけどよ、
お前の性格を考えるとそれは嫌がると
思ったんだ。
だから、俺のことは好きなように呼んでくれ」
と、提案してきたので
「うんいいよ、赤石くん」
「違うだろ清水、」
拓馬にそう言われた清水はハッとしたのち
改めて…
「そうだったね
これからもよろしく拓馬くん」
「おう!よろしくな昌也」
お互いに名前を呼び合い
仲良くなれそうだなと思いながら
本屋に向かう二人だった。
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