私のココロ

ぱるめら。

私のココロ

女に生まれ、女として生きていく―――

そんな当たり前のことが辛い。

そう感じるようになったのはいつからだろう。


学校の先生から「女としての自覚を持ちなさい。」そう言われた。

女としての自覚って何?

女って何?男だから、女だからって何?

そんなこと、言わないでほしい。

こんな感情は間違っている。そんなの自分でもわかってる。でも、考えてしまうんだ。もし自分が男に生まれていたら、と。


こんなこと、本当は考えたくない。だってこれはじゃないから。

普通じゃないことは、いけないことだ。


男に憧れる―――

何故隠さなければいけないんだろう。でもこんなこと、親にも友達にも相談できるわけない。なんて言われるか、わからないから。


胸の膨らみも、気持ち悪くて仕方がない。男友達との少し下品な話をするときだって、どうしても私はとして見られる。

そんな些細なことで絶望して、だけど誰にも相談できなくて、苦しくなる。逃げ出したくなる。泣きたくなる。

死んだら楽になれるんだろうか。そう考えるようにもなった。


なんで、なんで私がこんな目に合わなくてはいけないのだろう。

私はただ、人間の女に生まれただけ。なのにどうして、こんなに苦しまなきゃいけないのだろうか。

誰か、私を救って?誰か、誰かお願い。


お願いだから、私を楽にさせて―――

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