第4話
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誤字があった為訂正しました!
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角うさぎを倒し、また歩き出した。
「次はゴブリンが出てきて欲しいな」
と池上さんが呟いた。
とてもじゃないが、俺はもう帰りたい。角うさぎでもうキツイのだ・・・・すると数m先に子供以上大人未満の背丈をし腰巻きを身にまといサビサビの短剣を持つモンスターが現れた!
あれはゴブリンだなと思いながら池上さんに確認した。
「あれは、ゴブリンだね。1体だけだから大村君次は短剣で討伐してみよーか」
ふぇ!?マジで!?仕方ないか・・・
クギャクギャ言いながら歩いていたゴブリンに目掛け石を投げた!惜しくも当たらなかったがゴブリンがこちらを向いて走ってきた!
クギャクギャ
ゴブリンはサビサビの短剣を振り回しながら迫ってくる
角うさぎみたいにギリギリまで引き寄せ横に飛び短剣を突き出す!
ゴォッと音を立てゴブリンが倒れた
ゴブリンは魔石ぐらいしか利用価値が無いが、人型のため角うさぎの時より嫌な感じが酷くする。
あれから何体か倒して、納品の仕方を教えてもらった。
納品するために採取したのをトラックに協会裏になる搬入入口から納品し、社名付きの名札を後で渡すからそれを首から掛けることを忘れずに!と言われた。あ、納品物だけど高級な物は会社に5割、自分に5割っていう風になっているけどそれは、臨時ボーナスみたいな扱いになるらしい
会社に戻り、名札を貰い日報を書く。主に納品物採取は会社に戻り日報を書いて帰宅するという流れになるそうだ。
日報だりぃ〜てか、PCで打ち込みしたらダメ?
そんなこんなで帰宅し、飯と風呂を済まし、
「ふぅ〜、中々ハードな一日だったな、寝る前に一服するか」
やっばぃタバコ吸っても眠気が覚めん
寝るかぁ
「おやスミス〜」
「おやすみー」
「んみゃ・・・・寝てぇ・・・仕事行くかぁ〜
タバコ吸って」
着替え、朝は軽く食べ、歯磨きをし、一服して家を出た。
会社に着いた
これが、俺のトラックか〜と思いながらエンジンをかける
ブロロロロ
よっしゃ!行くか!ダンジョンに!
協会に着き、着替え、ダンジョンに入る
歩くこと数十分・・・・
クギャクギャ・・・クギャ?・・・クギャギャ
と会話?をしているゴブリンが3体見える
よし、狩るか!!
「スキル:タイヤ!」と小さく呟く。
人の頭サイズまで小さくしそれを3つ作る。
今、俺は、某野球漫画の茂野◯郎になったつもりで投げる!
目標はゴブリンの頭に当て怯んだスキに倒す予定だ。タイヤが勢いよくゴブリンの足元に落ちた!
ゴッ!ボコッ!・・・・・・クギャン
1匹が蹲り、泡を吹いて倒れている
ま、まかさ股間に当たるとは・・・
2匹のゴブリンがこちらに向け猛ダッシュで近づいてきた!
それを見て慌てて後ろに逃げる俺!追いかけるゴブリン!
数十分は走っただろうか・・・俺の目の前にはゴブリン、後方にもゴブリンが居てジリジリと距離を詰めてくる!
二手に分かれるとかアリなん?
どーする?ヤバいぞ、とりあえずタイヤで後ろの奴を足止めするしかないな!
「スキル:タイヤ!」
後ろのゴブリンの足にホイールが嵌まるように召喚し、頭に軽自動車のタイヤを落とす!
クギャ!?
後ろのやつが慌てたような声を出したのを聞いて前のゴブリン目掛け頭サイズのホイール付きタイヤをグローブのように掴み、突っ込んだ!
ギャッギャ!と前方のゴブリンが驚く。
「オラァァァァ!」
短剣を俺に目掛け突き立てる!
ブシュ〜と音がなる
ゴブリンの短剣をタイヤで防ぎ、短剣が刺さったままのタイヤでゴブリンを殴る!
ゴブリンのお腹に当たった!そのまま蹲るゴブリンの後頭部にタイヤで殴り続けた。
カヒューカヒューと瀕死状態のゴブリンの首を短剣で掻っ切った
「ハァハァハァ
あと、1匹!」
と後ろを向くとゴブリンが走りながらこっちに向かっていた。
さっき殺したゴブリンの死体を持ち、投げる!
重っ・・・よいしょー!
ゴブリンが驚き、死体にぶつかり倒れた!
チャンス!
ゴブリンの四肢にタイヤを2つ重ねて置き、身動きが取れないようにして、首を掻っ切った。
2匹のゴブリンの魔石を採り、その場を離れた。
「はぁ〜〜びっくりしたぁ!まさか、アレが通用するとは」
タイヤで殴るというスタイルが効くとは思わなかったな!でも人の頭サイズしか出来ない戦法だから鍛えて行くしかないな・・・最低でも軽自動車のタイヤで軽々出来るようにしないと
など考えていると
クギャ!クギャ!
とゴブリンが怒った様に股間を両手で抑えながら現れた!
あーさっきのゴブリンか!
そんなに痛いなら動くなよと思いながら構える
すると俺の後ろから、ガサガサと音がした!
慌てて横に避けると角うさぎが走って来たので、思わずタイヤを召喚したが角うさぎの軌道を少し浮かせる形になった!すると
ザシュ!という音とともにクギャ〜ンと泣き声を上げながら絶命するゴブリン!
キュ!?と驚きの声をあげる角うさぎ
え・・・と口を開ける俺
角うさぎの角がゴブリンの心臓に突き刺さったのだ!
ゴブリンら両手が塞がっていたので何も出来ず倒れた。
最後まで両手を離さなかったゴブリンに合掌して角うさぎを倒した。
なんかごめん、ゴブリン!
もう今日は会社帰ってありのままを日報に書くね!!
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