第3話

こんにちは。ayaasです。お久しぶりです。gwなので久しぶりに書いております。

それではどうぞ!



「I see tell 愛してる」


私の名前は虹。好きな本は「まち」でその中の登場人物、ときがだあい好き!私は中学1年生になったんだけど、同じクラスになった、さともとき推しなの!すごくない?奇跡だよね!まちしってる人は全くと言っていいほどいなかったから最高すぎる!そしてね、私、さとと付き合ったの!さとから好きって言われちゃった!今日はさとと最終日の夏休みを楽しんでるのっ!

ショッピングデートっ!!


8月31日


「ふぁあ、ねむ」


「ほんとにね!今日で最終日...」


「虹、宿題終わったか?」


「あ、えっと、うん」


「ふうん、その顔はしてないんだなっ!」


そう言って、さとは人差し指を私に向けてきた。


「そんなことないよお!」


「そういうさとは終わったの!?」


「ギ、ギクリ」


「ああ!してないんだなっ!?」


今度は私がビシッと人差し指をさとに向けた。


「今日で終わらせるつもりだよ!」


「今日で終わらせないとダメじゃん!」


「確かに!」


「ふぁあ、でも私も眠いな」


「ねえ、ショッピングでしょ!まずは腹ごしらえ!早く行こ!」


「へいへい!」


私たちはフードコートに行った。


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そこでの出来事は今後一生忘れることはないだろう。



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「うぃい!フードコートきたy」


「え?」


「は?」


「人、いないね」


「うわああああ、お前光ってるぞ!!!」


「えっ!?」


ほんとだ。ほんとに光ってる。怖い怖い、私なんかしたっけ?私、日頃の行いが良くなかったの?


「大丈夫かって、うわああ!?」


「なあ、虹!消えてる!消えてきてる!」


「うん、グスン」


「もういいや、私消えちゃうんだよ」


「最後に感謝の気持ち伝えていい?」


「え、う、うん」


「今まで少し、一学期の内だけ、ほんとに楽しませてくれてありがとう。ときのこと、沢山話して、話して楽しかったよ。私さ、こんなにときこと話したことないや。あと、付き合ってくれて、祭りにも連れて行ってくれて、ほんとにありがと。中学生の一学期中が人生の中でいっっっち番楽しかった!さとに出会えて私ほんとに幸せだった!今までありがとう。さと」


「うん、グスン、こちらこそありがとう、俺も楽しかった。いっち番楽しかった!」


ふあん。ああ、消えちゃった。もうちょっと、もうちょっとだけ、生きたかったな。



_____________________



ああ、神様。私、なにかしましたか?悪いことしましたか?もう1年、もう1年だけでも増やせませんでしたか?ああ、とき、そしてさと。絶対に忘れないよ。来世でも。



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「I see tell」読んでくれてありがと!バットエンド多いけど許してね。

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l see tell (愛してる) にんじん@ayaas @ayaas

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