第3話の1
ミ=ムネはうなだれて岩の上で想いかえす。彼、ム=ウムの事を。
ム=ウムは生まれた時から変わったところがあったのだ。
しかし、彼女の属している種族自体も他の水棲人達と変わっているといえばいえる。
何かしら創造者が施したとおもわれる作為的なところが、ミ達の体に感じられるのだ。
あまりにも体が能率的左のが陥きらに精神構造も違っているようだ。
彼女の一族と他の水棲人達とのいききはほとんとといってない。
また、他の水棲人達とも付き合かうとしない。
限られた地域の中で、彼女の一族は生活をしているのだ。
けれど、それにも増してム=ウムは異端児であった。
彼ム=ウムの一族は、「シュクセイキ」から続いているといわれる種族の連綿と続く
歴史の中で始めておこった異変といえるであろう。
我が心の洪水 飛鳥京香 @asukakyouka02
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