第26話

「坊、、坊起きて」ユサユサ


誰だ。僕の安眠を邪魔するのは



「ほら、、起き、、坊、、、」ペシペシ


額を叩くの、止めて痛いから、、、はぁ、起きますかね


「、、、起きるから叩くの止めてね、、ふわ~ぁぁ、、おはよう、セリス」


「おはよう、坊。、、、?なんで、イリスとシャリーが居るの?」


ああ、セリスは昨日の夜の出来事知らないのね


僕は、何故こうなったかセリスに説明する



~セリスに説明中~



それを聞いたセリスは呆れた声で


「坊は馬鹿なの」


「面目ない、皆に心配かけちゃったし」


「通りで、夜煩かったのね」


「それは、本当にスミマセン」


「でも、坊が大丈夫そうで良かった」


「以後、気をつけます」


「じゃあ、私は準備してくる」


「わかったよ、お願いねセリス。ああそれと、マリージョとフリージアを呼んできてもらえると助かる」


「わかったよ、坊」




セリスは一旦部屋を出ていく。さて、イリスとシャリーを起こさない様ベッドから抜けだし日課である御先祖様ローレンスへの祈りをする




すると、僕がベッドから居なくなった事に気付いたのか妹達が起きてしまう


イリスは「ふみゅぅ、、、にいさまぁ、、」 シャリーは「にぃさ、、zzz、うぅん」




可愛いなぁ、おっとイカンイカン。僕は二人に挨拶を


「イリス、シャリーおはよう。よく眠れたかい」



「にいさま、おはようございます。よくねむれました、おからだだいじょうぶですか」


イリスは僕の心配をして


「おはようございますにいさま、よくねむれました。なにをやっているんですか?」


シャリーはお祈りの事を聞いてくる



「イリス、大丈夫だよ。シャリー、これはね兄様は毎朝、御先祖様ローレンスにお祈りをしているんだよ。良ければ二人も、兄様と一緒にお祈りするかい?」


すると、二人とも


「「にいさまといっしょに、おいのりするー」」


うん可愛い


「それじゃあ、一緒にお祈りをしようか」


三人一緒に御先祖様にお祈りをする




日課のお祈りも終わり、妹達と楽しく会話をしている所に、準備が終わったセリスがマリージョとフリージアを連れて戻って来る


僕はセリス達に


「セリスありがとう、マリージョとフリージアもおはよう。すまないけど、イリスとシャリーをお願い」



セリスは胸を張りながら


「坊の専属だから当然」フンスッ



マリージョは


「おはようございます。ケイン様、イリスお嬢様、シャリーお嬢様。理由はセリス先輩に聞いておりますので」


フリージアは


「おはようございます。ケイン様、イリスお嬢様、シャリーお嬢様。では、お嬢様方は私達とお部屋に戻りお着替えを致しましょう」



イリスは「せりす、まりーじょ、ふりーじあ、おはよう。おきがえする」


シャリーは「せりす、まりーじょ、ふりーじあ、おはよう。ここできがえるのだめ?」



ちょっと、シャリーちゃん!



イリスも『それだっ』見たいな顔しないの。


ほら、マリージョとフリージアが困った顔してるから




しょうがない、何とか説得しないと


「イリス、シャリー二人とも自分のお部屋でお着替えしてね」


妹達は『えー駄目なの兄様』そんな可愛いらしい瞳で訴えるが


「僕の部屋で一緒にお着替えすると、兄様の楽しみが無くなっちゃうな」



妹達は『そうなの?』そんな風に僕の言葉を聞く



「そうだよ、ここで着替えると、ああ今日はこの服なんだねって思うし。それにね、兄様は二人のお洒落なお洋服を毎朝新鮮な気持ちで見たいんだよ。だから二人ともお部屋で着替えて欲しいな」




ちょっと自分でも、何言ってるのかよくわからなくなるが二人は納得したのか



イリスは


「にいさま、わかりました。まりーじょはやくいこう」


シャリーは


「わかりました。ふりーじあはやく、にいさまをのうさつするのをえらんで」



ん、ちょっとシャリーちゃんそんな言葉どこで?




そんな事(シャリーの発言が若干不安だが)を言いながら、妹達はメイド達とともに自分の部屋へ戻っていく




四人が部屋から去りセリスが


「じゃあ坊、着替え始めるよ」


「ああ、うん。よろしくセリス」


「イリスとシャリーは良かったの、坊」


「一緒に寝るのも本来駄目だし。まぁ、昨日は母上が父上を説得?をしたからね」


「ガラムはソフィーに頭が上がらないから」


「そうなの?因みに理由を教えてもらえる事は」


「それはダメ。二人に悪いし、それに気にするほどの事でもないから」


「そうなんだ」


気にするなと言われると気になる【それは人間のさがじゃな】




ああ、出て来たのね【酷い言われようじゃ】


いやだって出てくる気配無かったし【狙いを定めてただけじゃ】そうですか


【そうじゃ、それにワシ、レギュラーだしの】メタいよ


【因みにこのメイドの紹介は】


ああ、セリスはエルフなだけあってあれから3年経った今も変わらず綺麗だね


【それだけなのか】そうだよ、後は僕の魔法の先生になってるくらい


【つまらんのぉ】僕に言われても困るんだけど






「はい、終わったよ坊。今日もカッコイイよ」


セリスから褒め言葉をもらう


「ありがとうセリス。セリスも、今日も綺麗だね」イケメンショタスマイル


「フフッ、ありがとう坊」




あれ、、、普通に返されてしまう


【まだフラグが立っておらんの】ああ、そうですか


【隠しキャラの○林見○もしくは伊○院レ○みたいな感じがするの】


まだそのネタ引っ張るの


【面白いんだからしょうがないじゃろ】はいはい





そんなやり取りの最中


「坊、もうすぐ朝食の時間になるよ」


セリスに言われ


「それじゃあ行こうか。イリスとシャリーも待ってるだろうし」


「ちゃんと褒めてあげなよ、坊」


「わかってるよ。行こう」


さて、妹達イリス シャリーを沢山褒めてあげよう♪
















~後書きみたいなもの~


何とかGW期間中、毎日投稿達成できました


これ以降は、ストックが尽きるまでは毎日投稿出来るのですが


仕事も始まりますので、ストックが切れたら基本は週1~2話投稿となります


本作品を楽しみにされている読者様には、本当に申し訳ございません


なるべく早く投稿できる様頑張ります

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