第20話

「「にいさま、おはようございます」」


僕に元気良く挨拶する妹達イリス シャリー


「おはよう、イリス、シャリー」


挨拶をしながら二人の頭を撫でる。



「なでなできもちいい」


イリスは可愛いらしく言う


「にいさま、だっこ」


シャリーは上目遣いでおねだりしてくる



可愛いお願いを聞いてあげたいが


「シャリー抱っこではなく、イリスと一緒に手を繋ぐので我慢してね」


シャリーは「わかりました。にいさま」


「うん、我慢出来て偉いよシャリー」


手を繋ぐ、するとイリスが


「にいさま、いりすもいりすも」


「もちろん、イリスもほら」


手を出す、それを『わーい』そう言いながら繋ぐイリス





後ろに控えている妹達の専属メイドに挨拶をする


「おはよう、マリージョ、フリージア」


マリージョとフリージアが


「「おはよう御座いますケイン様」」挨拶を返してくれる



【新キャラじゃ】ああ筋肉神かみさまもおはよう


【おはようなのじゃ、挨拶は大事じゃの】そうだね


【では、レッツ筋肉マッスル】りょ



【新キャラメイドの紹介始め】


りょーかい、軽く紹介マリージョ(21)はイリス専属、フリージア(20)はシャリー専属だよ、、、


【それだけなのか?】


後は、元冒険者でガイウスとサミクリとパーティーを組んでいたくらい


【それなら『女騎士』にはならなかったのか】


何故『女騎士』だけ強調するのジトメ【くっ、、、いや趣味じゃ】


まあ、妹達の身の回りのお世話は、ある程度強くないと僕も不安だからね


【最強じゃからな】うん、じゃあ終わりで





妹達は僕と手を繋ぎながら


「「みりー、おはよう」」


「おはよう御座います、イリスお嬢様、シャリーお嬢様」挨拶を交わす。


僕は「イリス、シャリー挨拶出来て偉いよ。じゃあ朝食を食べに行こう」


「「はーい、にいさま」」





~朝食中~


家族全員揃って食事をしてる最中、父上が


「ケイン、今日は朝食の後、剣の稽古であったな」


「はい、父上その予定ですが何か急用があるのですか?」


「いやな、今日は久しぶりに私も訓練場で身体を動かそうと思ってな」



父上は続けて


「今日は私がケインの稽古を見てあげよう」オワタ


母上が嬉しそうに


「それなら私は、イリスとシャリーと一緒に見学させてもらいましょう」


イリスは「いくいく」


まぁ可愛いらしい


一方シャリーは「おとうさま、にいさまいじめたらだめ」


ちょっと不安だ


その後、食事が終わり訓練場へと向かう








はぁ~今日の訓練無事に終わるかな、そう黄昏れていると


「ケイン坊ちゃん、元気なさそうですがどうしたんです?」


声を掛けられる。


「あぁ、ハーランか。いやね今日父上に訓練を見てもらう事になってね」


「ガラム様にですか」


「それだけなら、別に何とも無いけど」


「なら、どうしてですか?」


「その、、、母上と妹達がね」


ハーランは察して「なるほど、そりゃ大変ですね」


「まあ、頑張るよ」


「まあそんなに気を張らず、訓練頑張って下さい」


「ありがとう、ハーラン」



【キャラ紹介じゃよ】いきなりかい


【そうじゃ】はいはい、えっとハーラン(25)はガイウス達と組んで冒険者パーティーのリーダーをやっていた苦労人


【最後の一人か】そうだねヴァスト家に仕える騎士になってからも、相談やら仲裁で忙しそうにしてる


【苦労人なのは変わらずなのか】


本人は「こういう事は慣れてますので」って言ってる。これくらいでいい?


【では、終わりにしようかの】じゃ、終わりで







「ぬおぉぉりゃあぁぁ」 「しねえぇぇぇい」


ん、何やら物騒な掛け声が。一体誰が?


視線を向ける、サミクリが


「ガイウス今日こそは、叩きのめして、考えを矯正してヤるっ、ぞっ」


ガイウスは「よっと、そんな生温い攻撃じゃまだまだだぜ、っと」楽しそうに受け流す


訓練とは思えない激しい攻防を繰り広げる二人


僕は「ねえ、ハーランあれ止めなくていいの?」


「大丈夫ですよケイン坊ちゃん、ほら見ていて下さい」


そう言われたので大人しく様子を見守る


すると二人が激しい訓練?の最中







「良い気迫だ二人とも、私も交ぜてもらおうか」


我等の戦闘狂バトルジャンキー、団長ダイダムが二人に駆けていく


ガイウスはダイダムが向かって来たのに気づき、「げぇっ、団長」


サミクリはダイダムが迫って来るのを気付かず


「その手には乗らないっぞっ」


ガイウスに斬り掛かる、それを受けながらガイウスが


「ちっ馬鹿やろう、後ろを見て見ろ」


ガイウスの焦り方が通常と違うので振り返る




「ハッハッハッ元気があってよろしい」




嬉しそうな声で駆けてくるダイダム、「あっ」そんな声をサミクリが出す


ガイウスが「だから言ったろ、サミクリ」


サミクリは「煩い、団長が本当に来る何て思わないだろ普通」


「でも団長だぜ」 「、、、そうだな、、」


「協力してやるぞ」 「やるしかないかハァ」




ダイダムが「イクゾォー」


二人に斬り掛かる、ダイダムの重い一撃をガイウスが受け止め


サミクリは、ダイダムの死角から攻撃を仕掛けようとするが



ダイダムはサミクリに


「そんなわかりやすい攻撃、お嬢様達に比べたら甘いわっ」フンッ


そう言いながらサミクリを吹っ飛ばす


ガイウスが「サミクリっ。と危ねえ」間一髪で避ける


サミクリは直ぐ起き上がりダイダムにまた仕掛ける





まあ、妹達イリス シャリーに比べたらねぇ


【そりゃそうじゃ】あれは酷かったから


【気になるのお】いや、筋肉神かみさまも居たよねその時


【読者がじゃ】いや読者って


【ほれほれ】説明するとダイダムと訓練中に妹達が見学に来ててんだ


【ふむ】で、僕も模擬戦で吹っ飛ばさたりしてて、それを見ていた妹達が


「「にいさまを、いじめるなー」」カワイイ


で、シャリーは僕に抱き着いて来て


「にいさま、いたくない」


イリスはダイダムに駆けより


「にいさまを、いじめるなー」


ペチッ軽くダイダムに触れる




ドガァーーーーーーーーンッ


ダイダムが吹っ飛んで壁に衝突する。


訓練中の皆は


「、、、、、、えっ。」( ゜Д゜;)!?こんな顔になってる




「あっヤベ」イリスに


「ほらイリス、兄様は大丈夫だからおいで」


「にいさまー」


イリスも僕に抱き着いてくるイリスが


「にいさまは、いりすがまもるの」そう言い


「しゃりーも、にいさまをいじめるのゆるさない」


シャリーの発言は若干物騒であるが、その前に止めないとな


でも、僕を心配してくれる妹達は可愛いなぁナデナデ




そんな事を考えながら二人の頭を撫でて現実逃避してると




副団長ノエリスが我に返り


「はっ、今何が、、、、団長」


訓練所の壁にめり込んで気絶しているダイダムを見る


「だっ、だ、、、団長ーーーーーっ」ダイダムを助けに向かう



あれは酷かった【酷いのお】


でも、ダイダムはあれから「次こそ、お嬢様の攻撃に耐えて見せますぞ」何て言いながら笑う


【ドMなのか?】


いや違うでしょただ、普通であれば全盛期を過ぎてるはずなのに更に強くなってる気がする


【良い事では】確かに良いことだけど





そんな事があったなぁと、振り返っていてるとハーランが


「ケイン坊ちゃん、終わりましたよ」


ん、ハーランの視線の先を見る、、、、、、すると


二人ガイウス サミクリが屍になってる、まあそうなるよね


ハーランが「ケイン坊ちゃん。私はあの馬鹿二人を回収しながら訓練に戻りますので」


「うん、わかったよ」


「では、ケイン坊ちゃんも訓練頑張って下さい」


「ありがとうハーラン」


ハーランは二人を回収しに訓練へと戻って行く




さて、父上が来るのを待ちますか






















~後書きみたいなもの~


主人公以外の描写『筋肉神かみさま』を除くを、入れてもいいか迷っている作者です


ただでさえ、ぐだぐだ感が否めなく


他キャラ視点を書いてしまうと更にぐだぐだしてしまいそうなので


これに関しては作者の力不足なので申し訳ないですm(__)m


需要があれば番外編として書こうかな



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