第19話

朝、ケイン部屋


「、、、、、ふぁわぁ~、あれ?何でベッドに、、、確かあの後、、、いや、考えるのは辞めよう。さて起きるか」


まだ少し眠いがベッドからでて日課である御先祖様に祈りを捧げる、すると使用人専属メイドの誰かがドアをノックする


「坊ちゃま、ミリーです。起きていらっしゃいますか」


今日はミリーが僕付きか。返事を返す


「起きてるよミリー入って」



、、、、、あれ?中々入ってこない、、、、。



もう一度「ミリーどうたしたの?入ってこないの」


するとミリーが入ってくる


「お、おはよう御座います坊ちゃま」


「おはようミリー。部屋に入るまで時間が掛かったけど何かあった?」


「いえ、坊ちゃまが起きている事に驚いてしまいまして」失礼な


「僕だってちゃんと起きれるよ、たまにだけど」


「ふふっ、あ、すみません坊ちゃま」「むぅ」


「フフッでは、着替えの準備をいたしますね」


「わかったよ」


「少々お待ち下さい」準備に向かうミリー







はぁ~【溜息は幸せが逃げるぞ】


ああ筋肉神かみさま【それよりも】


わかってるよ【ではイクゾー】はいはい



【ケイン専属メイドミリーじゃ】


そうだね、ミリーは(13)になってより一層可愛らしく、そして綺麗になったね


【そうか】うん、最近は母上と話をしているけど内容は教えてくれない


【フラグがたったのじゃ】


いやいやフラグって、一応前世ではなくケインの初恋だし


【お主は○ーレム○になるのじゃから】


いやなれるの?


【当然じゃワシもサポートするぞ】


サポートってそれも入るの


【持ちのロンじゃ】そうですか、、、






準備が終わったらしくミリーが部屋に戻って来る


「では、坊ちゃま失礼します」


「よろしく」


「はい、任せて下さい」


着替えさせてもらう




着替えの最中、ミリーが


「坊ちゃま、最近また逞しくなられましたね」


そんな嬉しい事を言ってくれる、、、。



そうだ!筋肉神かみさまがさっきフラグがって


けいケインよ攻略開始じゃ】だから攻略言う無し




スーハースーハー深呼吸をして、、、よし、ケイン行きます



「ありがとうミリー、そりゃ大切な女性ミリーを守れる様になりたいしね」


そう言いながらイケメンショタスマイルでミリーを見つめる



、、、、、、おーぃミリーさん何か反応して



ミリーは沈黙しているが仕事はこなしてくれる、何も言ってくれないのは流石に辛い


沈黙に耐えられなくなり



「ミリーさっきから、ずっと黙ってるけどどうしたの」「、、、」



反応なし。少し声を上げて「ミリー」


「、、、あっ、はい。坊ちゃまどうかしましたか?」


「いや、さっきからずっとミリーが黙ってるから心配で」


「そうでしたか。ご心配お掛けしてすみませんでした」


「何事も無いなら良かった、ミリーは大切な女性メイドだから」「フワッ」




ん、まあいいか


着替えも終わり朝食までまだ時間があるので、ミリーに紅茶を入れてもらう


「お待たせしました坊ちゃま、こちらをどうぞ」


「ありがとうミリー」


紅茶を受け取り一口、うん美味い


やっぱり紅茶は、ミリーが入れてくれるのが一番だな


紅茶を飲みながら僕は「そういえば、ミリー」


「紅茶のお代わりですか」


「そうじゃなくて、僕の着替え中何を考えていてのかなって」


「えっと、、、それは、」 「僕に言えない事?」


「申し訳ございません、坊ちゃま」


「まあ無理には聞かないよ、ミリーに嫌われたくないし」



するとミリーは食い気味に


「坊ちゃまを嫌いになる事は絶っ対にありえません」大声で叫ぶ


嬉しい事を言ってくれる




「ありがとうミリー、大好きだよ」


「、、、、、ボッチャマノオンナタラシ」


「何か言った?」


「いえ何も、坊ちゃまそろそろ朝食のお時間になります」


「わかった。じゃあ行こうミリー」


「はい坊ちゃま、、、オクサマガ、、、。」


部屋を出る


最後何か言ってるのかわからないけど







「「にいさまー」」


おっ妹達イリス シャリーが僕に気付いて手を振りながら歩いてくる。


ミリーが言ってた事は気になるけど、今は妹達に挨拶をしないとね





今日も一日、良い日でありますように


















~後書きみたいなもの~


実際年上のお姉さんが優しく世話を焼いてくれたら好きになりますよね


作者だけかな

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