第10話

「....坊.........お..坊.....」ユサユサ


うーん眠いzzz


「...た.....ら......」ユサユサ


「後5時間寝かせて」z プチッん、何の音だ



「いい加減起きなさい坊」バッと布団が取られる寒いブルブル


しょうがない起きますか



「ふわぁぁぁ~」


「やっと起きてくれましたねぼう


「おはようセリス」


「はい、おはようございます坊」


そっか、今日はセリスが担当か 「ぼう


「ん、何セリス」


「いや、目が赤くなっているので何かあったのかと」


あーーそうか、あの空間での出来事は本当にあったのか、、、。全力で楽しく、、、、か。




「坊?」


「何でもないよ、多分昨日妹達が産まれて来てくれて嬉しすぎて泣いちゃったからかな」


「フフッ。そうですか良かったですね坊」


「うん、ありがとうセリス」


本当に、今幸せだなぁ




ありがとう神様


【照れるのぉ(〃д〃)】


ん、神様


【なんじゃもうワシの事忘れたのか、酷いのぉ】


そーじゃなくて、何で会話出来るの?


【言ったであろう。ケインとして生きていく上での簡単な質問に答えると】


言ったよ、言ってたけど



「坊」


「うわぁっえ、何々」


「いえ、坊が何か考え込んでいたみたいですが、もう少しで朝食のお時間になりますので」


「そっかー、ありがとうセリス」


「では、私は準備してきますので」


「ああ、お願いね」 「では」パタン



ふうぅぅぅ焦った。まさかいきなり神様


【呼んだかの】 DA・KA・RA、急に入ってくんな


でも、少しだけ嬉しいな


【ほっ、これがツンデレというやつなのか】 煩い


【それよりも、読者の皆様はあのお嬢ちゃんの事が気になるのではないかの】


いや、読者って何?


【お主は気にしなくとも良い】


そうですか 【では、レッツ筋肉マッスル




【ケイン専属メイドセリスの紹介じゃ】


あぁ、セリスね。セリスは王国では珍しいエルフ年齢はガッ


【ケインよ年齢は無理そうじゃ】


あぁそう、まあ記憶が戻って改めてセリスの事を考えるとファンタジーの王道だよね


【前世のお主の机の】 それは言わなくてよろしい


後、目に付くのが綺麗な金髪でロングヘアー


【お主の好みじゃの】


被せるな。で、そうそうセリスは僕の魔法の先生になる予定なんだ。何故、王国では珍しいエルフのセリスがヴァスト家にって思うじゃん。


理由は簡単、我が領で生産されているワインが好きだから。セリスは酒豪なんだよ


【ほう】


まさに御先祖様様だね、おっと今日のお祈りをしようナムナム(さっきまで忘れてた


それに家の家臣の中ではかなり異端で父上と母上を呼び捨てにできるんだよなぁ。理由は聞いてもはぐらかされるし、父上と母上も何も言わない(フシギー


こんな所かな【説明終了じゃ】









コンコンコン「坊、準備が整いました」


「わかった、入って」


ガチャッ「失礼します」 「それじゃあ宜しく」


「はい、では失礼します」


セリスに着替えさせてもらう、うーん前世の記憶が戻っているので違和感があるなぁ



そんな考えをしながらセリスが


「そういえば坊、昨日産まれた妹の名前は」


「ん、名前」 「そう」


なんで今聞くんだろう?まあいっか


「双子の妹達で、イリスとシャリーだよ」そう答えると


「イリス、、シャリー、、、ん、覚えた」


「それはいいんだけど、いい加減僕の事坊じゃなくてケインて呼んでほしいな」


「それは駄目。ミリーとフィリスも呼んでないから」


「そうなんだけどさ」


そんな中身のあまりない会話をしつつ


「よし、出来た。今日もカッコイイよ坊」


「ありがとうセリス。じゃあ、行きますか」


さぁて、今日の朝食はなんだろうな♪




































~後書きみたいなもの~

この作品の筋肉神かみさまは、これ以降の話でレギュラーとして出て来るぞい

シリアスなんて無かったんや

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