第7話

??? 此処は何処だ ???




確か、フィリスにお休みの挨拶して寝ようとしてた所までは覚えているんだけど


あれぇ、何でこんな白い空間にいるんだ


【○○啓○よ】


ん、誰かの声が聞こえる


【ああスマン、今の名はケインだったの】


今度は、良く聞こえて自分の名前を呼ばれたので、振り返って見るとそこには


神様上半身裸のマッチョが、ポージングをしながらこちらを見ている


えっと、、、、、、誰?


【神じゃ】


まだ何も言ってないんだけど


【神だからお主の思考を読んだだけじゃよ】フーン


何故、神様に呼ばれたの


【それはの、お主の転生特典の説明をする為に呼んだんじゃ】




転生特典?どゆこと


【むむむ、おかしいのぅ】


神様がポージング決めながら近づいてくる


【なるほどのぉ、ケインよ前○啓○と言う名前わかるかの?】


よく聞き取れないんだけど


【仕方がないのぉ、少し痛いかもしれんが】


頭に手を置く神様


【いい加減(?)は取ってくれんかのぉ。ワシ本物の神じゃよ】


それなら、神様筋肉


【いいのぉ】いいんだ。なら神様筋肉で決定




【ケイン我慢せえよ、なぁに此処は精神世界じゃから死にはせんチョットイタイダケジャヨ】フンッ


えっと、痛くしな、、、、、ッ痛ッターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーぃ


【ほれお終いじゃ、これで思い出せたかの】


まだ頭痛が収まらないけど思い出した
















前沢啓司まえざわけいしそれがオレの前世の名前だ


オレの前世は、まあ恥ずかしながら35歳の引きこもりまあ所謂ニートだった


親のすねをかじりながら自堕落な生活の日々


夢も希望も何にも無い


働く気力も無い


両親と顔を合わせるとお互い罵りあうだけ


父と母も息子のオレの育て方が悪かったとお互いに擦り付ける


そんな日々を過ごし○ぬ勇気も無くダラダラと、、、、。


「はぁ、家に居てもロクな事ないし外行くか」


財布とスマホを持ち玄関から出ようとすると、居間から出てきた母が言う


「啓司、アンタいい加減バイトするなりして少しは働きな」


煩く言われながらも、無視を決め込み家を出る




「なぁ~んでこんな事になったんだろうな」


「そりゃ俺が悪いんだから自業自得だな」ハハッ


そんな独り言を明るく言うが、家を出る時母に言われた事がずっと脳内でリピートされている


「、、、、、、情けねぇ。いや暗くなっちゃ駄目だ、折角久々に外出たから気晴らしに遊んで行かないとな」


さて、何処で遊ぶかなと考えながら信号待ちしていたその時目の前が急に暗くなる























『はっ』目を開けるとそこには、神様上半身裸のマッチョがポージングをしていた。
























【思い出したかの】


ああ、思い出したよ


【それは良かった。では、特典の説明しようとするか】


お願いします神様筋肉


【言っておくが、お主の特典はかなりの[レア]じゃよ】


そうなんだ一体どんな特典なんだ




【ズバリお主の特典は[最強の双子姉妹]じゃ】


えっ、妹達イリス シャリーオレの特典!!





























~後書きみたいなもの~

本作の主人公ケインの前世[前沢啓司]の死因等は特に決めてないです

テンプレみたいな転生と思っていただけたら(多分

早くほのぼのさせたい


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