第18話、アイテムの暴力だ!
戦っていたけどやはりこちらがやばいなと感じた時に俺はある事を思い出したのである。
それは裏ダンジョンで滅茶苦茶に集めまくったアイテムが多くある事を思い出した。忙し過ぎて忘れてしまっていたけどこれさえあれば何とかなると考えて取り出した。
先ず最初に取り出したのはエリクサーでありこれは99個所持してこれ以上は入らないぐらいまで持っていたことを思い出してまずは飲み干して回復してからまたしても回避をして取り出したのは浄化の雫でこれを多く敵に与えるとテイムと言う特殊なスキルを持っていなくてもモンスターを仲間に出来るのだ。
俺はモンスターなど仲間にすることが大好きだったので滅茶苦茶にゲーム中でも集めたほどでこの世界でも死ぬほどに集めた。
そして全てのモンスターを仲間にしてからも念の為に所持99まで回復させていたほどでこれを使って正気に戻ってくれるかもしれないと感じてまずは堕天使ココリを捕まえる事にした。
確か、アイテムの中に3ターン敵一体だけであるが足止めするアイテムがあったはずだと思って堕天使ココリの攻撃を避けながら探していた。
そうして見つけたのは蜘蛛の罠と言うネバネバしている糸でゲームだとこれで敵を足止めをできるらしいけど実際に使ったことがないから大丈夫かなと心配をしながらも使って見ることにした。
ついでにこの蜘蛛の罠も当たり前だけど99個所持している。基本的に色んなアイテムは99個所持しているからいつでも使える状態なのに修行としてアイテムを使わない縛りプレイをしていたのですっかりと忘れてしまっていた。
そうしながらもアイテムを使って見ると本当に白い糸がものすごい粘着力で堕天使ココリの動きを封じてしまった。
ゲームではその性能は知っているからと思っていたけど想像以上に凄いアイテムだなと感心をしながらすぐに浄化の雫を取り出して堕天使ココリに与え続けた。
そうすると堕天使ココリがかなり悲鳴を上げていたけどそれはこの浄化の雫が効果があるという証拠でもあったので止めずに続けて浄化の雫を投入していった。
そうしてかなり弱まった来たなと考えていると堕天使ココリが何か呪文を唱え始めた、属性魔法ではない・・・と言っても毒とかでもない・・・まさか、精神魔法を使うつもりかと俺は気がついて何とかして避けようと考えた。
あれはいくらレベル上げをして強くなっても精神魔法の前では無意味だからな、実際に堕ちてしまっていた女神エアリスもこれを使われて滅茶苦茶に大変な事になったけど何とかして浄化して助け出す事に成功した。
そのせいかそれからは女神エアリスがストーカー行為をしてきて滅茶苦茶に困るようになったですけどな。
ストーカー行為をするなら何か手土産を持ってきたらどうですかと言ったから聖剣エクスカリバーを持ってきた時はかなり焦ったけど。
何で主人公の最強武器を俺なんかに持ってきたのそれはストーリーで手に入れて魔王を倒すために必要な武器なのに俺が持っていたら不味いでしょうと申し訳ないけど断った。
でも手土産は持ってきたのでストーカーを許したけど。それよりもやばかったのはクラスでの出来事で女神エアリスが信じられないぐらいに怒ってその者たちを存在ごと消そうとしていたからどれだけ苦労したことか。
結果的にどれだけ祈っても助けない上にあの世に来た時は楽しみにしておいてくださいねと言って収まったけどその俺以外のBクラスの皆様、御愁傷様です。
来世も期待できないと思いますが頑張ってくださいとしか言えなかった。ついでに俺は死んだら女神エアリスの夫になる事が決まっているらしい。
それを聞いた時ははあ?と思ったけど滅茶苦茶に絶世の美女でもある女神エアリスからここまで好かれているのは悪い気はしないので承諾したけど。
そして女神エアリスの要求はエアリスと俺との間の子供を要求しかも10人ってどれだけ子どもたちを作るつもりなのですかとツッコミを入れた。
そして女神エアリスは俺の脳内で記憶を探って俺の好みに合わせてきているから余計に困る。しかも最大の好みがコノハちゃんだとバレてコノハちゃんに似ている姿になりやばいと思いで見ていた。
女神エアリスは嬉しそうにしてこちらを見ていたけど俺はコノハちゃんが一番可愛いからなと言ったけどその次ぐらいに可愛いと思ってしまったことは内緒にしてある。
それはともかく受けたらかなり厄介だから避けようとしたけどファイアートルネードを維持しないといけなかったので避けきれずに精神魔法を受けてしまうのだった。
そうして受けてしまった俺は意識を暗いそこに落ちて行った。
次に目を覚ますとそこは見たこともない景色が広がっていた。ここは恐らくココリちゃんの精神の世界なのであろうなと理解をしてからならば助けてから出れば良いなと考え直して向かおうとしたその時に隣に何でここにいるのと思う人物がそこにいた。
「あの・・・女神エアリス様、どうしてあなたがそこにいるのですか。ここはココリちゃんの精神の世界だと思われるのですけど」
「女神の力を舐めては困るわ、私は愛する夫であるマサキの為ならどんな場所だって来るわ。それに舐めるのはマサキではなくて私ですけど、へっへっへ」
とても女神様とは思えない欲望丸出しの顔になり危険な顔になっているよと言ってもここには夫しかいないから大丈夫だと言っているけど俺はいつからエアリスの夫になったのだと大声でツッコミを入れるのだった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます