第8話、入学試験・・・あれ?王子以外みんな弱くない?
それからしばらくして俺は正式に学園に来ていた。
ゲームで知っていた景色とはいえやはりこの目で見られるのは感激するなと思いながら辺りを見ているとジーク・ブリテンがこらこら先生、そんな風にしていると田舎者だと思われてしまいますよと言われた。
だって田舎者だしオタクだし今更そんなに恥ずかしいわけがないからと思いながら見て楽しんでいた。
そうもしながら俺とジーク・ブリテンは入学試験が行われる場所に来ていた。まあ、入学試験と言ってもクラスを決めるだけのものだけど一番良いのがAクラスそして一番悪いのがEクラスになっている。
まあ、基本的に真ん中辺りなら文句はないけどなと思っていた。王子様はきっとAクラスは確定しているから気にしていないけど俺はどうしようか?
本気を出せば間違いなくAクラスは入れる事だろうけどそれではある問題が発生するのだ。
それはコノハちゃんが同じ部屋にいるから絶対に集中が出来ないという点だ。その為には低く魔力を出す必要があるのだ、少なくてもA以外なら何でも良い。
俺は別に目立ちたいとは思っていないからあくまでプレイヤーの一人だったものとして観察をしたいだけだからなと考えながらもどうするかと考えていた。
とりあえずコノハちゃんと同じクラスは流石に毎日のように緊張するのは疲れるのだから流石に推しでも勘弁してほしいと思っている。
教室ぐらいはゆったりとして過ごしたい場所だからな、特に机に向かって寝るのがこれが良いだよな。
寝心地早いとは言えないけど学生ならではの寝る場所というか思い出も深いからな。だからこそここだけはそうして寝たいので別のクラスが良かった。
そうなると目標はBクラスまたはCクラスになるなと考えた。そうなれば別にそこまで頑張らなくても良さそうだなと考えて俺は気軽にする事にした。
そして気軽に手を抜けばそれなりになるだろうと考えてゆっくりとしていた。周りの殆どが緊張しているのか静かになっていた。
逆にここまで静かだと眠くなってしまう、もう少しばかり元気なやつがいれば助かるのだけどなと思いながら遂に試験が始まった。
さてさて、みんなの実力がどれぐらいなのか拝見させて頂きますよと思いで見ていた。少なくても骨があるやつはいるだろうと思っていたのに既に半分どころか9割ぐらいが終わったのに全くもと言って良いほどに強いやつがいないのだ。
いやいやこれはこれで非常に困るのですけどこれで普通にしたら間違いなくAクラスになってしまうのですけど・・・いや、適度に手を抜いてもAクラスになってしまう可能性が高い。
やばいやばいやばいまさかこんな形で危機になってしまうなんて考えていなかった。学園生活に安住の地を手に入れる為にも真剣に調整しないといけない。
俺はそう考えながら試験内容を聞いていたけどこれならば何とか調整ができるなと考えて俺は最善を尽くして調整して試験を終えた。
しばらくしてから試験の発表をされたのだけどそれなよれば俺は上から21番目らしく一クラスの人数は20までとなっているので俺はBクラスになる事になった。
ヤッター、予定通りにBクラスになれたぞ!まあ、ギリギリだったけどとりあえず予定通りにと喜んでいるとジーク・ブリテンがおかしいと言って怪しんていたけどこれは結果だから仕方がないですからと伝えた。
それでもジーク・ブリテンは納得してくれていないので独自で調べると言って何処かに行ってしまったけど別に何も出てこないと思うだよなと思いながら見送るのだった。
ともかくクラスも決まった事だしゆっくりとしていきますかと俺はゆっくりとしようとした時にある人物に声をかけられるのであった。
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