第5話、この展開原作にないのですけど!?

それから俺とコノハちゃんは二人で花の楽園でゆっくりと過ごしていたけど本当に思い出になった。



それにしてもコノハちゃんの私服は頭にベレー帽をかぶっていて服装は前世でドイツの民族衣装のディアンドルをモチーフにしている。



うん!出来る限りに絵にしてみたのだけどそれでもコノハちゃんの魅力の半分も伝わないと言うか伝えられない俺の実力を恨みそうだ。



そうして俺は色々と多くの依頼を完了したので王都で手続きをしてほしいと言われたから面倒くさいと思いながらも資金は欲しいから仕方がなくそうする事になった。



その為に王都まで護衛する依頼があったので受ける事にした。どんな人を護衛なのかなと思っていたらなんとコノハちゃんが護衛対象だったのだ。



マジですか!?コノハちゃんが護衛対象なら俺はただでもやりますよと言おうとしたけど俺はコノハちゃんの魅力に見惚れてしまって伝えるのを忘れたまま出発をしたのであった。



コノハちゃんはまたお会いしましたねと優しい顔で言われてはいと答えて必死に護衛をしながら王都に向かっていた。



道中でコノハちゃんの寝顔など見れて俺の体力は限界を超えて回復したのは言うまでもない。



それとは別にコノハちゃんがファイアーワイバーンに興味を持ってくれたのかペットにしているファイアーワイバーンをとても優しく抱きしてていたのを見て俺はファイアーワイバーンに対して血の涙を流して悔しがっていた事は言うまでもない。



今ならラスボスも倒せるほどに気力があるから何でもかかってこいやー!



そう思っていたけど何も起きずに王都近くまで辿り着いてしまった。もうすぐにこの旅も終わるのかと悲しくなったけど仕方が無いことだと思いながら進んでいた。



すると空を飛んで警戒してくれていたファイアーワイバーンが俺の元に降りてきて何かあったような表情をしているので俺にも見せてくれとお願いをしてファイアーワイバーンの騎乗してから空高く飛んだ。



そうして何でファイアーワイバーンが慌てていたのか理解をしてしまった、王都に向かって多くのモンスターの群れが進軍していたのだ。



しかもモンスターがある程度整えて進軍をしているのを見て間違いなく魔王の幹部クラスはいるのは理解した。



そしてこのまま放置すれば王都が滅びることも理解していた。本来ならばここを守るはずの要害堅固と呼ばれている砦方面から来ているのを見て陥落してしまったのだろう。



そしてそこに多くの兵士たちを配置していたので王都に残っているのは僅かだと言うことも理解してしまった。



何とかしないと行けないけどまずは状況を報告しておかないといけないと考えてファイアーワイバーンから降りてからすぐに見た景色を報告した。



すると周りの使用人たちがもう駄目だ逃げましょう、コノハお嬢様と言って逃げるように提案をしたと言うか当たり前の話である。相手は少なくても三千から五千ほどの大軍勢なので逃げるのは当たり前の選択肢だったのだけど俺はこの後の展開がどうなるかコノハちゃんの性格を知っているから俺は覚悟を決めていた。



「皆様はこのまま逃げて下さい、私は一人でも王都に向かって陛下と共に戦います。これはアルバート家の人間として逃げるわけにはいかないのです。ですけど皆様には関係もない話ですから逃げてもらっても構いません」



まあ、そうなるよね。コノハちゃんがこんな事態で逃げる女性ではない事はゲームで知っていたからこれは本気で彼女を守るために戦う時が来たと感じた。



このオタクが推しを守るために何処まで命を張れるか、そして倒せるか。それにここで勝てば少なくてもコノハちゃんからから嫌われる事はなくなるだろうし全力で頑張りますかと決心をしている最中でも使用人たちは全員逃げてしまって残ったのは俺とコノハちゃんだけだった。



するとコノハちゃんがマサキさんも逃げても構いませんよ言われたのだけど俺はすぐに返答をするのだった。



「コノハさんは気がついていないかもしれませんが俺も貧乏とはいえ男爵家の嫡男ですから陛下のために戦うのは当たり前だと思いませんか。ですからお供致します、コノハさん」



俺は推しのコノハちゃんに格好いい所を見せたいから堂々と言ったらコノハちゃんはそうでしたか・・・ならお願いしますと言ってから俺とコノハちゃんはファイアーワイバーンに乗ってモンスターの群れに向かった。



そうして空から見ているけど多くいるけどどれもそんなに強いものではないから何とかなりそうだと考えて俺はせっかくだから融合魔法がどれだけこの大群に通用するのか試してみるかと考えて空からまずは一発と魔法を発動した。



そうして発動された魔法は強大な竜巻が炎と纏いモンスターの群れを一層していた。それを見たコノハちゃんが俺の顔を見て唖然として今のはなんでしょうかと驚きながら聞かれたので俺は素直に伝えるのだった。



「何って?炎魔法と風魔法を融合して発動した融合魔法だけですけど?確かに珍しいかも知れませんけどそこまで驚くことでは無いと思いますよ。威力に関しては正直に言って驚いても無理もないと思いますけど」



そう言って地上を見てみると先程まで大群がいたのに2割近くが壊滅しており俺も強すぎませんかと思いながら見ていたけどまだ壊滅したわけではないのでまたしてもモンスターが多く残っている場所に魔法を発動させて攻撃をした。



そのまましばらく同じ作業をしていたら降りる前に殆どが俺のファイアートルネードによって壊滅させてしまった。



しまった、コノハちゃんの戦うシーンを見てみたいとも思っていたのにコノハちゃんの前だから気合を入れたらあっと言う間に終わってしまったのだけど。



でもとりあえず王都は救えた事だしコノハちゃんに良いところを見せることができたからまずは満足と言うところかな。



すると王都に向かう前にコノハちゃんから先程の魔法はと色々と質問されてきたので俺は受け答えをして王都に向かっていた。



やはりコノハちゃんは風魔法が得意だからその応用みたいな事を目の前で見せられたから興味津々なのかなと思いで教えてあげるのだった。



すると私も使ってみたいと言われてしまった、しかしどの様にすればと思ってゲームの内容を思い出していた。



そうだ、確かこの方法なら何とかなるかもしれないと考えた俺はすぐに行動に移し始めた。



その方法は魔力の流れを直接に伝える方法だ。そうすれば体が勝手に覚えてくれるからこれが一番良い方法なのだけどこれには欠点というか難点があった。



それは相手に直接触れないといけないのである。このオタクが推しに触れることなど基本的に無理なのにどうやって戸思っていたけどここは推しが教えてほしいとお願いをしているので命を懸けて頑張ろうと背水の陣の構えで向かう事にした。



俺は滅茶苦茶に緊張しながら教え始めてゆっくりと触ってからこのように魔力を流してみて下さいと言ってからコノハちゃんに負担させない程度に魔力を流し込んでこのようにして魔力を調整してみて下さいと伝えてお願いをした。



コノハちゃんはわかりましたと言ってから俺に合わせ始めた、やはり原作キャラだけに才能が凄いなと思っていたら何とあっという間に出来てしまった。



いやいや、凄すぎませんかと驚いていたのに次の瞬間にはもっと信じられないことが起きた。



コノハちゃんが嬉しくなって俺に抱きついてきたのだ。そう、コノハちゃんの魅力の一つの巨乳を見事なまでに押し付けてきた。



その柔らかいものが当たりいい匂いがしていたので耐えきれずに滝のように鼻血が出て出血量が多すぎて倒れて意識が無くなりそうになったけどこれだけは言える!


俺の一生、一遍の悔いなし!!

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