凄い読みごたえのある戦闘でした!
緻密にロジカルに組みたてられていて、ロボット物としてはもちろん、ロボかどうか以前に純粋に戦闘描写として、非常なクオリティだと感じました。
これまでのりゅーるーさんの超常バトルだとキャラクターの経験値や精神状況による戦闘力──スカウターで量っていくつというような強さの数値が高いほうが勝つという傾向があったと思います。劣勢から逆転するにしても、戦闘中にイベントで主人公側の戦闘力が敵のを超えた瞬間に勝敗は決まっていて、あとはその結果に従って描写するというような。
ですが今回は才気と乗機に恵まれたシータとリアンは終始、戦闘力では敵より勝っていて、しかし攻めきれず逆に押されていますよね。
前の戦いでリアンがメインキャラの才気を見せつけるように敵を一掃したルーアトランによる突撃も、今回は技の特性を見抜かれて決め手にならなかった。シータの弓は風雪で封じられ、そして戦闘力によるゴリ押しができないからこそシータも頭を使って弓を当てにいく。
手に汗握る駆け引き!
最後までどちらが勝つか分からない、どちらが勝ってもおかしくない、そう思える戦闘の推移がとてもリアルで、ハラハラしつつ楽しめました。りゅーるーさんがAC6に触発されて戦闘描写をよりよく書こうとした試みの成果を今回も十二分に堪能しました。これからもどんな戦闘が見られるか楽しみにしています!!
作者からの返信
おぼべーーー!!天城さんこんな夜更けの更新だったのにご覧下さり、熱いコメントも下さって本当にありがとうございます!!超絶感謝です!!!
そして今回のバトルなんですが、実際に作中で描写していない部分でイルレアルタやルーアトランの得意戦型や苦手とする戦型を自分用に設定してます。
これもACで遊んだからこそ脳内イメージがはっきりしたんですが、戦闘における駆け引きってそれぞれのキャラが何が出来るかより、何が出来ないかが明確な方が書きやすいんですよね。
天城さんが仰るとおりで、俺のキャラは最終的には万能になったり、どんなにヤバくても折れないメンタルでなんか気合い入れたら勝っちゃったりと、大味な部分が多々ありました。
というか最初から最後まで大味ならいいんですが、割と作品内でもちぐはぐで、突然頭使い始めたりそうかと思ったら同じキャラが大味覚醒で勝ったりと統一感がなかったと感じてるんです。
なので今回は折角のロボですし(特にACやエスカモチーフのロボは途中覚醒とかはまずないので)、お互いの戦闘前の時点である程度の有利不利は俺の中で決めておいて、その有利不利を覆すにはなにか別の要因が必要という感じで考えてます。
たとえば初戦の対ガレスでは今回ローガンが言ったように初見殺し要素があった……ルーアトランの風の翼も初見殺しだった……みたいな感じですね。
シータとリアンは才能も機体性能も優れたロボ物の主人公みたいなポジなんですが、それでも二人がヒヨッコなのは純然たる事実。初見殺しで勝てるのは一回までで、それ以降は普通に準備した歴戦の強者には苦戦する……そういう納得感のあるバトルを今後もしっかり書いていこうと思います!!
頑張ります!!
矢張り苦戦は良い!!
こう言う過酷な実戦経験を積んでいくからこそ、本来は強くなっていくものですからね。
そして何より、こうやって苦戦を強いられると言う事は、相手側もシッカリ戦略を練ってから戦いに挑んでいる証拠。
敵側からも、そういう必死さを感じさせられる戦闘描写は非常に良いと思いますです♪
(*'ω'*)b
作者からの返信
おぼべーー!!書店さんこんばんは!!!今日はGWの初日だったのでまたまた変則ですが更新してしまいました!!
そして初っぱなから大苦戦してますが、俺も本作は敵側の帝国がとにかく一筋縄ではいかないというのを前提で書いてますので、剣皇様がそこらのモヒカン雑魚みたいなのをかつての自分の戦友を倒すために送るわけないんですよ!!普通に最精鋭としてローガンさんたちは来てます!!
特に書店さんにそうして敵もちゃんと準備してきてるというのを見て貰えたのはとても嬉しいです!今後もシータ側帝国側問わず、状況に応じての有利不利というのはちゃんと書いていこうと思ってます!!
激戦だー! というか押されているー! 敵さんの覚悟は相当なものですが、更地にされたら困りますよ!
作者からの返信
あばーー!!白里さんこんにちは!!またまたご覧下さりありがとうございます!!心から感謝です!!
そしてそうなんですよ!!このあたり最初からシータ無双!みたいな感じにはなりません!!だってプロと初心者ですから!!いくらロボが強くても戦いはそう甘くない!!というわけでやってきます!!