第15話 二人は一緒♡
R15ではないですがそういうのは入ってきます。
____________________________________________________________________________それから俺は俺が今まで辿ってきた人生のこと、その中で死んでいった『みんな』のこと。そして俺の中に生まれた『彼』の話。そして、呪いの話も全部、二人に話した。
その話を二人は真剣に聞いてくれていた。
俺は時々、泣きそうになったりしたが、姫乃さんが頭を撫でてくれていたから耐えられていた。
「これが、俺が二人に隠してた秘密だ。」
俺が話し終わると、瑛人が俺を抱きしめて、佐藤は俺の頭を撫でてくれた。
「ごめん・・・ずっと気付けなくて・・・ごめんなぁ!」
と、瑛人が泣いてくれた。
佐藤も泣きながら優しく頭を撫で続けた。
俺も少しずつ涙を流していた。
姫乃さんもその光景を微笑んで見ていた。
心の中で『彼』が優しく笑った気がした。
30分続いた後、
「それじゃあ俺達も帰るわ!」
と瑛人がそう言い、二人は立ち上がった。
「もうちょっとゆっくりしていったらいいのに。」
と、俺が言うと、
「バカヤロー!ここに俺達がいたらお前らがイチャイチャ出来ねぇだろうが!」
と、少しニヤニヤしながら言った。
横にいる佐藤もイチャイチャしている。
俺が慌てるとでも思ったか?
俺もいつまでもやられると思ったら大間違いだ!
俺は姫乃さんを抱きしめて、二人を見る。
「そうだな。俺は姫乃さんはイチャイチャするから早く帰ったほうがいいかもなぁ。」
と、そう言ったら姫乃さんは察して抱きしめ返してくれた。
その光景に二人が慌てて、
「バカ!そう言うのは俺達が帰ってからやれ!・・・クッソッ今回は負けたぜ・・じゃあな!」
と、瑛人が恨み言のように言って、二人は帰っていった。
二人きりになって少し静かになった。
ずっと抱きしめていた俺達はお互いの顔を見て、
「「今、キスしていい?」」
と、同時に言ったからお互いが笑った。
そして姫乃さんが笑っている間に強引にキスをしたのだ。
姫乃さんは少し驚いていたが、すぐにキスを仕返した。
お互いの舌が口の中に入り込んで絡まって暴れた。
口を離した時に、お互いの間には一つの糸が生まれていた。
姫乃さんの顔は、頬を赤く染めて、目の中がハートのようになって、興奮しているようだった。
俺は姫乃さんに対して微笑んで、
「ベッド行こう?」
と、そう言った。すると姫乃さんが、
「今日は止まらないよ?」
と、まるでサキュバスのように綺麗な笑顔を見せた。
それは俺をとても興奮させるものだった。
それから二人は甘いひと時を過ごした。
だが、瑛人達が来たのは午後の2時、帰ったのは午後の3時、そしてすぐに始めた為、声が家の前を通った人から丸聞こえであった。
こんなことは真っ昼間にすることではない。
疲れ果てた二人は夜まで満足そうに眠ったのであった。
二人手を繋ぎながら、ただ幸せそうに眠っていた。
『彼』はそれを微笑んで見ていた。
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どうも!みなさん!こんにちは!マヨきゅうりです!!
今回は瑛人達との話、そして二人はベッドへ・・・をお送りしました。
次はどんな話にしようかな・・・凄い迷ってる。
何かやって欲しいイベントがあったらぜひコメントをよろしくお願いします!
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