大好きなみんなの話

未来、再会、そして希望の話

第14話 俺と姫乃さんと大親友

俺は今家にいた。

俺が倒れて、彼と一つになって、姫乃さんと本当のキスをした後、俺は病院で検査を受けていた。

体に異常がないかなどを先生が念のため調べてくれたのだ。

何も異常はなかった為、俺はすぐに退院することになり、今家でのんびりしている。


俺が姫乃さんとイチャイチャしていたら、家に瑛人と佐藤がやってきた。

二人は俺の顔を見るとほっとしたような顔をしていた。


俺がニコッと笑ってやった。

すると瑛人は俺に抱きついて、

「良かった!!本当に良かった!!」

と涙を流していた。

それは20分ぐらい続いていた。


佐藤と姫乃さんはそれを微笑んで見ていた。


瑛人からのハグが終わった時、俺たちは二人をリビングに入れた。

そして二人にお茶を出した。


そして瑛人が、

「とりあえず、よかったよ。正徳に何もなくて。」

と、そう言ってくれた。

「ほんとだよ!正徳が倒れたって言われた時、すごい焦ったんだからね!」

と佐藤も言った。


俺は、

「その件に関しては本当にすまない。」

と言ったら二人は満足気に笑った。


瑛人が、

「大丈夫!大丈夫!あとで何か奢ってくれたら良いから!」

と、それが目的だったんじゃないかも思うぐらいの発言をして、そして笑いを見せた。


それに続いて佐藤が、

「大丈夫だから!あとで瑛人に奢ってもらいなよ!」

と言った。

それに対して俺は、

「確かに!それ良いな!」

と言って、二人で笑っていると瑛人が、

「え!?なんで俺が奢ることになってるの!?」

と、とても良いツッコミをしてくれた。


それから瑛人にその後の姫乃さんとの生活やあの時の俺の状況などを話していた。

そんな話を姫乃さんはただずっと微笑んで見ていた。


話し合って少し経った時、姫乃さんが俺に耳打ちした。

「もう話したほうがいいんじゃない?」と。

実は俺は二人が来た時に俺の過去と俺の呪いのことを話そうと姫乃さんと話し合っていたんだ。

でも俺は少し不安があった。呪いの話なんて信じられる話じゃない。

俺の過去も普通の人じゃ絶対に信じられないものなんだ。

瑛人と佐藤がこの話を信じるのは難しいだろう。


俺がそんな葛藤を抱いていると、姫乃さんが後ろから俺を抱きしめた。

「大丈夫だよ。私が付いてる。それに瑛人くんと詩乃ちゃんはきっと信じるよ。」

と、そう言ってくれた。


その光景を見ていた瑛人と佐藤は少しニヤニヤしていたが、二人はすぐに真剣な顔をして、

「多分今からお前が話すことは信じられない話かも知れない。でも俺達は絶対信じるよ。」

「そうだよ!どんな話でも信じるから。だから河上くんは私達を信じて?」

と、そう言ってくれたんだ。


そして俺は覚悟を決めた。

俺の過去や『みんな』の話、俺の呪いのことも全部、二人に話そうと。


俺は二人に向き合い、

「二人とも、聞いてほしい話がある。」

そう告げたのだった。

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どうも!みなさん!こんにちは!未確認異常生命体 ゴアです!


今回は第1章のその後の話です!正徳の過去や呪いの話に対して二人はどんな反応をするのでしょうね?


よかったらフォローや星、応援やコメントをよろしくお願いします。

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