第13話 幸せな夢
寝ている時はいつも『みんなの笑顔』を思い出す。
夢のみんなはいつも笑っている。
こっちを見て笑っている。
いつも彼は正徳と一つなのだ。
「なんで笑うの?」
俺は問う。答えるは誰だ?
「君が幸せだからだ]
ノロイにはその意味が分からない。
でも俺にはその意味がわかるのだ。
繰り返される夢。それは幸福な夢。幸せな夢。大好きな夢。
大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き
ずっと聞こえる。ずっと聞こえる。
姫乃さん・・・・・
「お願い、ずっと幸せで」
みんなは叫んでいる
みんなは叫んでいる
みんなは叫んでいる
みんなは叫んでいる
みんなは叫んでいる
幸せな正徳の周りを大好きなみんなが囲う。
みんなは正徳に祝福のように何かを叫ぶ。
幸せを植え付けるように、ずっとずっと頭に直接届くように。
彼は幸せだ。正徳は幸せだ。彼女は幸せ。誰が蹲るんだ?
「ずっと幸せで」
「ずっと幸せで」
「ずっと幸せで」
ずっとずっと彼に話しかける。ずっとずっと正徳に話しかける。ずっとずっと彼を見てる誰かに話しかける。
ずっとみんなが言う。
「ずっと幸せで」
ずっとみんなに言う。
「ずっと幸せで」
ずっと正徳に言う。
「ずっと幸せで」
ずっと正徳が言う。
彼がずっと正徳に言うんだ。
その後も
“ずっと幸せでずっと幸せでずっと幸せで”
と、ずっと誰かが、みんなが、彼と正徳が、
君の幸せを願っているんだよ?
そんな
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どうも!みなさん!マヨきゅうりです!
今回は今、正徳が見ている幸せな夢が書かれました。
実はノロイが来る以前は幸せな夢だったんですが、ノロイのせいでおかしくなっていたんです。
例えるなら、データを上書きされていたような感じです。
さて!次からは第2章に入って行きます!
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