隠しようが無い行いでした

クソッ!2回も搾り取られた!

腹癒せに彼女達を感じさせ骨抜きにしてやった

ペルリナは指で逝かせて、シャハナは舌で逝かせた

ルルエラも舌が好みで押し付けるからタップリ仕返し!

アミリラは指と舌の両方、凄く感じてピクピクと逝ってしまった


アリリアさんに飲ませるとか言って容器に取ってたが?どうなる事やら?

部屋でグッスリと眠り朝の食事後にダンジョンの宿とここをゲートで繋ぐ事を話した

凄く喜んでたが?問題はそこじゃないだろう!

町への入場登録だろうが!バカモンがぁ!

だから1度は外へ出て町へ入らないと不味い、その後は転移をいくらしても問題無い

ゲートの魔力登録をアミリラにして彼女の部屋に作った


注意点を4人に教えて侯爵が来ると言うから待っていた┅┅はぁ~


「ようそこお出で下さいました、ミハエル様、此方は私の冒険者仲間でパーティーを組んでいます」

「おお!久しいなアミリラ嬢、聞いたぞ!アリリア殿の病が治ったと!真なのか?」

「まぁまぁ!アナタったら、挨拶もせず失礼でしょ?その話しはチャンと挨拶してからよ」

「もう!お父様のせっかちは治らないですね?アミリラお姉さま!お久しぶりです」

「シンシア!すっかり大きく成って!プリシラ様も変わらずお綺麗です、さぁ中へ」


んん?お姉さま?なんだかとても仲良しさん?どう言った関係なんだ?ハテ?


「では紹介しますね、冒険者パーティー【聖戦姫】の面々です」

「初めまして、ルルエラと申します」

「初めまして、ペルリナと申します」

「初めまして、シャハナと申します」

「初めまして、オメダと申します」


「おお!噂には聞いたぞ、何でも綺麗所ばかりのパーティーで実力も凄いとな?本当に美しいお嬢さんばかりだ」

「女ばかりだと大変でしょ?でも貴女達なら大丈夫そうね?」

「まだまだ未熟者です、今度の事も仲間が助けてくれて実現したんですよ」

「そうかそうか!それでアリリア殿はどうなのだ?」

「母はスッカリ良くなりました、食事も凄く食べるんですよ、すいません、今は眠ってます、昨日ミハエル様が来るからと念を押したのですが」

「よいよい!後で顔を見せてくれたら良い、本当に良かった┅┅アミリラ嬢にはどれ程謝っても申し訳なく思っている、許して欲しい」


「そうです、アリリア様や貴女には本当にすまない事ばかり┅┅」

「イエ!此方は大層お世話になってます、済んだ事でも有ります、どうか謝らないで下さい」

「そう言ってくれると助かる、だが援助は辞めないぞ、これは私達一族の贖罪だから、2人が幸せに成ってくれないと困るのだ」

「そうですわ、でもアリリア様が元気に成られたら、その事も叶いますね?」

「はい、母は既に前に歩こうと決めてる様です、もう勝手なんですよ?ウフフ♪」

「そうか┅┅それは上々!それで私に詳しくアリリア殿の状態を聞かせてくれないか?不治の病が治った事、原因等も良かったら教えて欲しい」

「はい、詳しくお話し致します、彼方の部屋で、どうぞ」

「では行こう」

「シンシア?どうしたの?さっきからずっとあのお方を見てるけど?」

「お母様!お父様!やっと!やっとお会いできました!」

「どうしたの?」

「何を言ってる?」

「わたくしとアリシャの命を助けてくれたお方です!今!ここでお会い出来るとは!アミリラお姉さま!ありがとうございます!オメダ様!」

「ハイ?私はオメダですが?」


不味い!これはとても不味い展開!まさかあの子とは!


「シンシア?詳しく話して!オメダが貴女の命を助けたって!どう言う事なの!」

「お姉さま!私はヨハルド伯爵様の領都ヘ王都からアリシャ嬢と一緒に馬車で向かっていたのです

その時に盗賊団に襲われ近衛兵や冒険者の護衛も散々殺られてもう死を覚悟した時です


颯爽と現れあっと言う間に盗賊団を始末したお方が現れたのです、そればかりかキズを負った者や、死に欠けの者を回復魔法で救われたのです

そして盗賊団のアジトも壊滅させ多くの捕らわれた方々も救った英雄なのです!私は名を聞こうと声を掛けたのですが名も告げず去って仕舞われた┅┅ハッキリと覚えております!」


「その英雄がオメダだと?」

「ハイ!私だけでは有りません!助けられた冒険者や近衛兵の皆さん、それにアジトに捕らえられてた女性達が皆同じ様に覚えてました

背がとても高い、キラキラと光る美しく長い銀色の髪をなびかせ、颯爽と盗賊達を斬り捨てた!

とてもお美しく神々しい綺麗な顔の女性だったと!まさに目の前に居られるオメダ様!貴女様です!ずっと探しておりました!そしてずっと夢で追いかけてました┅┅あの時の笑顔を!┅┅┅グスッ」


「┅┅┅┅┅┅┅┅┅┅」


これって詰んでないかい?

覚えてたの?顔を?不味い┅┅

でも!女性!そう!俺は男で髪は短いぞ!これなら!行ける!


「あ~あのぉ?それは何かの人違いでは?俺は男でしてぇ、髪も短いでしょ?ネッ?」


「「「えっ!えぇぇええ!男!」」」


「はぁ?オメダは男です、まぁ彼はダンジョンで出会ったばかり、でも彼に出会い私達は変われたのです」

「ウフフフ♪まぁまぁ!そうなのですか!勘違いでしたのね!てっきり女性のお方だとばかり┅┅それ程ですもの┅┅オメダ様が女性に間違われるのも致し方無いかと?私ばかりかお父様とお母様も女性だと思ってた様ですよ?ウフフ♪そうなのですねぇ♪男性でしたか、これはアリシャも喜びます!伯爵様にもお知らせしなければ!」


「そうだな!これは大事だ!アリリア殿の事もだがオメダ殿の事も捨て置けん!是非とも我が屋敷に招待せねば貴族の名折れだ!」

「まぁまぁ!殿方でしたか、これは良い出会いです

シンシアはずっと婚約を拒み絶対に命の恩人が見つかる迄は駄目と固辞してましたのよ?ウフフ♪それが返って良いお方に巡り会った訳です♪これはこれは!是非とも我が家へ!」


「それにあの盗賊団にはかなりの懸賞が掛けられてた、報償金も私とヨハルド伯爵ばかりか王宮からも出る、これはもしかして受勲も有るやも知れん、それだけの功績!英雄に相応しい行いであったのだ!」

「オメダが受勲?英雄┅┅」

「どうなるの?冒険者は?」

「ウフフ♪オメダちゃんらしいわね、何も告げずってのが証拠かしら♪」

「オメダ?アナタは何者?」


はぁ┅┅こりゃ困った、証人が多すぎる、シラは切れない、でもやっぱりだよね?


「ミハエル侯爵、私はその様な物は一切必要有りません、出来れば過ぎた事として何も無かったとお願いします、私は一介の冒険者

まだまだ未熟者でF等級です、その様な者が英雄など侯爵様の恥にしかなりませんよ?本日はアミリラの母君のお見舞いでしょ?どうぞその事をお忘れなき様」


「「「┅┅┅┅┅┅┅はっ?」」」


「冒険者でF級?そんな馬鹿な!」

「本当です┅┅私達も遂2日程前に知りました、そして冒険者になったのは1月も経ってないと┅┅」

「それなら問題有りません、オメダ様の実力と等級は同じでは無いからです、それより報償金も何も要らないと?受勲ですよ?栄誉な事ですのよ?」


「シンシア嬢でしたね?この世界にはそんな奴も要るんだ、それに俺は貴族とは関わりたく無いと常々思ってるし決めてる

今日も会わずに済まそうと思ったが、アミリラの頼みで仕方なくこうしてる、助けたのは当然の事をしたまで、何も褒められる事じゃない

盗賊に襲われるってのは日常茶飯事なんだ、商人や平民に冒険者だって殺されてる

今回は貴族の貴女が居合わせただけ、やれ報償金だ受勲ってのは貴族だけの話しだ、商人に平民や冒険者は感謝の言葉で済むんだよ、だから感謝は受け取った、それで終わりだ」


「ソナタは貴族に恨みとか有るのか?」

「イエ、何も無いです、只ですね?面倒事が嫌なんですよ、貴族ってのは面倒事の塊ですから」

「ホホッホホ♪確かに、仰る通り!ホント貴族とは面倒で厄介ですね?ウフフ♪しかしぃ?その貴族が国を治め王が統治してます、その中で生きているのですよ?多少は許容されても宜しいかと?」


「そうですね、だから冒険者になったのです、冒険者は国に縛られませんよね?等級もC級以上しか国の召集は有りません

俺はのんびり冒険者として旅をしたり色んな所を見て回りたいんです、でも邪魔をしたり、俺の大事な仲間や家族を貶めたり乱暴狼藉を働く者には、例え貴族でも国でも潰しますよ?その事は決めた事です」


「国でも┅それは本心なのか┅面白い!実に愉快だ!オメダと言ったな、その方の言い分は承知した、シンシアの件は忘れよう、今はアリリア殿の事だ、では部屋に案内をお願いする」

「ウフフ♪オメダさん┅┅又いつかお会いしましょう、貴方の事は気に入りました、では失礼」

「あっ!あ~ん!もう!待ってお母様!」


ふう~やれやれだよ、まぁこんなものか┅┅ミハエル侯爵ねぇ?悪いヒトでは無いぐ?それとプリシラさん┅┅彼女魔女だよ┅コワッ!


「オメダ?良いの?あれで?」

「国に喧嘩とか吹っ掛けて無い?貴族にも?」

「ウフフ♪良いのよん♪侯爵様も気に入ったって言ってたでしょ?それに本当にオメダちゃんなら国を潰すわよ、フフフ♪ねぇ?」

「それはどうかな?アハハ、はぁ┅ああでも言わないと面倒だろ?やれ報償金だの受勲だのって、あちこち連れ廻されるだけだ、じゃあ俺は田舎に行くから、アミリラには宜しくと伝えてくれ」

「ウフフ♪わかったわ、ダンジョンで会えるわよね?」


「田舎次第だよ、それに婚約者の事も有るからね、でも必ずダンジョンへは行くよ、リンダさんにもそう言ってあるから」

「良いわ、行ってらっしゃい、土産を忘れないでね」

「オメダ!逃げないで┅┅待ってる」

抱き付くルルエラ!この子はホントにカワイイ!オヤジ心をくすぐる

おでこにキスをくれたわい!ワァハハ!これでも小娘の扱いに慣れたのだ!ではサラバ!

シュッ!と転移して消えた┅┅




「あらあら?皆して来てくれたの?」

「おば様!本当に良かった┅┅」

「アリリア殿、体調は?」

「アリリア様?お顔もスッカリ艶が出てますね?見た感じ病は治ったようで?」


「おかげさまで、すっかり良く成って食欲も普通よ、まるで嘘みたい、永い時を寝てたのよねぇ┅」

「それで?アミリラ嬢がエリクサーを得て飲ませたと?」

「それよりはオメダさんのお力でしょう、あの方が居なければ治ってはいなかったでしょうから」

「えっ?本当なの!あの男が治したと言うの?」

「ホラ!オメダ様はやっぱり英雄ですわ!」

「なんと言う事だ、そんなに凄い者だったのか?」

「何かあったの?」

「うん┅┅それがね?シンシアがね?┅┅」


事の全てを話して聞かせるアミリラ、それを聞いてアリリアは声高く笑った┅┅


「アッハッハハ!まぁまぁ!ホント!面白いわね?そんな事が┅┅ミハエル?アナタはもう少しでこの国を潰す所だったかもね?あのオメダさんには手を出しては駄目!

何故彼が貴族とかに関わりたく無いか、それは必ず関わった貴族は潰れるからよ

アナタ達も分かってるしょ?貴族とは画策や企みを生業とする者、良くも悪くも面倒なのよ、そんなのに関わると利用されるわね?

そして大事な家族や仲間も巻き込むのを彼は判ってるのよ

そうならない為に関わらないのよ

でも自分たちに攻撃や企みを企てたら歯向かうでしょうね

それが可能な力を持つから当然よ」


「それ程の力を持っていると?」

「彼の魔力を見誤ってるわよ、プリシラもね、貴女が気付かない程にオーラを隠してるのよ?そんなヒトが要るかしら?」

「そうなのですね?だから違和感が┅」

「おば様はあのお方の力を感じ確信されたと?」

「彼はあの神聖魔法を簡単に使うの、それに転移魔法もよ、今頃は転移してこの家にいないでしょう、彼は私を治療したのではなく蘇生させたの、プリシラ?私を鑑定してご覧なさい?それで判るわよ」

「では失礼します┅えっ!┅そんなぁ!信じられない!奇跡よ!」

「何が見えた、プリシラ!教えてくれ!」

「アリリア様は┅┅生き返っておられます、年は20歳┅そしてハーフエルフからハイエルフへと┅┅その耳は変わらず前のまま、ですがハイエルフと種族が変えられてます┅┅年齢はそのままの20歳、これから1000年は軽く生きられるでしょう┅┅こんな事が出来る相手に手を出すのは辞めたが良いでしょうねぇ┅┅」


「お母さん?何よそれ?ハーフエルフ?それがハイエルフって?」

「ウフフ、貴女には黙ってたのよ、私は元々ハーフエルフで年も36歳ではなく163歳よ

貴女を産んだのは142歳の時


ごめんね?こんなお婆ちゃん嫌でしょ?だから内緒にしてたの、でも今は貴女より年下の20歳よ、それも処女なの?どうかな?嫌!キライになった?」

「馬鹿ね、キライになんか成らないわ、だからあんな事をシャアシャアと言ったのね?もう!ホントにお茶目なんだから」


「ウフフ♪でも本心よ、オメダさんの事は本当、良いでしょ?」

「それは彼が決める事よ、私はとやかく言わないわ、それより母さんは彼の何を見たの?」

「それは私も知りたいですよ?アリリア様?この私が見えなかったあの男の正体」

「それはね?全部を話す事は彼に悪いわ、だから少しよ?彼は冒険者としてはS級の実力、イエそれ以上ね┅┅┅それと凄いのは賢者と勇者の称号持ち、更に全智全能神フォーリア様の加護と寵愛を受けてるわ、他の神々の加護もね」

「それは!まるで伝説の勇者様以上ではありませんか!やっぱりあのお方は私の英雄様!」


「イヤハヤ┅そんな御仁だとは┅」

「では私の正体は彼に見られてるのでは?」

「ウフフ♪それは当然よ、私もだけど、彼は驚く事に2枚のステータスを持ってたの、普段は本当のステータスを仕舞ってるようね、私は魔法を掛けてる時に見たから見えたの、絶対にあれは分からないわ、どちらも本物のステータスだから」

「まだまだ多くの謎を持ってるのですね?ウフフ♪でも知り合いになれたのは良かったですわ、出来ればお付き合いしたいですねぇ」

「そうね、彼は貴族とは関わりたく無いのよ、個人としては問題無いわよ、とても素直なヒトなのよ、だから変な気を起こす者を避けてるだけよ、賢いわよねぇ」

「私にはまだ分かりません、ヒトと関わるのが貴族としての勤め、そうで無いと領地は統治出来ません」


「シンシア?その関わり方なのよ、彼が貴族と言ってるのは権利を持つ者の事、平民と違い貴族には様々な特権があるでしょ?その特権で横暴な振る舞いをする事でも貴族は当たり前の事、罪にはならない、その感覚が合わないのよ、平民だろうと貴族だろうと同じだと思ってるから避けるの、トラブルは間違いなく起きるからね」


「そうでした┅不敬として平民を罪人にしますね、一言言っただけでも┅」

「他にも沢山有るわよ、だから避けて関わりたく無い、関わったら罪人になるからね、あの性格だと貴族だろうと斬るわよ、王様でもねウフフ♪わかった?賢いからなのよ、決してシンシアやミハエルにプリシラが嫌いじゃないの、それをわかってあげて」


「ハイ!よ~く分かりました!とても凄い勉強になりました、貴族の事をもっと知らなければいけません!平民との壁を無くす努力もしないと、そしてその為に強く成らないと!」

「ウフフ♪良い子に育ったわね」

「私は?」

「そりゃあ貴女はとても良い子よ、自慢の娘よ」

「アリリア殿、私はこの領地を良くしようと努力して来た、しかしあの御仁にはどう見えたのか?とても気になるのですよ、賢者様ならどう思われるのか?」

「今度会ったら聞いて見ては?」

「会えるのでしょうか?」

「会えるわよ、彼はそんな小さいヒトでは無いわ、それに好印象だったと思うわ、キチンと訳を話してくれたでしょ?嫌いなら黙って消えるわよ」


「確かに!あのオメダはそんな所があります!気に入らないとプイっとどこかに行きます、喧嘩とか絶対にしないですよ、でも悪い奴には容赦無いかぁ、それと威張ってるのは駄目みたい、ボコボコにしましたね」

「まぁ!それは是非みたいです、悪者退治!カッコ良いですよねぇ┅┅」

「プリシラ?シンシアは彼にお熱のようよ?どうするの?」

「まぁそれも経験になるかと、まだ16歳です、これからですね?ウフフ」



なんだかなぁ?どんどん俺の事が不穏な事になってる┅┅┅

只の爺ぃなのに、俺の力じゃ無いから!全部フォーリアさんや他の神様のだから!マッタク!

知らねぇ!っと┅┅┅





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