冒険者ギルドと商業ギルド Ⅳ
商業ギルド この町の商業ギルドは以外と大きい、何故ならダンジョンが近くに有るから
扱うのは主に不動産、店の出店手配とか商取引の契約等は得意だ
勿論買い取りや販売も、口利きが大事な仕事でギルドに頼めば解決してくれる厄介事も多いとか?
「この荷車はとても良い物だ、それで作ったこのジョウにもっと作って欲しい、だがギルドを通したが良いと思って来たんだ」
「なる程┅┅少し動かしても?」
「どうぞお好きに」
「確かにこれなら軽いですね、それとこの様な作りの荷台なら結構な量が詰めますし荷台から落ちたりしない、君達!ここに乗って、アナタ達もです、試しに引いて見ます」
俺と担当者さん、ギルド職員のお姉さん2人が乗った大八車をギルド職員さんが引くとスルスルっと進む
「キャッ、あっ!ごめんなさい」
そうです!ラッキースケベ!ふらついて抱き付かれたんです!おっぱいがぁ!俺の手の中に!
柔らかな感触が揉みたくなるぅ!スッポリと半身を俺に抱かれ思わず手で支える結果が片手掴み!
美人さんの体を受け取り片手は左おっぱいを掴んでる
直ぐに離したけどね、しっかりと感触は残ってまんがなぁ┅┅┅
「これは素晴らしい!他にも使えますね、是非!ギルドで契約しましょう!」
担当者さんは集荷場へ大八車を引いて帰って行ったけど、結局名前を言わなかったなぁ?俺は奥の執務室へと通されそこで改めてご挨拶になった次第で┅┅ギルド長!
「初めまして、冒険者のジョウと言います」
「ウム┅┅私はギルド長のハロルドだが、君は女性かね?」
「イエ、男性です」
「これは失礼した、そのフードを外した時に女性だと感じたんだが┅┅まだまだ見る目を養わないと」
「いやぁ、今日はずっと女性に間違われてますから、面倒くさくってそのままにしてます、気にしてませんから」
(しょうがないだろ!デカ乳娘のせいだから!)
「それは大変だね、所で荷車の事は職員のトーマスから聞いた、画期的な物だと理解した、是非とも契約をお願いする」
「はぁ、その契約とか分からないんですが?使い勝手が良いなら別に誰でも作れば良いと思いますが」
「イヤイヤ!馬鹿な事を!そんな欲が無い、良いかね?この荷車はアイデアその物に独自性が有り実用性が高い、今の荷車は多くは積めないし何と言っても溢れ落ちる、馬車だと料金の問題が有るから実用的ではないんだよ、手軽で何処にでも運べる、車輪が良い、マダマダ改良点も有るが発想と実際作ってる、どこの商会でも欲しがる物だよ」
「でもそれなら尚更普及したが良いでしょ?」
「そうだよ!普及するのは目に見えてる、だから契約なんだよ、1台辺りの値段に対して特許料金を設ける契約は絶対に必要だ、そうしないと粗悪品も増えるからね、そもそも契約とは発案者の意に沿った物を約束させる為の物だ、まがい物でケガ人が出たらどう責任を取るのだ?ジョウさんがイチイチ面倒を見るのかな?」
なる程┅┅そこまでは考えてなかった、意に沿った物、それは大事な事だ、このギルド長┅少し威張ってると思ったが中々優しいんだな、それに切れ者だ
「良く分かりました、そう言う事でしたか、契約の件、全てお任せします」
「それは良かった、君は1台幾らになると思うのだ?なぁに出来た新品の値段だよ、材料とか考えずに幾らで売るか?だ」
「それは俺には分かり兼ねます、大体この町の多くの品物の値段も知らないですから、そこもギルドにお願いしますよ」
「アハハ!君は面白い!品物の値段を知らない?ハハハ、冒険者をしてるんだね?それなのにかい?」
「実は今日の朝方この町に来て一番に冒険者登録をしたんです、依頼を受けてあの集荷場へと来て仕組みとか荷車とかてんで為ってないと思い余計な事をしました、だから屋台の串焼きの値段も今日知ったくらいです」
「ヘッ?┅┅アッハハ!君は┅┅ハハハ、なんて愉快なんだ!気に入った!契約の事はトーマスとも話して此方で作るとしよう、では商業ギルドにはまだ登録をしてないんだね?」
「ええ、今日中に登録したいと思ってたんですよ、売りたい物が有ったんで」
「わかった、お~い!カレン!来てくれ!お茶もだぞ!職員に登録させるよ」
「助かります」
そしたらあのおっぱいを掴んだヒトがお茶を持って入ってきたんだ!うん!美人だぁ!
「お茶をどうぞ、なんだか凄く楽しそうでしたね?ギルド長があんなに笑うの初めて見ましたよ、ウフフ」
「コラコラ、失礼だぞ、私は堅物では無い、愉しかったから笑っただけだ、それで此方のジョウさんにギルド登録をしてくれ、口座もだな」
「承知しました、ではこの用紙に書き込んで下さい、等級はどうされますか?」
「それだが、ジョウさんは冒険者をしてる方だ、商人だけでは無いからGクラスで良いだろう、ジョウさん?Gクラスは露天商や旅の行商人が許可される、その上は店を構えたりだが君には必要無いだろ?」
「ハイ、そのGクラスが性に有ってます、しかし等級を選ぶんですね、冒険者登録とは違うんだ」
「なっ?カレン、面白いヒトだろ?っと言うか世間知らずだよね?其れなのにあんな凄い物を発想するんだから楽しいだろ?アハハ」
「ウフフ♪そうですね、それにしても綺麗なお方で女性だと思ってました、お優しいですから┅┅」
「いやぁ、これで苦労はしてるんですよ、色々と勉強中ですけどねアハハ」
「ではカードを作りに参りますので失礼しますね」
そう言って出て行く後ろ姿はやはり美しい、タイトなスカートが体にピッタリとしてお尻から太ももが実にエロイ!
長い茶髪が揺れてる様も素敵だ、大人の女性感!半端ねぇ┅┅
「何か売るとか言ってましたね?」
「あっああ!そぅです!これなんですが、塩と胡椒を少々ですけどね」
デーブルに塩の袋(2kg)胡椒ビン(日本製)5本を出した、バッグでリセットした品だ)
「これは┅┅┅凄い!この真っ白な塩!それに胡椒も凄く高品質!なんと言ってもこの容器が素晴らしい!ジョウさん!いったいこれを何処で!」
「それは教えられません┅┅」
「スマン、そうだな、商人が出所を教えるなんて失格だな、しかしこれはまだ量があるのですか?」
「確かめてからと考えてました、値段次第ですかね」
「フフフ┅実に愉快だ、世間知らずなのに商人のイロハは知ってるなんて、そうですね┅┅胡椒1つは金貨3枚かな?」
「金貨3枚!」
「イヤ悪かった、試すような事をして、金貨5枚でどうでしょうう?」
「5枚ですか?」
「グヌヌッ、仕方ない?金貨8枚!これ以上は無理だ!」
えっえぇえ!金貨8枚!80マンエン!たった一ビンがぁ!
「それでお願いします┅┅」
「良かった┅では胡椒5本で金貨40枚、塩は5袋で金貨25枚で決定した、帰りにカレンから受け取って下さい」
「ありがとうございます」
カレンさんがカードが出来たと知らせに来て話しも就いたからお暇しようとした時に思い出した
「あっハロルドさん、集荷場の件で仕組みを話し合ったら改善の方向で代官に掛け合うそうです、多分ギルドにも関係すると思うので聞いてみて下さい」
「それは聞いて置くよ、イヤイヤ、本当に面白いヒトだ、これからも宜しく頼みます」
「こちらこそお世話になります」
そして階段を降りる、しっかりとカレンさんの後ろ姿をマジマジと見ながら、これは眼福その物!
あのお尻の動き!いやぁタイトスカートってのは男殺しだよなぁ┅
ん?あれは?┅┅ハテ?
「カードがこれです、この部分に指を当てて下さい、口座登録しますので」 指紋認証!
「そうです、魔力をほんの少し流して下さい、ええ、それで完了です、それとギルド長から金貨65枚を渡すように言われてますがどうされます?」
「それは折角ですから口座にお願いします、初めて作った口座ですから入れて置きたいとか思って」
「ウフフ♪やっぱり面白い方ですね、子供みたい、分かりますよ初めてだからってのは、ウフフ♪」
「エヘヘ、1つ聞いても良いですか?」
「ハイ?私の事は駄目ですよ、マダマダ未婚の独り者ですからね」
「イエ┅そうじゃ無くて、あのツノ、あれはミノタウロスの角ですよね?あんなに綺麗にして売ってるのはどうしてですか?」
「ヒャイ!ごめんなさい、うっかり、えっと?ミノタウロスの角ですね?あれはとても人気があって買われる方が多く品薄なんです、実は最近全然入荷が無くて困ってるんです」
「入荷?買い取りですか?」
「ええ、商業ギルドでも冒険者ギルドと同じように買い取りを行ってます、特に装飾品の素材は商業ギルドの方が高く買いますから」
「それは知りませんでした、では薬草とか魔石とかも?」
「ハイ、大抵の物は買い取りします、でも角は欲しいですね、領都や王都からいつも催促されて困ってます」
「ミノタウロス┅┅それなら幾つか待ってますが┅あれは同じかな?」
「ホントに!本当に持ってるんですか、キャッ!凄い!ありがとうございます!」
┅┅柔らかい手の温もり、そんなに喜んで、何なら抱き締めるか?凄く柔らかいんだ┅┅
「そのぉ明日は果樹園へお手伝いに行きますから明日以降なら持ってこれます、それで良いですか?」
「ハイ♪1本でも大丈夫ですよ♪」
「はぁ?本当は何本入り用なんです?」
「欲を言えば5本?です、でも1本で十分ですよ、領都の偉そうなギルド長に叩き付けてやれるんですから、ウフフ♪」
余程言われてるんだねぇ┅でもその顔もカワイイ!
「了解しました、必ず持って来ます、待ってて下さい!」
「ハイ♪待ってます!ずっと待ってます┅┅」
この感じ┅┅待ってくれる女性の有り難み、良いなぁカレンさん┅
カレン・フェナルド 王都のフェナルド商会の娘で次女 ヒト族
23歳 MP 50 HP 130 能力 5 器用 6 運 6
スキル 鑑定 2 算術 7 料理 5
生活魔法 3 水属性魔法 3
やっぱり商業ギルドなら商人関係が職員なんだ
フェナルド商会ってどうなんだろ?いつか聞いてみよう
あのハロルドさんやカレンさんに出会えて良かった
冒険者ギルドで依頼達成報告して宿へ行こう!
「なによ?ニヤニヤして、カレンがそんな顔をするの珍しいわね」
「だって┅┅リミラも見てたでしょ?荷車で私を受け止めてくれたの、それが女性だとばかり思ってたら┅┅ウフフ♪」
「えっえぇえ!男だったの!あれで?それならカレンのだらしない笑顔もわかる!男ならあれは反則でしょ?背も高かったよね?てっきり┅┅」
「ウフフ♪ギルド長がジョウさんの担当者に私をって、なんかえらく気に入ったみたい、それに凄く世間知らずでカワイイの♪こうなんて言うか母性本能を擽られるのよ、初めての気持ちなの┅┅」
「やっとカレンにも春が来たのかな?どうなの?好きなの?」
「まだなんとも┅┅でもぉ┅気にはなってる、20歳でしょ?年下よ、でもカワイイの┅┅┅」
「ウフフ♪それは恋よ!おめでとう!やっとカレンに男がぁ!アハハ!」
「もうバカァ!ジョウさん┅┅好きかも?エヘヘ♪」
『┅┅┅┅┅┅┅なによ!モテモテじゃん!あのアンナと言いこのカレンと言い!町をふら~っとしただけで!盛りの付いたメスに懐かれるなんて┅┅┅┅┅┅やっぱ絶倫は魅了の類いなの?そうなの!』
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