初めての異性?
はぁ┅┅そんなに驚かなくても?
畑を見せては驚き、俺が作った道具を見ては驚きって?
そんな大した事はしてないぞ
『この武具は最初から有ったものだな?そしてこれがジョウが作った物┅これがどういう物か解ってるのか?』
『私でも解るわよ、この武具は業物ね、そして貴方が作ったのはお世辞でも良い物とは言えない、どちらかと言えばガラクタ?かな』
『フン!だから武器を持たぬ物は┅ジョウよ?この剣は見た事が無いものだな、此方の物は確かに業物で高価な品だ、しかし┅この剣の切れは?』
確かにそうなんだよ、俺は素人だから大層な物は作れない、でもこの世界ではあの重くて分厚い剣が主流┅┅
両刃の片手剣、そもそも刀«カタナ»なんてのは存在しない
「その剣はカタナと言って俺が知る剣だよ、薄刃で弱い感じだろうけど切れ味は抜群だ、ミスリルで作ったのよりミスリルとオリハルコンと鉄を混ぜて作ったのが一番馴染む、まぁ俺の愛用だな」
『このカタナだが、これは凄く良い!しかし扱いは少し癖が有るようだ、フフフ、本当に面白い』
それから部屋の仕様をエリザに教え、風呂のお湯が溜まるまで女性用下着と服をチャッチャッと作った
いやぁ錬金術ってはホント便利だし、あのマジックバッグもチートだぜ!
作ったショーツとブラジャーをマジックバッグのリセット機能で10着づつ増やして、服はワンピースとパンツルックを、靴は以前俺が作ったのをリセット機能でと┅
アハハ┅そうだよ!ズルだけど今はこれがベスト!
ブラだって寸法とか解らんからソフトな物を!胸の大きさを知らずとも大丈夫!
まぁ巫女さんのナリを聞いてだが?エリザのは見て知ってるし?ええ!しっかり見てるよ!
おっぱいとお尻は特に!ヘン!
一通り案内と説明をすると風呂のお湯が溢れてた
俺は風呂へ入ると言うとフェルさんは辺りを見てまわるとか┅用心深い!
エリザは部屋を見てたいと言って中へ、これでゆっくり風呂へ入れる
しかしなぁ、エルフの国が失くなりそのエルフの民達はどうするのか?逃げる者は他所の土地で大丈夫なのかな?散々ヒト族を下に見てたって言ってたからなぁ┅
『ウフフ♪私もお風呂に入るわよ、良いでしょ?』
「えっ!なに言ってるんだ!っていつの間に!」
『だってジョウったらボ~っと目を閉じて考え事をしてたでしょ?声をかけたわよ?黙ってるから良いと思ったの♪ほら?少しずらして』
┅┅そんなに足を広げなくても?丸見えなんですけど?フム┅オ毛ケ?は無いと┅
そうだよ!俺にも毛が無いんだよ!体毛自体が無いんだ?なんでさ!決して剃ったりしてないぞ!
腕や足なんてツルツル、あの股間も無いぞ?
エリザも?無い┅
「なぁエリザさんや?そのぉこの世界のヒトとかには体毛とか無いのかな?」
『体毛?なにそれ?』
「そのだな、腕や足、それと男ってのはこの口の周りとかに毛が生えるんだよ」
『アハハ!そうなの?私は昔ね?エルフの長で皇女を真似て化身したの、その時に体毛とか無かったわよ、でもドアーフの男には口の周りに髪の毛が生えてたわよ、でも腕や足には無かったわね』
髪の毛じゃねぇ!ヒゲだ!
「やはり体毛は無いのか┅ヒト族には?ってエリザが知る訳ないか」
『あら、ヒト族にも無いわよ、ダンジョンでヒト族が交尾してたの見たけど体に毛はなかったわ』
何を見てんだよぉ!それにダンジョンの中でエッチすなぁ!
『ウフフ♪あれは死の覚悟をしたから子孫を残そうと足掻いてるのよね、まぁ沢山見たけど皆同じだったわ、必死なのは分かるけど』
必死ゆぅなぁー!何をそんなに見てるんだよぉ!
「ふぅ~さて体を洗うから出るよ」
『洗う?生活魔法で綺麗なんでしょ?』
「イヤイヤ!それとは別だよ、石鹸で洗って髪の毛もしっかり洗ったらサッパリするよ」
『えっ?髪の毛も洗うの?』
「そうだったな、シャンプーとか無かったんだもんなぁ、じゃあ俺がエリザの髪の毛って言うか頭を洗ってやるよ、覚えてたが良いだろう、巫女さんにも教えて欲しいからね」
『うん!洗って!じゃあ出るから』
って┅┅┅なんの恥じらいも無いんだね┅┅なんで前に立つ?そこは座ろうよ、ちゃんと風呂用の椅子が有るんだから┅
「ホラ、これに座って、低いけど専用だから、じゃあお湯を頭からかけるぞ」
『うん、それなら私はジッとしてれば良いのね、お願い』
頭に風呂桶で汲んだお湯を少しずつ垂らし優しく揉む様に濡らしていく、そしてシャンプーを手で泡立てて髪を洗うがちっとも泡がでない
「こうして泡を出しながら洗うんだ、でも最初だから中々泡がでないよ、3回洗えば泡が立ってサッパリするから、次からは3回じゃなくても大丈夫だから」
『へぇ~そうなの、でも気持ち良いわね、初めて洗うけど良いわぁ』
長い髪だから結構しんどい、ホント女のヒトってのは大変だよ、これに化粧とかだろ?男で良かったぁ、面倒なのは駄目だから
3回目は泡がモコモコと出て本来のシャンプーと言えた
そしてリンスもちゃんと説明して髪全体に仕上げたんだ
『リンスってのが仕上げなのね、なんだか頭が軽くなったような感じで凄いわね、次は?』
「このヘチマじゃ無かった、ペーロムの実で作ったこれに石鹸を塗り込んで体を洗うよ」
『ペーロムって食べれない実でしょ?』
「これは森で見つけて図鑑で見たらペーロムってなってた、まぁ俺はヘチマって思ったから採取したんだ、これは乾燥して皮と種を取って洗った奴、背中を洗うから」
綺麗な柔らかい背中を優しく洗う、このヘチマだがホント良かった、たまたま見つけたんだけど風呂には最適!綺麗に洗えるんだ
『前も洗ってよ、あっとこれじゃあ全体は難しいわね、立ち上がるから』
イヤイヤ!それは不味いでしょ?エリザさんや?そのぉ?立ち姿勢を洗えと?はぁ┅┅┅┅まぁやりますがな!
プルンとしたお尻からスラリとした脚、そして前から首周りに腕や胸┅┅は!手で!ヘチマでは強いので┅そしてお腹から下へと洗います┅トホホ、嬉しいやら悲しいやらごちゃごちゃ┅┅です!
「この中もちゃんと洗わないと直ぐに汚れるからね、今回だけ洗うけど本当は自分で洗うんだぞ」
『この穴ね、確かに汚れが入り易いわ、石鹸で洗えば良いのね』
ホント、性意識とかどうなってる!知らない訳は無いんだが?だって交尾とか言ってたし!
「これでお湯で流せば終わりだよ」
『なら今度は私が洗うわよ、間違ってたら教えてね』
「いやぁ流石に良いよ、俺は自分で洗えるから」
『ダァメ!これも巫女に教えないとでしょ?ハイ!背中から洗うわよ』
っとまぁお構い無しに洗ってくれるけど?前は良いからね?ネッ!
『ジョウって意外とガッシリしてるのね?腕も太いし背中も肉付きがしっかり、顔は綺麗な女みたいだけど意外ね?』
「ソウデスカ┅マエハイイヨ」
『なに言ってるの?ほら立って、洗え無いじゃないの、そうそう、ウフフ♪お尻もしっかり肉付き良いわね♪』
「もぅもぅ!本当に前は!」
『駄目よ!さぁ前を洗うから┅あら?なんでこれはさっきより大きくなってるの?不思議ねぇ?』
そりゃ石鹸まみれの手で撫で廻されたらそうなりますって!
あっ、ダメ!直接!そんなぁ┅
『まぁまぁ!どんどん大きくなるのね?それに硬いわよ?まるで棒ね?ヒト族のとは違うわ、こんなに大きく無いし、こんなに先っちょがデカク無いもの、やっぱりジョウはこの世界のものじゃ無いのね?』
「ソウダネ┅」
『これって?こうかしら?へぇ~ねぇ?これが私のこの部分へと入るのよね?って入るかな?』
「そんなに念入りに洗わなくても?もう終わりだろ?」
『ああそうね、でも┅┅ちょっと残念かな┅』
ジト目は辞めなさい!
湯船に一緒に浸かりしばしボ~っと┅┅するとエリザが後ろから抱き付いて来てピッタリとくっつく
『ねぇジョウ?私とツガイにならない?ほら私って永く生きて来て子供とかまだなのよ、ジョウなら良いかなって思って、そりゃヒト族とは子供は出来ないって知ってるわよ、でもジョウはヒト族じゃなくて人間?なのよね、僅かな期待かしら┅もしも願いがって』
「それは有難い申し出だけど、今は答えが言えないよ、エリザみたいに綺麗な相手からそう言われると嬉しいけどもっと信頼とか繋がりとか無いと」
『ううん、ジョウに対しては凄く信頼してるわ、そうで無かったら名前なんて許さないもの、私とフェルもジョウを信用して信頼もしてるわよ、貴方なら私の全てを任せられるもの┅』
そう言われても┅フェニックスなんだし、子供って?お腹?それとも卵?わからん!
『私はね、元々ハーピーだったの、それが進化を何度もしてフェニックスに成ったのよ、魔物は進化するの、それは貴方も知ってるでしょ?この先更に進化するのかは分からないけど魔物に変わりは無いわ、そんな魔物相手は嫌?』
「嫌じゃ無いよ、今、目の前には魔物と言うより美人な女性しかいないから、それにエリザとは話して理解し合えてる、どちらかと言われたら好きだからね」
『まぁ┅┅好きだなんて、初めてよそんな事を言われたの┅私はね?ジョウが大好きよ、この体から溢れるマナと魔力はとても心地好いの、それと凄く良い薫りなのよ、世界樹が言ってたわ、ジョウは世界樹と同じで体からマナと魔力を生み出してる、この世界のマナと魔力とは違うらしいわよ、貴方だけのマナと魔力だって』
そうなのか?それは知らなかった、それにしてもエリザが?って!その柔らかなおっぱいの感触はヤバイって┅体も柔らかくて良い匂いが鼻をつくんだ
『ウフフ♪またこれが大きくなって来てるわよ、ホント面白いわね?この棒ってジョウがそうさせてるの?』
「ソウダヨ┅意識がそうさせる」
『意識?じゃあ私の事を意識してるから?それなら嬉しいわ♪じゃあこうしたら?』
ダメだって!そんなに強く!なんでそんな事を知ってる!ダメダメ! ザバッ!
「もう出るから、あんまし湯に浸かってると頭がボ~っととするから!エリザもホドホドに上がるんだ、良いな!」
もう逃げの一手!本当に欲情するだろうが!しかし!エリザに欲情するのは仕方ないが久しぶりだよな?欲情って┅
良かったぁ、不能じゃ無かったよ!しっかり機能してた!ヤッタァー!偉いぞ俺の分身よ!
服を来てエリザにはマジックバッグに入れた下着と服を渡した
マジックバッグも使った事が無いらしく、使い方もしっかり教えたんだ
凄く喜んでた、フェニックスになっても大丈夫な様にアラクネクィーンの糸で編んだ紐を付けて渡したよ
風呂から上がって暫くしてからフェルさんは戻って来た
しっかり獲物を咥えてだけど!
『ふん!小賢しい奴め、我に向かって来るなど笑止千万!晩飯にしてくれよう』
なんでブラッデイベアなんて狩って来るかな?面倒なのを┅┅
フェルにもマジックバッグをあげて熊さんを収納させたらしっかり喜んでた
狩っても大半はその場に置いて来るらしい、まぁ一度にそんな食べれんだろうから┅┅残念!
大方見て納得したようで又世界樹爺さんの所へと転移して戻った
もうすっかり薄暗くなって腹も減って精神的に疲れて┅
『おお!どうじゃった!転移の感想を聞かせてくれんか!』
「爺さん、俺は晩飯を作るからフェルとエリザとで話しておいてくれ」
『承知した、儂はコーヒーを飲ませてくれたら良いからな、あれは旨い』
なんだか凄く疲れてる、でも俺はエリザとはこの先なんだか有りそうな予感はしてた
だってちゃんと反応したのは本当なんだから
裸で触れ合って感情以上に感じたのは好意だった
好きになってる、異性としてだよ
でもフェニックスなんだよなぁ┅┅┅┅どうなの?
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