終わりなき日々と輝けぬ器

どれだけの日々が過ぎていったのだろうか

無為なる日々 空虚な日々 哀しい日々

一人ぼっちの夜幾度超えただろうか

何かが消えていく 通り過ぎる日々を眺める

あれらはどこへ行ってしまったのだろうか

あの日々は遠く消えてしまったのかそんなことを考える

出会った人たちあの日の喜び でもいつかは…寂しく消えていく

 

物語は続いていて まだ終わりがない

どれだけのものが犠牲になっただろうか

殺されて殺されて死んでった。過去の私

何回も同じ夢を見た 苦しくて哀しくて遠い

よかった日々も少しはあった あの日に戻れたらよかったのに

過去に苛まれ 苦しめられ あのときの後悔を思い出す  

終わりはあるのだろうか きっと答えなんてどこにもない


否定されて存在を認められなくて

拒絶されて自分を見て貰えなくて

殺して殺して死んでった。過去の私達は

冷たい言葉厳しい言葉苦しい言葉

冷めた眼差し興味を持たない態度

愛情を感じぬ眼差し温もりのない言葉


幾度も幾度も死んでった。言葉

何度も何度も死んでった。心

機械仕掛けのように動く体。心は空っぽに

流れるように言われるままに。心は遠くへ

  

どこか暗い空が広がっている 手を伸ばしても届かなくて

あなたは私の一部 忘れられない手放せない

生き続ける限り私のであった出来事全てが私を構成する。

 

ガラスの器 満たされていない

そこにあるのは哀しみか  苦しみか

ここにあるのはいのちか 人形か

壊れた器 ヒビが入り砕けて 散った

歪なカケラ 噛み合わないピース 欠けていて


きっとみんなは綺麗な器 満たされていて

美しい器でキラキラと輝いていて

それを見る人達が沢山褒めていて

飾り立てられていた 誇らしそうに

私の器は誰も見るものもいなくて

褒めるものもいない 淋しげに

ただ足元に散らばっているばかり


いつかはわたしも輝けるだろうか

夢を見たけれども叶わなくて

私にはなにもかもが足りていない

満たされない器 壊れていてどうにもならない


心の器満たされたとき 人は幸せを得る

何も得ることのできなかった ぬくもりも喜びも

壊れたカケラ拾い集めて 歪(いびつ)なカケラも整えて

美しい器を 何処にもない唯一無二の宝

少しづつ小さな幸せかき集めて 喜びを積み上げて

小さな輝き けれどいつか誰かが見てくれますように

どうかお願い 力をかして この器も見て

きっと優しいあなたは気にいるはず

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