混沌
今日は体力仕事で疲れた。
身体中が上から押されているように重たい。
何もする気がおきず、
仰向けになって白い天井を眺めている。
人の心が読めたらいいのに。
そうすれば、こんなに苦しまなくて済むのに。
いや、逆か。
読めたら読めたで、別の苦しみが待っているのかもしれない。
空の上からたらされている無数の透明な糸。
細くもろく、すぐにちぎれてしまいそうその糸の、どれか1本を、ちぎれないように、そっと掴んで手繰り寄せなければ、上に進むことはできない。
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