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2024年5月2日 00:56
企画の方から来ました()後日談という体裁だけど、これはこの短い一篇だけで十分に成立する、巧みに切り取られた1シーンだと思います。決して短くはない期間を師弟として過ごした二人は、たがいにとって亡くした(あるいは行方知れずの)肉親の不在を埋める大切な存在だったのだろうなということが伝わってきますね。人さらいのような危難にも遭い、時には戦火を避けながら絆を深めた旅だったのでしょう。この後、ヨル一人の旅はまだまだ続きそうです。旅路の果てに、オルフのことを誰かに語り伝えられるような未来があるといいですねえ……(*´Д`)物語の転換点と思われる味わい深いワンシーン、ありがとうございました(*´ω`*)
作者からの返信
いらっしゃいませ!お読みいただきありがとうございます。こちらは何も分からなくても読んで伝わるものがあれば、と思って書いたので、この一篇だけで成立すると言ってもらえてとても嬉しいです。そうなんです。この二人はたまたま旅の途上で出会い、助け助けられという間柄になったのですが、お互いの存在が埋まらない心の隙を埋めてもいました。家族と離れ離れで、最後まで故郷に帰れなかったオルフは、師として振舞いつつ子供のようにヨルを思っていたのだと思います。この短い話の中で、そこまでいろいろと感じていただけるとは、ちょっと驚きです。ヨルはきっと故郷で大人になって、自分の家族を持って、暖炉のそばでオルフのことを思い返す日が来るような気がします。その頃にはオルフの住んでいた村も、またナスグが咲く度に季節を数えるようになっていますように。こちらこそ、ご感想ありがとうございました^^
2024年4月11日 21:41
しんみりするようで、でもなんだかとても温かいものを感じるお話……。危険な目やつらいこともあっただろうけど、彼らの旅路は心温まるようなものもあるんじゃないかなあと、勝手に思いを馳せてしまいました。
寂しい情景のなかに力強さみたいなものを感じているシーンとして書いたので、そこを感じてもらえてとても嬉しいです。両親は他界しているし、ゆく先々で犯罪に遭いそうになるしで、大変な旅ですが、わずかな出会いが主人公を支える、そんなお話です。たぶん。書けたら書きたいなぁ。お読みいただきありがとうございました!
2024年4月11日 15:00
オルフ師匠……!偶然出会ったであろう師弟の旅の話、読みたいですー!花の盛りに帰れてよかったね……
さっそくお読みいただきありがとうございます!こういう話、書いてみたいなぁと思いつついざやってみるとなかなか進まず……!そのうち実在のお話にできたらなぁと思っています。そして実はオルフ老「それはナスグじゃない、ランダだ」花好きだからきっと許してくれるけど(´∀`*)
企画の方から来ました()
後日談という体裁だけど、これはこの短い一篇だけで十分に成立する、巧みに切り取られた1シーンだと思います。
決して短くはない期間を師弟として過ごした二人は、たがいにとって亡くした(あるいは行方知れずの)肉親の不在を埋める大切な存在だったのだろうなということが伝わってきますね。人さらいのような危難にも遭い、時には戦火を避けながら絆を深めた旅だったのでしょう。
この後、ヨル一人の旅はまだまだ続きそうです。旅路の果てに、オルフのことを誰かに語り伝えられるような未来があるといいですねえ……(*´Д`)
物語の転換点と思われる味わい深いワンシーン、ありがとうございました(*´ω`*)
作者からの返信
いらっしゃいませ!お読みいただきありがとうございます。
こちらは何も分からなくても読んで伝わるものがあれば、と思って書いたので、この一篇だけで成立すると言ってもらえてとても嬉しいです。
そうなんです。この二人はたまたま旅の途上で出会い、助け助けられという間柄になったのですが、お互いの存在が埋まらない心の隙を埋めてもいました。家族と離れ離れで、最後まで故郷に帰れなかったオルフは、師として振舞いつつ子供のようにヨルを思っていたのだと思います。
この短い話の中で、そこまでいろいろと感じていただけるとは、ちょっと驚きです。
ヨルはきっと故郷で大人になって、自分の家族を持って、暖炉のそばでオルフのことを思い返す日が来るような気がします。
その頃にはオルフの住んでいた村も、またナスグが咲く度に季節を数えるようになっていますように。
こちらこそ、ご感想ありがとうございました^^