第77話 《おまけ》行ってきます
お父さん、お母さん、今日はお父さんに教えてもらったバスケの集大成の日です。
高校最後の大会になるかもしれないし、もしかしたらまだ試合が出来るかもしれない。ただ、もう少しだけ長く高校生でバスケをしたいので今日は全力で頑張ってきます。
あと、報告遅くなりましたが好きな人が出来ました。
すごく優しくて、かわいくて、美人で、頭が良くて、不器用だけど、暗闇の中にいる私にいつもたくさんの光を与えてくれるお星さまのような人です。
お父さんとお母さんさんみたいにその人と愛し合える関係になれるように頑張ってます。
今のところ片想いなので心折れそうです。
というのは冗談ですけど、二人から恋愛のアドバイスが聞けたら良かったなとは思います。
その子はモテるので後輩の子と勝負することにもなりました。
スポーツをそんなことに使うなってお父さんには叱られそうだけど、ごめんなさい、どうしても譲れない勝負なので見守っててくれたら嬉しいです。
二人にも会って欲しいのでいつか連れていきたいと思ってます。
今日は色々な日の締めくくりと共に私の人生の新たな一歩だと思ってます。
どうか二人に天国から見守ってもらえたら嬉しいです。
私は毎日幸せです。
辛いこと苦しいこと沢山あったけど、幸せです。
友達にも恵まれました。
後輩にも恵まれました。
そして、すごく大切でずっと一緒に居たいと思える大好きな人に出会えました。
お父さん、お母さん、いつも見守ってくれてありがとう。
それでは、行ってきます。
仏壇の前で手を合わせて、大会に向かう準備をした。
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