第14話 収穫の季節が始まった

 今日は夏至の日。

 私が暮らしている田舎では、夏至の日を夏の第1日目と数えます。


 今までも十分暑いのですが、公式に『夏』が始まりました。


 幸い、夜には気温が下がるので、朝は起きて紅茶を1杯飲んだら、涼しいうちに家庭菜園の水撒きを始めます。


 この辺りで、ガーデニング好きの方や、家庭菜園をやっている方は、「ああ」と想像されるかもしれません。


 そうです。

 夏はめっちゃ忙しくなります〜〜〜!


 雨が降らなければ、水撒きは欠かせません。

 夏は植物の成長が早いので、雑草は抜いても抜いてもすぐ生えて伸びてきますし、「今日はまだいいか」なんて思って収穫しなかったら、翌朝、キュウリはすっかり巨大化してしまいます。


 先月は食べまくっていたレタス、暑くなるともうやる気がなくなるらしく、お花を咲かせようとして、葉っぱはあまり伸びません。


 一方、キュウリは収穫が追いつけないくらいに成長中です。

 さらにこれからは、トマト、パプリカ、バナナペッパー、ズッキーニの収穫が待っています。


 通年でお手入れをしているのが、イチゴと長ネギ。

 イチゴはまた花が咲き始めたし、長ネギは庭にあるのが本当ありがたい1品。


 そして、忘れてはいけないのが、ブラックベリーです。


 見た目は黒いラズベリーのような感じ。

 この地域は野生のブラックベリーがたくさん自生しています。


 ところが、「ブラックベリー? うちは採らないわねえ」というお宅も結構あります。


 理由はいくつかありますが、まず、野生のブラックベリーは繁殖力が強くて。すごい勢いで増えていきます。

 小さいうちに切っておかないと、すぐにあちこち占領されて、えらいことになります。


 おまけに、バラのようにトゲがあります。

 同じく、バラのようにつる性なので、ちょっと実を採ろうとして茂みに入ると、服に引っかかって「きゃ〜!!」ということになりますね。


 そして、この田舎では、春から秋まで、ダニがいます。マダニとか、もっと小さいゴマ粒サイズとか……。

 このダニは犬だけではなくて、人間にも食いついてきます。

 いやぁ〜〜〜〜💦💦💦


 ダニは草むらや木の葉っぱに付いているので、ブラックベリーを採りに行けば、おそらくダニにびっちりとやられますよ……。


 はい、おうちの中に入る前に、玄関先で服を全部脱いで、ダニチェックをしてくださいね。

 パンツは免除します。履いててもOKです。

 後でこっそりご自身でダニをチェックしましょう。



 そんな危険(?)がいっぱいのブラックベリー摘み。


 我が家では、園芸品種の、トゲなしのブラックベリーを家庭菜園に植えています。

 粒が大きいし、甘くておいしいです。


 そして野生のブラックベリーも何箇所か、庭先に生えてきたものの周囲を刈り込んで、収穫しやすいように整えました。


 野生のものは粒が小ぶりで、小さな種がいっぱいでちょっと気になりますが、味はなかなかいいです。


 そのまま食べてもいいし、冷凍したり、ジャムやソースを作ったり。

 色々に使えます。


 さぁ、暑い日差しの中で、ブラックベリーも熟してきました。

 赤い実から黒く変わり、触ってぽろっと取れたら、食べ頃です。


 今日は家庭菜園の水撒き、草むしりの後、野生のブラックベリー摘みを楽しみました。


 3時のおやつは、きれいに洗って冷やした、ブラックベリーをいただきます♡



☆近況ノートに、ブラックベリーの写真を載せています〜

https://kakuyomu.jp/users/sakuraikinka/news/16818093079633943910

 


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世界の片隅で今日も生きてます 櫻井金貨 @sakuraikinka

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