第8話 【最高のごはん2】コスタリカの1皿定食
久しぶりのごはんネタです。
【最高のごはん2】、本日は中米の国、コスタリカの1皿盛りの定食、カサードをお届けいたします。
エコツーリズムで有名なコスタリカ、自然が豊かで、火山に滝に熱帯雨林、温泉もあるし、動物では、かの有名な、苔が生えるくらいまったりしている、ナマケモノさんにも会えます。
☆コスタリカは…………
"コスタリカ共和国は北米大陸と南米大陸の中間に位置する、四国と九州を合わせた程の大きさの国。"
(コスタリカ政府観光局ウェブサイトより引用)
▼コスタリカ政府観光局
http://www.costarica.co.jp/
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スペイン語圏だし、コスタリカ、どこにあるんだ? と思うくらい、日本からは遠い感じはするのですが、お腹が空いて、町の大衆食堂に入ったあなたは、思わずこう呟くのではないかと思います。
「ここ、東南アジアだったっけ……?」
食堂は基本的に1皿盛りの定食がメイン。
壁に貼ってあるメニューを指さして、「鶏肉のステーキで」と注文することもあれば、お姉さんが控えているガラスケース越しに指さして、あれとこれ、それもお願い、とお皿に盛り付けてもらう場合もあります。
大きな平皿に盛られているのは、まずは白いご飯。それから豆を煮たもの。ポピュラーなのは黒豆です。日本のように甘く煮てはいませんが、確かに黒豆。なんか懐かしいです。
この黒豆をご飯と一緒に炊いたり、野菜と炒めたりして食べる、黒豆ご飯もあります。
ガジョ・ピント(Gallo Pinto)と言って、定番メニューだそう。
さらにメインのお料理。牛とか鶏とか、魚とかですね。付け合わせの生野菜のサラダや、プランテインという調理用バナナを揚げたものなどが載せられています。
目玉焼きやチーズ、サワークリームが付いていることもあり、一通りの栄養が取れそうですね。
辛いのがお好きな方は、テーブルに常備されているタバスコやホットソース、サルサ・リサーノをご利用ください。
お飲み物には、フレイバー付きのアイスティーなどいかがでしょうか?
はい、ボトル入りのアイスティーでございます。
……どうですか、タイとかインドネシアとか、東南アジアの香りがぷんぷんとしてきませんか?
大衆食堂の感じも、車やバイクがぶんぶん走る通り沿いに建てられた、壁の少ないオープンな感じ、長テーブルが並び、プラスティックの椅子が置かれているのがデジャブを誘います。
そんな、どこか懐かしい雰囲気の中、おいしく定食をいただいたのでした。
私はタイ米のような、長粒種のお米も好きなのですが、コスタリカの食事はすごく馴染み深い感じがしました。
ご飯、野菜、タンパク質。お腹がしっかり落ち着きますよ〜
特筆すべきは、野菜の味が濃くて、野菜そのものがおいしかったこと。
ローカルマーケットにも行ってみたのですが、野菜や果物が山積みになっている様子はやはり、東南アジアのようで。面白いですよね。
最後に、コスタリカの方々は甘いものが大好きだそうです。
そのせいか、朝食にはケーキが出ると聞いていたのですが、本当にホテルの朝食に出ました!
コスタリカの名産のひとつはコーヒー豆、ということで、おいしいコーヒーと一緒に登場したのは、フレッシュジュース、カットフルーツの盛り合わせ、そしてケーキ。
ケーキは生クリームでデコレーションしたようなケーキではなく、中にジャムが入った、パウンドケーキのようなケーキですが、確かに、ケーキです!
甘くて、おいしかったのですが、朝からケーキの背徳感が半端なかったです……。
(せめても、とコーヒーはブラックにしました)
野菜がおいしく、ご飯と豆をよく食べるコスタリカのごはん。
日本人にも馴染みのある食材で、きっとあなたも大好きになるに違いありません。
☆近況ノートに定食の写真を載せました♡
https://kakuyomu.jp/users/sakuraikinka/news/16818093077303387681
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