方角企画から失礼いたします。

まず、近未来的な世界観にひかれました。人類がなぜ絶滅しかかっているのか、とても気になります。

>管理局には把握されているかもしれない。
とありますが、迷宮が燃えたのはもしかして……と想像させられますね。
主人公が感じた血の味が、そのままこの物語の読み味になっていると感じました。

方角は真北よりは西に向いていると思います。北北西くらいでしょうか。

企画より拝読。
近未来ディストピア的な設定ですが、この物語はそういう世界よりもそういう舞台設定を背景とした登場人物の心理が一番書きたいところだろうと思います。
その観点で見たとき、すごく西の香りを感じるなと思いました。世界設定に焦点を当てたとき、この設定ならここはこうした方が……みたいな点が思いつくんですが、それを突き詰めたところでこの作品のおもしろさにはつながらないな、と感じました。
世界の掘り下げに労力を割くくらいなら、希望くんとフィーレイさんの心情を掘り下げるべきだし、実際そうした作りをされているのかなと思います。
ストーリー自体は北の骨格を持っているものの、その書きたい部分への注力を考えると、北西くらいまで西のウェイトが大きいのかな、という印象です。

初めまして、方角企画から来ました。
SFっぽい世界観で、とても面白く拝読しました！こういう終末感、好みですーー
人類最後のオスとは責任重大。その重圧から逃れようと流れ着いた先が、得体の知れない愛人の男フィーレイ、というのがいいですね。最後、こんな別れになるというのも、なんともいえない余韻があって素敵です。
全体的にスタイリッシュで読みやすかったので、方角は、北北西くらいかな？と思いました。ストーリーが楽しめたので北はあると思うのですが、描写がとても良くて淡い色彩を感じたので、西もありそうな。ので、北北西に一票入れさせて頂きます！

企画から参りました。コメント失礼します。

物語の世界観と、ボーイズラブの持つ雰囲気がマッチしていて、とても良かったです。
明るい未来を期待される中で、薄明かりの中へ進みたくなる気持ち。私にも、なんとなく分かるような気がします……。

さて、方角ですが……北向きに、少し西の香りを感じました。北北西、でしょうか。
私は、主人公の気持ちを追うような感覚で読み進められました。

人類にいったいなにが……Σ(๑°ᄆ°๑)

ほの暗い雰囲気と五感を刺激する描写、そして想像力をかきたてる舞台設定がとてもよかったです。

方角は情景描写からも主人公の心情が感じられるような気がしたので、西要素もあるかなと思いました。北北西かな……？

方角企画からきました！

BLいいですねー！私、好きなんです笑
フィーレイのミステリアスさがよかったです。

世界観のぼかしかたや、最終的にフィーレイがどうなかったかがはっきりとは示されないところ、そういう具体的なことよりも主人公の心理描写に重点を置いているような印象があったので、北北西かな〜と個人的には思いました。まだまだ勉強中ですが…。

素敵なお話をありがとうございました！

フィンディルさんの自主企画より参りました。
暗黒星雲です。

まず「おれは、この惑星の最後の人類だ。」ここにジーンときました。

地球ではなく敢えて〝惑星〟と言ってるのは？
何処かのコロニーとか植民惑星でしょうか？
そして〝最後の人類〟とは？
純正ではない偽物の人類（クローン）や、合成した人造人間ならいるとか？
そして極端な出生率の低下を引き起こした要因とは？？

あの一言で色々考えちゃうんですよね。

そんなアレコレは関係なく、物語はBLへ……。
真っ当な出生率を維持できている社会であるなら、そう言うのは個人の自由で済ませてよい話だと思うのですが、ここは特殊ですから。そっち側に走るだけで人類の敵に認定されてしまいそうですねえ。当事者が鬱屈としてしまうのも納得な状況です。
そんな様子が薄暗さを感じさせる描写で書かれているのが良いですね。

さて方角です。
私は絶対的な社会に抵抗するストーリーだと思いました。
なのでこれは真北ではないかと思いました。

感想は以上です。

初めまして。企画から来ました（私はまだ書いていないのですが）。

描写が見事ですね。最後の血の味、たしかに言われればちょっと甘いかも。

＞フィーレイはマッチを取り出し、シュッ、と火をつけた。
　大きな火が一瞬生まれる。
　そして、その火はすぐにしぼんでいく。

情景が目に浮かぶようです。

全体的にスタイリッシュで方角は北っぽいですけども、文章に気まずさ（特に冒頭部分）のようなものを感じさせ、これは主人公の心情がうまく文章に醸し出されているからだと思うのですが、その点から西の要素もあるのかな？　と思ったりしました。北北西？

とてもバランスの良い作品で、描写がくどくなく的確に五感に訴えるのがすごいなと感じました。