第18話
そのゴーレムの名は、カルネブラストという。悍馬を模したそれは、けして積貨の運び手の様な荷運びに使う物ではない。
「《機構の一つ、燐哮撃》」
ユーリーフは悍馬のゴーレムから降りると、そのまま魔力の糸を繰り敵陣に突撃させる。四足の爪先には車輪が有り、それが高速回転する事によりガノンダール邸の様な平地では通常の倍の速度で接近する事が出来た。
高速で移動する中、悍馬の胴体の何カ所からか細やかな粉が散布される。それは到着と同時に一瞬にして周囲を霧の様に覆った。
そこで黒髪の女魔術師は左手の糸を摘まむ様に引くと。
「《灯火》」
瞬間、炸裂音と共に霧が爆ぜる。冒険者は元より、ゴーレムすらも爆散する程の衝撃が襲った。
……カルネブラストの機構、燐哮撃とはつまり粉末状のアンオブタニウムを散布し着火する事で爆発させるという物である。威力はご覧の通り、今の状況の様に平地で大多数の敵を相手にするにはもってこいのゴーレムだ。
黒煙が晴れゆく中、ユーリーフの操る鋼鉄の悍馬は再び嘶く。それはまるで神話の怪物の様であった。
……濛々と立ち込める煙の中、数度咳き込む声がする。それはあの短槍の男であった。彼は自分の得物を杖にし、よろめきながら立ち上がると誰ともなく叫んだ。
「なんだよ、なんだよこりゃあ!」
「――ゴーレムだな、こりゃあ」
短槍の男の叫びに答えたのは、彼より一回りも大きな黒い影だった。……その時戦況が変わった事を、ユーリーフは魔力の糸を伝って理解する。
双剣が一度跳ね上がり、土煙を裂き一つの影が宙空に躍り出る。
一拍遅れ、カルネブラストに深い衝撃が走った。
現れたのは赤いマントを羽織り黒い全身鎧を纏った大男だった。両手に持った双剣の左は、……ゴーレムの胴。その中央にしっかりと狙いを付けている。
双剣の男が左手を一閃すると、切っ先は悍馬の胴に突き刺さる。内部の機構が砕け散るのと、双剣の男が着地するのは殆ど同じであった。
ゴーレムは黒から白に代わり最後は砕けて消える。後に残ったのは罅割れたチェスの駒程の彫像だった。
「こ、これがゴーレムだって……?」
その様を、短槍の男は恐る恐る覗きながら呟いたのに対し、双剣の男は左の刃を血振るいして埃を払った後答える。
「ゴーレム遣いの中でも、パルトニルの傀儡廻と呼ばれる奴らがいる。……壊滅したゴーレム教団の直属で、対人戦闘に長けた連中だったらしい」
彼はそう言うと、双剣を鞘に収め。
「パルトニルの傀儡廻が使うゴーレムには二つ特徴がある。一つは殆ど人と変わらない大きさのゴーレムである事、もう一つは普通のゴーレムと違って複雑な絡繰を仕込んでる事だ。……今のこいつ等みたいにな」
そうして魔術師の群れを掻き分けて、やって来たのはまたもや全く同じ黒い全身鎧を纏った二人だ。弓と錫杖。得物も鎧と同じく豪華な装飾が施されている。
「おお、黒鎧隊! 黒鎧隊が来たぞ!」
たちまち周囲から歓声が上がった。黒鎧隊、この街で一番の冒険者徒党の者達はその歓声に応じる事なく、悠然とこの場に入って来た。
ただその中で、双剣の男だけがバルレーンを見て右手を挙げる。バルレーンもそれに右手を挙げて応じた。
「やぁ、久しぶりだね盗賊さん。あの後、冒険は上手く行ったかい?」
「お陰様でね。しかし、奇遇だねこんな所で会うなんてさ」
「何がどう転ぶかなんてわからないよな本当」
お互いが苦笑し合う中、双剣の男は一度ゆらりと身体を揺らしたかと思うと、瞬間双剣を顔の前に十字にして構える。両足は地面に落とし、何時でも次の動きを取れる様にし。
「ここからは我らがお相手しよう。貴公達二人は、相応以上の冒険者と見た」
双剣の男がそう言うと、バルレーンは自分の口元に針を当て一瞬考える素振りを見せた後、自分の足元に転がっていた瓦礫を四つ程蹴り上げる。
「一手ご教授」
「承知した」
このやり取りは詰まる所、実力を見せろという事である。蹴り上げられた瓦礫は放物線を描いてそれぞれに向かった。
双剣の男は風切り音が一度したかと思うと、その瓦礫が十字に切断され刃には刃毀れ一つしていない。弓の男はただ一度手を閃かせたかと思うと瓦礫に四射矢を命中させた。錫杖の男は一度古代語を呟いたかと思うと瞬間落ちた雷で瓦礫を消し飛ばし、槍の男は瓦礫を穂先に乗せたかと思うとそこから曲芸師の如く球を描く様に瓦礫を弄び――
「一手ご教授」
「承知した」
先程彼女が言った言葉と全く同じ物を放った後、まるで投石器の様にそれをバルレーンに射出する。瓦礫は縦横無尽に高速回転し一直線に彼女に向かった。
バルレーンはそれを一度右手に髪の様に細い針を握ったかと思うと、それを進行方向上の瓦礫に投擲する。接触した直後瓦礫と針は撹拌し、それでようやく常人にも何が起こったか見える様になった。約十メートルもの彼我の距離の中間。そこで瓦礫と針が互いを喰らい合う様に甲高い音を立てて高速回転し、十秒弱程滞空していた。その後地面に落ちた後も回転はしばらく生き続け、三十秒程してようやく止まる。
「見事」
槍の男がそう言うと、黒鎧隊全員が構える。対してユーリーフがバルレーンに対して話しかける。
「……あの面白びっくり人間は、全部バルちゃんが担当だからね」
「こうなったらこれで行こう。これをこうして、こうして、こう!」
そう謝るユーリーフを後目に、バルレーンは右手を出し一本ずつ指を折る。
「……どういう意味?」
「脳筋言語で皆殺し」
そう言うと、赤髪の女盗賊の姿は次の瞬間掻き消える。一体何が起こったのかとユーリーフ以外の誰もがざわめき周囲を見回す。弓の男の鎧が砕け散り、彼が地面に伏したのはその直後であった。まるで爆破の呪文を浴びたかの様な音が響いた後、胴部の真ん中が砕け爆ぜ、番えていた弓を取り落とした後に膝から崩れ落ちる。そして、そこには後ろで纏めた髪の先を口元に当てる赤髪の女盗賊の姿があった。
「倒す瞬間、目があった。流石射手だけな事はある、この〈時霞〉の中で視線を交わせるとは――人界の冒険者も捨てた物じゃないね」
「い、何時の間に!?」
「たった一秒、いやそれにも満たない一刹那で事足りる。……生き物の身体っていうのは、常に三割程度の力で動いている。頭は一秒で一千万の物事を本来切り分けているが、実際は七つぐらいしか知覚していない。
バルレーン・キュバラムって言うのはね、そうした枷を自由自在に外して肉体を操る事が出来るのさ。
頭の機能を上げ、身体に魔力を通す事で知覚できない筈の時の隙間をこじ開け自由に動く……なんて事もね」
槍の男が一瞬の隙を突いて柄を走らせ、錫杖の男が古代語で再び雷を放つ。しかしバルレーンは槍の穂先の上に一度足を着け、そこから逆さのまま宙空に躍り出ると再びそこで掻き消える。
雷が彼女にいた場所に落ちるのと、ひゅぱっという音が重なり、一拍置いて錫杖が落ちる音。……誰もがそこに目を向けると、そこには錫杖を持っていた黒鎧の騎士が全身の鎧の隙間に針が突き刺されて倒れていた。
まず間違いない、あの女は本物である。巷によくいる名前を騙った存在ではなく、彼女は本当の暗殺者バルレーン・キュバラムなのだ。
「これが、こんな存在がバルレーン・キュバラムと言うのか! こんなの、最早人間じゃないだろう!」
誰かがそう言うと、槍の男が音にもならない叫びを上げながら粉塵を巻き上げて槍を振るう。破れかぶれの様に見えるが、その実この行動に意味があった。音や光より早く動くのを捕らえられないなら、絶対に避けられない粉塵を巻き上げて可視化すればよい。そこに勝機がある。
如何に早く動こうと、重力と空気の揺らぎは誤魔化せない――粉塵は広く行き渡り半径十メートルにも及んだ。白兵戦に持ち込まれるなら十分な間合いである。
瞬間、槍の男の右端の土煙が揺らぐ。槍は左で弧を描く最中であり、恐らく彼女はそこを狙うだろう事を彼は瞬時に察した。
その隙を突く刹那を、双剣の男は見逃さなかった。彼は音も声も無く、槍の軌道を紙一重で避けてバルレーンの間合いに入り二つの刃を合わせ――まるで鋏の様にして――迎え撃つ。
互いに信頼し合う仲間同士ならではの一手であった。如何に速く動こうとも、けして避ける事は出来ない機会と間合いで放つ死の一撃である。……そうして二人が勝利を確信した刹那、その未来は捻じ曲がる。
「この身体は理念で出来ている。刃は効かんよ」
ただ一瞬、そう聞こえた直後槍の穂先と針は刹那の交錯をし、柄を走ったかと思うと槍の男の命に届いていた。
――これが、バルレーン・キュバラムである。
ここで彼が取ったのは左右の剣を逆十字の形に構える事だった。敵は速く、仲間達は鎧の隙間から急所を突かれて倒されている。ならば腕と足を犠牲にしても急所を守って後の先を取るのだ。守るのは胸と首。乱舞する土煙が敵の軌道を教えてくれる。
土煙が一度唸りを見せる。それは彼の背後に続いていた。
「それを読んでいたぞ、バルレーン・キュバラム!」
左の剣を即座に捨て、身体を左に回してそのまま左腕をわざと針に当てに行く。同時に右の剣を握り締め、露になっている敵の顔に向けた。捨て身の一撃である。しかし――
「見事な一手だ。これが凡百のバルレーンだったら、間違いなく君の勝ちだったよ」
大陸に伝わる風聞の中で、バルレーン・キュバラムという名は様々な側面を持つ。
かつて大陸が動乱の時代を迎え、現在全土を統べる王国が興った時、既に彼ないし彼女は伝説の暗殺者としてその存在をまことしやかに伝えられていた。
曰く、怪力の持ち主。
曰く、手を翳すだけで命を奪える。
曰く、時の鎖から抜け出す術を知っている。
曰く、男でも女でもない者。
曰く、エスカオズに降り立った稀人。
曰く、薄暗がりに潜む怪。
曰く、血を好む化生。
曰く、暗命剣なる秘奥を振るう悪鬼。
曰く、脳の見せる幻影花。
曰く、〈紫鳶の座〉なる暗殺者集団の頭領。
曰く、万年を生きる不老不死の者。
そのどれもが胡散臭さに彩られ、歴史の闇の中へかの存在を埋没させている。しかし、真実と虚構は常に紙一重。いずれもが真実であり、そして虚実である。
――そしてこれも同じく真実であり虚実であった。
曰く、暗命剣なる秘奥を振るう悪鬼。
「これが世に名高い〈紫鳶の座〉のバルレーン・キュバラムの秘奥、命を刈り取る闇世の剣――暗命剣だよ」
その技は、人体の専門家たるバルレーン・キュバラムならではの技だ。人体に存在する急所と、それを経由して繋ぐ生命力の流れ道たる経絡を利用。人体の何れかの箇所に針を突き刺した後、魔力を流し込み一瞬の内に経絡の全てを流し込んだ後、魔力を実体化させる事で急所全てを刺激させ絶命に至らせる絶技。それが〈暗命剣〉である。
彼の手から剣が落ち、全身の一切から力が抜ける。体勢としては両膝から崩れ落ち、跪くかの様に。
「何故だ……何故、これ程の力を持つなら、何故……」
息も絶え絶えとなって吐き出したそれが彼の最後の言葉となった。
「そ、そんな黒鎧隊が……」
この場の最高戦力が倒された事により、残された冒険者と魔術師達の士気は瓦解した。中には逃げ出す者さえおり、黒いローブの男はそれを何とか纏めようとする。もう攻撃という状況では無かった。
そんな慌ただしい喧噪の中でひっ、という声が彼女の耳元に入る。その声に目を向けると、そこにいたのは見知った顔が一つ。短槍を握った男である。そんな彼に対し、バルレーンはあの時の酒場と変わらず陽気に挨拶を交わす。
「やぁ、おっちゃん! 久しぶり! こんな所で会うなんて奇遇だねー」
「お前、お前は……ッ」
「で、結局の所偏見は身を守った?」
しかし、その返事は何拍経っても返って来ない。不審に思ってバルレーンは彼に近寄り、右手人差し指で少し押すと彼はその場に崩れ落ちた。完全に意識を失っていた。
「身を守ったのは偏見じゃなくて、恐怖心って所かな?」
「……他の人逃げちゃったけど良いの? これをこうして、こうして、こうするんじゃなかったの?」
ユーリーフが右手の指を折りながらそう言うと、バルレーンはあっけらかんとして答えた。
「ま、一番信用がある黒鎧隊は倒したからね。後に残るのは仕事途中で逃げ出した雑魚共、ギルドも誰も信じる奴はいないさ。……後は情報屋にお金を積んで偽の情報を流して、ボクが二週間適当な奴に化けて、声のデカい奴の言う事を潰しまくれば正体がバレる事はないよ」
「……見敵必殺、じゃなかったの?」
「冒険者としてはもう、死んでるし」
そう言った直後、バルレーンの耳が風切り音を拾う。それは外壁の影に隠れていた冒険者であった、息を殺して今の今まで狙い澄ましていた弓の一撃を放ったらしい。同時にバルレーンは針を投擲するが、本来は矢の中心を貫き、射手の命を奪うそれが僅かにずれる。
針は射手の眉間を穿ったものの、さりとり矢は傍にいたユーリーフの胸を貫いた。
矢は心臓を深々と貫き、黒髪の女魔術師の細い身体は一切の力を失ってその場に膝から倒れ込む。即死であった。
「あ、ごめんユーリーフ」
それに対し、バルレーンが返した返答は何時もと変わらぬ――まるでうっかり彼女の物を落としてしまったかの様な物だ。仲間が死んだというのに、そこには悲しみも驚きも一切ない。一周廻って異様な不気味さである。
――その時、ユーリーフの死体は突如咳き込み、血反吐を吐いた。
右手を心臓の矢を引き抜くと、まるで水に溺れたかの様に咳き込みながら荒い呼吸を収め、彼女は涙目になりながら立ち上がる。……そのあまりにも淡々とした蘇生の直後、ユーリーフはじろりとバルレーンを睨んだ
「……もう、ここまで死ねなくなってきちゃった」
瞬間、ユーリーフの胸を中心にして異変が起こる。黒髪の女魔術師の背後、肩から頭にかけて二重円の赤い光が現れたかと思うと、ユーリーフの胸がまるで鍋に入れた水が沸騰する様に湧き上がり、傷が跡形もなく塞がった。
神の血が与えるのは、文明喰らいの炎だけでない。その不死性もユーリーフに与えたのだ。
その現象を、魔術師達の中ではリザレクションと呼ぶ。これが神の血を投与したものの代償である。彼女は死ねない、何が有っても恐らくはその血が死を拒むだろう。
ふと地面から何かが蒸発する様な音がした。黒髪の女魔術師が音を辿って目を足元に向けると、彼女の右の爪先で文明が発生していた。
土の微生物がユーリーフの落とした神の血の一滴に呼応、僅かなひと時の間に億年にも渡る程急速的な進化を遂げて知性を獲得し、武器を文化を薬を生み出し靴裏に収まる程の巨大都市を形成していたのだ。
「……権能が、漏れちゃった」
そしてユーリーフは、それを右のブーツの底で踏み潰してにじる。神の血を投与された事による不死性と神の持つ力たる権能の獲得、それが今のユーリーフを蝕む物だった。これがゴーレム教団の業の一つである。
「どんどん人間離れしてくね、ユーリーフ」
「……それ、バルちゃんにだけは言われたくない。それに、わたしは人間のまま死ぬんだもの」
ユーリーフ――ユーファウナ・ルアルフォス・アルンプトラは、生き続ける限り戦いを生む。かつて存在したゴーレム教団の直系の遺児という立場、そして神の血を投与され神格として変貌し続けてる身体。……彼女を手に入れる為にどの勢力も躍起になって永遠に相争うだろう。
ならば、せめて人としての死を願う事の何がいけないのか。そして、自らを殺せるに足る剣士を見つけた時彼女は乞うたのだ。
銀の髪に、金の瞳。緑色のローブを羽織り、何の変哲もないただ一本の剣で全てを引っ繰り返す剣士。
――……どうか、その剣で再び終わりを……もう生きていたくないんです。
神鉄の巨兵を破壊した彼女ならば、きっと自分を終わりにしてくれるだろうと思った。しかし、刃が振るわれる事はなかった。
彼女は涙を零し、まるで年端のいかぬ少女が痛みにうずくまるかの様に彼女の前に跪いていた。刃を地面に転がしながら。あろう事か彼女を救った剣士は自害を試みようとする度、自分が傷つく事も躊躇わず止め続けたのだ。
「ファンは、女を斬れないよ。女を斬るくらいなら、あいつは死ぬだろうね」
言いにくい事をずけずけというバルレーンのこういう所がユーリーフは嫌いだ。この女の嫌な所は一見強かで頭が回る陽気な女に見えるが、その実人の心というのを何も知らないが故にずけずけと壁を壊していくのだ。
喩えるなら、母親になんでと問い続ける幼い子供と同じなのである。人には、直視したくない事があるというのを理解出来ないのである。
「……わかってるわ、そんな事。痛いくらいにね」
当の剣士はと言えば今まさにガノンダール邸内部を駆け抜けてる頃だろう。
思えばファングインが、あれ程までに個人に固執したのは初めての事だった。その理由を差し引いたとしても、ユーリーフはそれが羨ましく感じる。
アスフォデルスは、ファングインに求められてる。……自分の様に勝手に付いて行ってる訳じゃなく、あの剣士自体が求めているのだ。
――その因果が喩え、悲劇しか待っていなかったとしても。
ユーリーフには、それが死の誘惑を少し晴らしてしまう程に羨ましかった。
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