楽しく読ませていただきました。gokuiと申します。
これは短編ではもったいない作品ですね。秀一の奈々に対する思いや、桜についての思い出、いじめに対しての秀一の考え方など、秀一目線の、もっと伏線を張り巡らした長編で読んでみたいです。
とはいえ、久しぶりにいい作品を読ませてもらいました。ありがとうございます。
作者からの返信
gokuiさん、コメントありがとうございます!
>これは短編ではもったいない作品ですね。
確かに、もう少し物語の背景やふたりの気持ち、またイジメる側の視点なども含めて、深堀りした内容にしてみたいですね。
>久しぶりにいい作品を読ませてもらいました。
そのように仰っていただき、ものすごく嬉しいです!
数ある中から拙作をお読みいただきまして、本当にありがとうございました!
今後もそのように仰っていただけるような物語を紡いでいきたいと思います。
編集済
コメント失礼致します。
第一話の桜の樹の描写が大変印象に残っております。秀一さんの心の有り様を象徴しているように美しくて、奈々さんの光が届いて本当に本当に良かったと感じました。
暗く険しい道を抜け出した、若い2人の行く道が、あたたかで穏やかなものでありますように。素敵な作品をありがとうございました!
作者からの返信
紫波さん、コメントありがとうございます!
また過分なご評価を賜りましたこと、この場を借りて厚く御礼申し上げます。
ひとはそれぞれ自分の桜を心に生やしていて、人生と共に記憶や思い出の花を咲かせたり、散らせたりしているのではないか。そんな妄想を文章にしてみました。
奈々の囁くような叫びは、秀一を照らす陽光となって、枯れ果てた桜に小さな希望の若葉を芽吹かせました。きっと秀一の桜は、これから奈々との花をたくさん咲かせて、また満開になっていくことでしょう。
素敵な作品と仰っていただき、感謝感激です!
お読みいただきまして、ありがとうございました!
下東さん、こんばんは😊
最後は爽やかな二人が手をつなぎ、笑い合いながら木漏れ日の中を歩いていく姿で良かったです。
イジメって本当にやってる方は、相手の気持ちも考えずにどんどんエスカレートしていくんですよね。
周りは、自分がターゲットになるのが怖くて助けることもできない。
でもそんな中でも、奈々ちゃんは以前助けてくれた江口くんのことを忘れずに勇気を出してチャット仲間に訴えて居場所を聞き出してくれて、何とか危機一髪で命を救うことができて良かったです。
一歩遅ければ命の保証はなかったかもしれませんね。
重いテーマでした。
作者からの返信
この美さん、こんばんは。
たくさんお読みいただき、ご評価まで賜りまして、本当に恐縮でございます!
イジメがエスカレートしたりするのは、こんなつまらない承認欲求やマウンティングを狭い人間関係の中で求め続けるからじゃないかなと思います。それが第一優先になってしまうから「冗談だった」「ふざけていただけ」「殺すつもりはなかった」という言葉がイジメる側から出てくるのではないかと……。
ひととの関係がどんどん希薄になっていく現在、心の教育が重要なのではないかと素人ながらに強く思います。
お読みいただきまして、ありがとうございました!
生死の境に堕ちながら、自身の行動を悔いる事がない。
生還してもなお、他人を助けようとする心遣い。
まさしく、漢の中の漢!
彼の行く末に幸有れ!
作者からの返信
わたくしさん、コメントありがとうございます!
また本作にもご評価を賜りまして、この場を借りて厚く御礼申し上げます。
秀一くんは、自分を見て見ぬ振りした佐倉さんを恨んでなどいません。
彼女が自分を助ければ、またターゲットが彼女に移ることを理解しているからです。
「大丈夫だよ。僕が守るよ」
中々言えない言葉だと思います。
佐倉さんという太陽が隣にいることで、秀一くんの桜もまた美しい花をたくさん咲かせていくことでしょう。
お読みいただきまして、ありがとうございました!
助かって良かった!
こういう頃のいじめは、どんどんエスカレートしていって歯止めをかけてあげなけばけない。止めるべき先生は見て見ぬふり。いじめっ子も殺人犯にならなくて良かった。大事にしたいテーマのお話ですね。
作者からの返信
オカンさん、コメントありがとうございます!
また本作にもご評価を賜りまして、この場を借りて厚く御礼申し上げます。
オカンさんの仰る通り、イジメはエスカレートしていく傾向があります。
それはきっと物語の中にもあるように、仲間内で「ナメられたくない」「ビビっていない」ことを示すつまらないプライドが元になっているように思います。
学校側が当てにならない現状を鑑みると、イジメられた側が弁護士などを通じて、学校を介さずに法的対応を行うことが有効な対抗方法なのかなと思います。
>いじめっ子も殺人犯にならなくて良かった
はい、これは不幸中の幸いです。
ただ、最近はひとの心を忘れてしまったかのような子もいるようです。
ひととの関係が希薄の一途を辿るこんな時代だからこそ
心の教育を充実させてほしいなと思います。
お読みいただきまして、ありがとうございました!
下東 良雄様、こんばんは! コメント失礼いたします。
自主企画へのご参加ありがとうございます!
江口くんが助かってよかった……。ハラハラして一気に読み進めてしまいました。命に関わるような傷害事件を起こしておいて、『イジメ』の一言では済まされませんよね……! 犯人たちにはしっかりと罪を償ってほしいです。
これからは江口くんと佐倉さんのふたりが幸せな日々を過ごせますようにと願いながら読了いたしました。素晴らしい作品をありがとうございました……!
作者からの返信
ジャックさん、コメントありがとうございます!
また過分なご評価を賜りましたこと、この場を借りて厚く御礼申し上げます。
昨今、残酷なイジメの実態が報道されることが増えてきました。イジメがエスカレートするのは、こんな「仲間内でのマウンティングの取り合い・承認欲求」が原因のように思います。自尊心を満たそうとするために、他者を傷付けたりすることは許されることではありません。
イジメへの対応は、学校へクレームを入れるのではなく、弁護士を通じて警察に被害届を出すところからスタートするべきだと思います。また、学校は監督責任として、教室への監視カメラ・マイクの設置などを進めるべきではないかと……。悲しいですが、もう性善説を説ける時代ではなくなりました。。
イジメの手から佐倉さんを救った江口くんは、イジメによって死の淵に立っていたところを佐倉さんに救われました。苦しい時、お互いに手を差し伸べ合えるふたり。きっと幸せな時を過ごしていくことになるでしょう。
素敵な企画に参加させていただき、またお読みいただきまして、ありがとうございました!