第3話 ブロント・アリバランのゲーム実況!

俺はブロント。ブロント・アリバラン。

勇者チューバーとしてゲーム実況者をしている。


そんな俺に1か月1万ゴールド生活のオファーがきたんだ。

俺は考えた。飲まず食わずで生活すれば、ほとんどお金がかからずに高い金額を残して王者になれるんじゃないかなって!


ゲーム実況配信して寝る生活。食費ほぼ0でいける。天才だろ!


「今から配信を始めます!俺は1か月1万ゴールド生活に参加します!!!」


『おー、面白そうじゃん!』

『ゲーム実況で電気代どうするの?』


「あ、電気代のこと忘れてた。さすがにゲームと実況は離せないや。俺の生きがいだもんな。その代わり、食事制限する。食べない。飲み物も公園で水を飲む事にする!」


『風呂はどうするんだい?』

『タオルで体をふくとかするのか?』

『くっさそ~~~!あたし、リスナーやめまーす!』


「お風呂か、タオルで拭くという案採用します。ゲーム実況以外のコストは出来るだけ節約してゲームを楽しむ。それが正義だな!」


『トイレはどうするんだい?』


「トイレかー。大は1回で流すけど、小は何回か貯めるか~~!」


『トイレはちゃんと流すんだな!偉いぞー!』

『水道代普通にかかりそうじゃない?』

『まあ、食費が大きく減るのは大きいんじゃないかな!』

『毎日おいしい飯の話をして食べ物に恋しくしちゃうぞ~~!』


「大丈夫。食べないで生活してやる。楽しいゲームに夢中になれば食べる事は忘れるさ!」


『15日ぐらいで空腹で倒れるんじゃねwww』

『実況中に飯の話題をみんなですればお腹空いたって思わせられるんじゃね!』

『飯の話題で盛り上がって空腹加速スレ!』

『クーフク!クーフク!骸骨魔天クーフク!』

『ハラヘッターと賢者の飯!』

『食べ物の話題で1週間たたずに食べないの諦めるに1億ペリカン!』


「おいっ、メシテロ系発言は禁止にするぞ、そういう子と言われると腹減るんだよなー。早くも企画倒れするんじゃないかなこれ・・・」


「それはさておき、今日はスター・ブレイカーを遊んでいくぞ!」


スター・ブレイカー。

それは、宇宙を旅するSFRPGゲーム!

数々の惑星を旅して、そこで悪い宇宙人や怪人と戦っていくアクションRPG。

今流行ってるゲームの一つだ。


俺はRPGゲームが大好きだ。コマンド式のRPGやアクションRPGが大好きだ。

特にクリスタルワールドを旅するFFシリーズは最高に盛り上がる。


『おー、スタブレかー!』

『このゲームは人気だよなー!』

『バーチャル・ファイターズでリスナーと対戦とかがよかったなあ』

『格ゲーはまたの機会でしょ、たまにやってくれるけど、ブロントは大体RPGゲームを配信する勇者系チューバーだもんな』

『ブロントさんはRPG世界で勇者として冒険する感じがイケててかっこいいからな』


こうして、今日はゲーム実況を楽しんでめっちゃ盛り上がった。

数日後・・・大変な事になることも知らずに・・・

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