第2話 ティンク・カーベル 7日目
何日間か平凡な一日を過ごしていった。
そして7日目!
「今日はお花畑に行くよ~♪楽しい自然に囲まれにいくよ~♪」
今日はお花畑でピクニック♪楽しい楽しいピクニック
綺麗なお花に囲まれて楽しい日
お友達のフェアリーにも会えるかなー♪
「あっ、ティンクじゃん!」
「こんにちは~」
あの子は知り合いの妖精チルルとリトル。
チルルは青い髪をツインテールにしてる小柄なアイスフェアリーの女の子。
リトルは緑の髪をサイドテールにしている大きめのフェアリーの女の子。
あたしティンク・カーベルは緑髪のショートボブかなー。ちょっと長めのボブだね~♪
「あたし、1か月1万ゴールド生活に参加してるの~♪」
「お~、すごいじゃん!」
「フェアリーの中でも結構飽き性なティンクがあーきた!とか言わないといいね」
そう、あたしは飽き性なの。
妖精族は飽き性な子が多いんだけど、その中でも結構飽き性なんだよね。
でも、今回の1万ゴールド生活は楽しいから、続けられるといいな~って思ってるの。
「このお花、いい香りしそうじゃない?」
チルルは紫色の毒々しいお花・ポイズンダミーを指さしてた。
「駄目だよ、チルルちゃん!このお花はポイズンダミー。毒草だよ!近づくと毒で倒れちゃうよ!」
「ごめんごめん、きれいなお花だったからつい・・・」
チルルはあんまり利口じゃないんだけど、妖精族でも結構自由な発想と活発な元気な性格で、みんなを元気づけてくれる。
あたしも元気もっと出てきた♪
「ななぐさがゆを作ってみたよ!みんなで食べよう!」
あたしはみんなでななぐさがゆを食べたらもっと楽しく出来ると思って
1万ゴールド生活の中で煮込んだななぐさがゆを見せて、みんなで食べるのを誘った。
「あたいもかき氷持ってきたよ!食べない?」
「チルルちゃん、人の物!食べたら駄目!1万ゴールド生活中だから」
「ごめん、ななぐさがゆくれるお礼に分けてあげようと思ったのに」
1万ゴールド生活のルールとして、他人から食べ物とかもらっちゃ駄目って言われてるの。
チルルちゃんの気持ちに心から感謝だけして、遠慮させてもらった。
「いただきま~~す!」
みんなで食べるななぐさがゆもおいしかったし、3人でお花畑を飛び回って、色々なお花を吸うのも楽しかった。
今日も楽しい一日になりました♪
チルルちゃん、リトルちゃん、ありがとね~♪
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