緋紅と孤独の交わる先は


 緋紅は紫苑に背を向けた。彼女が抱えている感情の大きさからしても、紫苑と二人きりにすることは良くないと緋紅は分かっていた。だが、紫苑がそう切り出すのであれば、彼なりに何か考えがあるのだろう。


 緋紅は二人を振り返らず、そのまま『紅焔の死域』へと向かう。


「……ああ、あった」


 部屋の隅に、そのままぽつんと置いていた絵へ緋紅は早足に駆け寄る。鞄を脇に置いて四角い額縁に触れると、ひんやりと冷たくて、少しだけ荒んだ心が落ち着いた。


 絵画は、緋紅を否定しない。勿論、描く絵によってはそうではないことだってある。それでも、絵画を描くときに心が揺れることもなければ、悪意を持たれることもない。


「この絵も、誰かを救うことが出来るのかな」


 緋紅は、思わず絵画へそう語りかけた。紫苑は昨日、緋紅の絵には感情が宿っていると言っていた。その言葉に、随分と驚いたのを覚えている。緋紅にとって、自分で描く絵は何も宿っていないように見えるのだ。無機質な色を否定と取るか肯定と取るかは、いつだってその人次第である。


 この絵は、数週間後に納品予定のものだ。最後の仕上げをするために、一度自宅へ持って帰る必要がある。とりあえず、扉の入口へ置いておこう。


 緋紅が歩きながら空を見上げれば、雲が空を完全に覆っていた。重たく張り詰めた空気は、そろそろ雨が降りそうな予感がする。


 雨は、絵の保管にあまり向かないのだ。もしも紙にカビでも生えてしまったら、せっかくの作品が台無しになる。まあ、数日置く分には構わないだろう。雨に濡れてしまったらいけないから、なにか被せておかなければ。絵に水滴は付けたくないと思いつつ、緋紅は廊下へ繋がる扉に手をかける。


 _____ばしゃっ!


「…………え?」


 大きな水音と共に襲った衝撃、そして全身を覆う冷たい感覚。一瞬、何が起きたのか緋紅は理解出来なかった。


 しかし、纏まりついてくる濡れた洋服や自分から滴る水滴を見て、水を被ったのだと悟る。それも少量ではない。全身が濡れていて、服が重さを増していく。雨が窓から吹き込んだ、なんて量ではない。


「どうして、水が……じゃなくて、そんなことよりも……!」


 緋紅は両手で抱えていた絵画を急いで確認するが、キャンバスは全体的に濡れ、絵の具も随分と滲んでしまっていた。防水用のカバーも掛けていない絵画が水に濡れてしまえばどうなるかなんて、誰にだって分かるはずだ。


「天羽さーん!」


「そんなに濡れてるのに、自分よりも絵画の心配?」


「さすが、『紅玉の姫君』だねー!」


 きゃはは、と笑う甲高い声に緋紅は振り返った。


「……あなた、たちは」


 そこにはバケツを持った女子が四人ほど立っていた。その顔も声も、全て明確に覚えている。






「ねえ、天羽さん」


  紫苑が『紅焔の死域』に通い始めたばかりの頃。


 講義が終わり、『紅焔の死域』へ向かおうと緋紅が席を立ったとき、名前を呼ばれて振り返れば、かつて緋紅へ嫌がらせを行っていた女子生徒がそこには立っていた。ご丁寧に、後ろには複数人の女子を連れて。


「最近、『紅焔の死域』に『紫の公爵』が入り浸ってるって噂、本当なの?」


 彼女達の言葉に、軽く息をつく。ああ、これだから彼とは関わりたくなかったのに。今のところ、緋紅にとっては、こうやってどうでもいいことで呼び止められてまで、紫苑と接したいわけではない。


「『紅焔の死域』は『紅玉の姫君』のアトリエじゃん。つまり、冷泉くんが天羽さんに会いに行ってるってことになる。違う?」


「あの美術室は、私のアトリエではないわよ。現に、私は毎日教授へ旧校舎の鍵と許可証を取りに行ってる。私は貴女達の質問について、否定も肯定もしないわ、真実が知りたいのなら本人に聞きに行きなさい」


 一つ一つ女子生徒達の言葉を丁寧に正す。緋紅の突き放すような冷たい態度を分かっていたかのように怯まない者や、怒りに顔を歪める者がいた。


「へえ……案外、偉そうに言うじゃん。うざ」


「あら、私がにこやかに真実を語るとでも思ったのかしら」


「そんなことないよ。……ただ、やっぱりそうなんだって思っただけ」


  女子生徒の内の一人が、そう言って笑った。その不気味な笑みに、なにが、と緋紅は努めて冷静に言葉を返した。


「天羽さんは、冷泉くんのことが好きなんだね」


「…………え?」


 思わず、音が落ちた。言葉として意味を持たない緋紅のそれを、彼女は掬いとって擽る。


 冷泉紫苑が、好き。以前であれば肯定できたかもしれないそれは、彼の音を聞いて失望してしまった今となっては、どうすることもできない。


 緋紅が一人の世界を彷徨っている間に、そっと飛び込んできた暖かな希望の音。求めていた世界を見せてくれた紫苑が、緋紅は好きなのかもしれない。


 しかし、それを目の前の彼女達と同じだとは思わなかった。彼女達のそれは歪んでいるものの愛であることには間違いない。


「え、なに。そんな顔、初めて見たんだけど。もしかして無自覚だった?うわあ〜、厄介なんだけど」


「何を、言って……」


「厄介だし、邪魔かな」


「……っ!」


 つらつらと言葉を並べる彼女達に、緋紅の思考は全くついて行かない。言葉の意味は分かっても、心が理解することを拒んでいた。


「天羽さんが、一番邪魔だったね」


 胸の前で組んでいた腕を、さらに握り込む。少なくとも、彼女達には決して見せてはいけないはずの何かが溢れだしてしまいそうだった。喉の奥が焼けていくような感覚、そうにも息がしずらい。


 緋紅は、紫苑にとって彼女達の感情は邪魔なものだろうと思っていた。けれど、もし緋紅が同じ感情を紫苑に持っているのだとしたら。彼女達よりも、ずっと傍でそんな想いを持ち続けてきたのだとしたら、何よりも邪魔なのは____、


「天羽ちゃ〜ん!」


 ふと、空気が揺れる。声を辿れば、そこには先輩である千草の姿があった。至って普通の顔をして彼はそこに立っていた。と思えば、今度はにっこりと笑みを作って女子生徒達と向き合っている。


「あれ、なんかごめんね?天羽ちゃんに用があったんだけど……君達となにかお取り込み中だったかな?」


  緋紅が知っている声となんら変わりはない、いつもの声。外面がいい、というわけではなく、もともと彼がこういう性格なのだ。 緋紅はめちゃくちゃに乱された思考の中、ぼんやりと思う。女子生徒達は少し狼狽えながらも、千草に微笑みを返す。


「い、いえ、もう大丈夫です!」


「あれ、もしかして、三年の立花センパイ!?」


「千草センパイ、いつからそこにいたんですか〜?」


「ふふ……さあ、どうだろうね?じゃあ、天羽ちゃん行こっか」


 女子生徒には笑みを崩さずに、千草は緋紅に近寄る。握り込んでいた腕を掴んで引っ張った。千草はどんどん歩いていき、緋紅はそれに対して抗いもしない。


 ただ、彼女たちの表情や動きを視認するために振り返ろうとした……のだが。


「後ろ、見ちゃ駄目だからね」


 いつもより少し低くなった千草の低い声に諭されてしまう。


「あんな奴ら、天羽ちゃんの視界に入れなくていい」


 そう言われてしまえば、緋紅はもう何も言えなかった。


 千草が有無を言わさず連れてきたのは、中庭の外れにあるベンチだった。座った途端、ふわりと身体から力が抜けたのを感じる。


 それと同時に、とてつもない疲労感に襲われた。千草が現れたことで忘れていた息苦しさが今更になって戻ってくる。喉の奥が、胸の底が、熱い。思わず、緋紅は背中を緩く丸めた。


「天羽ちゃん?」


「ち、ぐささ……」


「え、ちょっと、大丈夫!?」


 千草が緋紅の背中に手をかけた。覗き込もうと地面に膝を着いた千草の顔が、視界に入る。


「はい。……少しだけ、疲れたんです」


「……そっか」


 あまりの苦しさに、緋紅は静かに目を瞑った。千草がその背中を擦り、とんとんと叩く。緋紅の回復を急かすわけでもなく、ただそこに千草が居るのだと教えてくれるような優しいものだった。


「廊下を通りかかったら、たまたま天羽ちゃんが見えて」


 ややあって、ぽつりと千草が呟いた。少し落ち着いてきた緋紅は小さく頷く。千草が聞いていたのは分かっていた。どこから聞かれていたのかは不明だったが、あれは確実に緋紅をあの場から遠ざけてくれるための動きだったから。


「もう、なんで全部抱え込んじゃうかな〜!ちゃんと話してくれれば、俺だって力になれるのに……」


「……これ以上、千草さんに迷惑は掛けられません」


「ううん、この件は俺も悪いんだ。紫苑に君の名前を教えたのは、俺だったからね」


「……天羽緋紅、って?」


「……うん」


 千草はきっと分かっている。あの女子生徒達が紫苑を歪みながらに愛していて、それを只管にぶつけられているのが緋紅だということを。そして、緋紅が一人で彼女達と戦おうとしていることも。彼女がそういう人間だということも。


「私は、償わなきゃいけない。千草さんだって、私のことを許したわけではないでしょう?」


「……それはそうだけど、俺には君を見守る義務があるんだよ」


「義務、ですか」


「うん、義務。あの子に託されちゃったからね」


  とんとん、とまた背中を軽く叩かれる。ゆっくりと緋紅は目を開けた。


 考えなければいけないことばかりだ。けれど今は、大仰な言葉も、互いに裏切られたと悲しむほどの強い信頼もない、そんな静かな関係性が緋紅には酷く心地よかった。






「…… ああ、なるほど」


 彼女たちの濡れている手、バケツ。聞かなくても分かる。ふつふつと沸き立つ怒りと絵画が台無しになってしまったことの哀しみを全て押し殺して、緋紅はわざと感情を乗せないように繕った。


「今日は、旧校舎が閉鎖されていたはずよ。……関係者以外立ち入り禁止という看板ぐらい、貴方達にも読めるでしょう?」


「そんなの読めなーい!っていうか、天羽さんの方が空気読めてないんじゃないの?」


「ほんとにねー。天羽さんのせいで私達、酷い目に遭ったんだよ!」


「……何を言っているのか、よく分からないのだけど」


 水の滴る感覚が気持ち悪くて、体が冷えていく。苦しげに脈打った心臓に、緋紅は唇を噛んだ。抱えたままの絵画が、軋んだ音を立てる。


「天羽さんが冷泉くんを好きだってあの子が言い出して、それからもうほんっとにやばかったんだよ!さすがに引いたもん!」


「そうそう、他の人の意見なんてぜーんぶ無視。しかも、私達が冷泉くんを好きって話してるとこ、いつの間にか録音してたみたいで、言う通りにしなきゃ冷泉くんに聞かせるぞって脅すわけ。あの子、何様なの?」


「今だってあの子、冷泉くんと二人で話してるでしょ?ほんと、マジでムカつく……私達、別に冷泉くんと付き合いたいわけじゃないし、最初はみんなそういう約束だったのに……裏切りやがって」


「それなのに、天羽さんは冷泉くんとお出かけまでして、楽しそうでいいなあ。うふふ、あの子は冷泉くんとお話出来て、天羽さんも……本当に、許せない」


 口々に、四人は感情を吐露する。緋紅はそれを黙って聞いていた。彼女たちの関係性に同情する気にもならなかったし、彼女達の言い分に腹が立つこともなかった。


 緋紅は、段々と痛みが増してきた頭で彼女達の話を整理する。


「つまり、私と冷泉くんの関係を勘違いしたあの子は、貴方達を脅すまでに暴走して、それがとても腹立たしいということかしら?そして、冷泉くんに近しい私にも腹が立つし、貴方達の絵がコンクールで最優秀賞を獲れない原因である私のことが気に入らない、と」


「まあ、だいたいそういうことかな!」


「あれ、入学したばっかりの時に嫌がらせしてたの、私達だって気付いてたんだ。さっすが天羽さん、頭も良いんだねー!」


 ずきん、と緋紅の頭が痛む。体が重くて苦しくて、寒い。もうここに居たくない。立っていたくない。それでも、彼女達の前で弱さを見せるわけにはいかなかった。


 頬を滑る雫が冷たいなと頭の隅でぼんやり思いながら緋紅は絵画を抱える腕を緩める。


「天羽さん、私はあの子やみんなみたいに、冷泉くんと仲良くないの。学科が違うのはもちろん、高校生の頃も知らなくって」


 ふと、一番大人しそうな女子生徒が口を開いた。声も、小さく震えている。見た目も振る舞いも随分と真面目そうで、こんな場面でなければ、普通の優しげな少女に見えた。


「でもね、私が怖い男の先輩に絡まれている時に助けてくれたの。格好良くて、素敵な人だと思った。冷泉くんに、あの時のお礼をちゃんと言いたくて……ただ、それだけなの。それだけ、だったのに……!ぁあああ、っあぁ……!ねえ、どうして!?」


 途端、彼女はがくりと首を俯かせ、弱々しかった声は劈くような悲鳴に変わる。他の女子生徒達も驚いたのか、目を丸くしていた。


 あまりの豹変ぶりに緋紅も身の危険を感じて、一歩後ずさる。こつり、と床と靴裏が擦れる音。緋紅がその音に気を取られ、視線を足元に落とした、ほんの一瞬。


「天羽さんっ!!」


「っ!な、……きゃっ!」


 彼女は、勢いよく緋紅に飛びかかった。避けることもままならなずに全体重をぶつけられて、いくら彼女が小柄といえども、今の緋紅には耐えられる力が残っていなかった。


 そのまま彼女に押し倒されて馬乗りにされる。打ち付けた背中をが痛み、思わず顔を顰めた。真下から見上げた彼女の目は、ぐらぐらと憎しみに燃えており、その手にはぎらりと銀色に光るものが。


「あなた、それ……まさか、冗談でしょう……?」


「うふふ、そんなわけないじゃん!天羽さんは分かってくれるよね、冷泉くんのこと、大好きだもんね?」


 震える彼女の右手には、鋏が握られていた。さすがの緋紅も、ここまでくれば恐怖を覚える。ひ、と喉の奥から悲鳴が零れ落ちた。


 駄目だ、逃げなければ。彼女はもう、正気ではない。下手に手を出せば鋏で刺されてしまうかもしれない、と身を捩って彼女を振り落とそうとするが、その判断は遅すぎたらしい。彼女はもう既に刃先を緋紅に向けてしまっていた。


「天羽さんも……私と、同じだもんね?」


「ぁ、う……え…………?」


 じゃき、と。何かを切り落としたような音が耳元で鳴った。反射的に目を瞑っていた緋紅は、ゆっくりと目を開く。覚悟していたような痛みは無かった。


「刺すと思った?ふふ。そんなことしたら、私、捕まっちゃうよ」


 ちゃき、じゃぎ、容赦ない音が数度響く。緋紅は、彼女の手が伸びる先に恐る恐る視線を移した。


「っなに、……っ!」


 彼女は、緋紅の長く伸びた髪を切っていた。じゃき、とまた一つ音が鳴って肩と地面に落ちる黒い塊。驚いて彼女を見上げると、鋏は緋紅の頭の上に移動する。そうして、緋紅の前髪に鋏を入れた。


「どうし、て……」


「羨ましいなぁ……冷泉くんに見てもらえて、みんなに認めてもらえて……私みたいな凡人の気持ちなんて、分からないでしょ?」


  ちゃき。緋紅の濡れたままの前髪が頬を滑り落ちる。目の前で起きたあまりの奇行に、抵抗すら忘れてしまっていた。思わず喉から絞り出た緋紅の声を聞いて、彼女は笑っている。


「ちょっと、さすがにやばいって!」


「やめてよっ、離して……!」


 呆然としていた他の女子生徒達が慌てて、緋紅に伸し掛かる彼女の手や体を押さえつける。流石に、いくらなんでもこの状況はまずいと思ったらしい。


 しかし、彼女は体を捩って抵抗する。そうしてそのまま、彼女が持っていた鋏が暴れて緋紅の手を数度切りつけた。


「……い、たい……っ!」


 じりりと痛みと熱を持つ手から何かが垂れる感触。女子生徒達の驚愕の視線を浴びながら、緋紅は口に出さずとも、これは血かなとどこか冷静に思った。


「あ、あ……ご、ごめ、ごめんなさいっ!」


 途端、緋紅に馬乗りになっていた彼女は血を見て冷静になったのか、大きく叫びながら震えだす。押さえつけていた他の女子生徒は、その大きな声に驚いたのか後ずさった。彼女から溢れる涙と、真っ青に血の気が引いた顔を見て、緋紅は思わず手を伸ばす。


「わ、私は大丈夫だから、落ち着い……」


「だめ、だめ!ごめんなさい!」


 だが、その手は勢いよく弾かれ、また叫び声が上がる。彼女は暴れるように緋紅から降りて、転びながらも部屋から走り去る。


 その姿を、残った女子生徒と緋紅は暫く呆然と見つめていた。 しかし、ややあって緋紅は自分の体の異変に気付く。


「……え…………?」


 鋏を向けられ、恐怖で速まったと思っていた鼓動が一向に元に戻らない。それどころか、ますます大きくなっていく。曖昧になっていく意識に手の指先が冷えて、感覚が薄れる。


「っ、……あ、れ」


「え、ちょっと、天羽さん!?」


 きん、と響いた声が不快で、緋紅は目を瞑った。酷く寒いのに、もはや遠くに熱さも感じる。床の変わらない温度が、今は安心できた。目の前には残された女子生徒たちがいるのに、起き上がるどころか目を開ける気力さえ、今の緋紅にはなかった。


「これ、まずくない?」


「でも、私たちは悪くないよ。あの子がやった事だもん。それに、そもそも部屋に閉じ込めとけって言われてたし」


「もう逃げた方が良くない?あの子も逃げたじゃん」


「そうだね、このままだと共犯にされちゃう!もう、あいつらふたりのせいにしたらいいんだよ!」


「天羽さんも、自業自得だよね。才能があるからって、調子乗ってさあ!あんたなんかがいるから、私達の作品は見向きもされないんだよ!」


「でも、手、怪我したから、もう絵も描けないかもね。ほら、もう行こ、逃げるよっ!」


 がちゃん、と扉の閉まる音が聴こえた。目を瞑っていても、なんとなく分かる。外からの光が完全に閉ざされ、それでも目の前で行われていた会話も緋紅にとっては雑音でしかなく、静かになって良かったとすら思った。

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